TAWフラクタル現象学の時代その15/自分はむかしからやさしかった…ってホント? | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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フラクタル心理学開発者がお答えします。ご質問をお待ちしております。

TAWフラクタル現象学の本はこちら

今、たくさんのかたがTAWフラクタル現象学に興味を持っていただいています。

 

悩みがあるから、と学んでみたけど、それはもうとっくに解決して、

それよりも、現象の仕組みがおもしろそう!

ということで、だんだんとTAWフラクタル現象学に

意識がシフトしてきたかたが多くなってきた、ということですね。

 

このシリーズは、9/11のイベント参加者の皆様の感想をご紹介しつつ、

TAWフラクタル現象学を解説しております。

 

------いただいた感想から-------

"諏訪智先生 & Taizan先生の体験のお話も

それぞれわかりやすくてとても参考になりました。

(何年ぶりかに拝見したちえ先生、確かに雰囲気が違うかも!)
一番よかったのは、やはり久しぶりに聞いた一色先生の現象学です。

現実から学ぶことや何にエネルギーをかけて思考を増やすのか、

TAWを知る意味など、コロナで一人になる時間が増えたタイミングで

改めてフォーカスするとても良い機会になりました。
アフガニスタンの階層の違いの話は、なるほど!と思いました。

過去の自分の作り出した思考に必要以上にお金や時間という

エネルギーを使っていたような気がします。

新しい視点、考え方を911という節目の日に教えていただき、ありがとうございました!"

-----------------

はい、ご参加、ありがとうございました!

 

11月3日には、時間の関係でお答えできなかった質問について、

お答えする予定ですので、

アクエリアス・ナビからのお知らせにご注目くださいね。

 

アフガニスタンの話ですが、

 

空間の遠いところは、時間の遠いところ、

 

というTAWの理論で、

 

遠い国は、自分の中の古い時間の表れだということがわかりますよね。

 

これは宇宙も同じで、科学者も同意見ですが、

 

地球上は例外にしてきたわけです。

 

本当は、地球上も同じしくみ。

 

さて、

 

みなさんは、子どもの頃を振り返って、

 

「あのとき、親がこれを教えてくれていたら…」

 

と思うことはありませんか?

 

たとえば、英語のレッスンに行かせてくれていたのに、

 

面倒になって、半年でやめてしまったとか。

 

ピアノを3年間やったけど、やめたいと言ったら、

 

親とケンカになって、

 

結局やめてしまったとか。

 

「もし、親の言う通り続けていたら、もっと大物になったかも」

 

と思えることがいろいろありますよね。

 

そして、「もっと私を怒って、続けさせてくれたらよかったな」

 

と都合の良いことを考えたりしますよね。

 

でも、それは残念ながら無理。

 

アフガンを見て、悟りましょう。

 

今だから、

「あのときこうしていれば…」と思うのですが、

 

その今の理解が、当時はなかったのです。

 

 

これ、すごく重要。

 

だから、親がもっと強く「続けなさい!」と言ったら、

 

あなたは反抗してゲームばかりしたかもしれないし、

 

もっと反抗的になって、暴力をふるったかもしれません。

 

 

結局、続かなかっただろうということです。

 

 

ここから学べるポイントはふたつ。

 

1.過去の自分は、とても未発達。

 

だから、

発達した人が、「あれをしなさい、これをしなさい」と言って、

ハイハイとやれるものではない。

 

→ これを歴史上、または現在の国際関係にみている。

 

精神の発達した国が、いくら

 

「男女平等にしなさい」と言ったって、

 

それはできぬ相談、ということですね。

 

これは、投影が十分に発達していない人には難しいのです。

 

 

2.現在の発達した考えを、過去にも持っていたと勘違いする

 

これは、TAWでは、「現在を過去に持ち込む」と言いますよね。

 

つまり、

 

合わせ鏡のような投影は、空間上だけではなく、

 

時間上にも生じます。

 

空間上の合わせ鏡とは

 

1.自分は攻撃的である。

 

2.それが投影され、攻撃的な人が生じた

 

3.あの人は攻撃的である。だから、こっちも攻撃しなきゃ。

 

………

 

時間上の合わせ鏡とは

 

1.自分はやさしい。

 

2.過去の自分にそれを投影して、自分は過去からずっと優しいと思い込む。

 

(3.過去の自分は愛情深くやさしかったのに、親が私を理解せず、怒った!

……が、事実だと思い込む)

 

4.そんなことがあったけど、私は昔からやさしかったと思い込む。

 

(真実は、意地悪だったので、親が怒り、それでおとなしくなって、やさしくなった)

 

ということです。

 

国際的な視点で国々をみると、

 

この2つがミックスされていますね。

 

 

つまり、「自分はやさしい。だから、この国もやさしくなるべきだ」

 

という論理で、

 

他国にやさしい国であるように押し付けるけど、

 

その国は攻撃的で、全然そうならない。

 

それで、抑え込んで、なんとかしようとする。

 

つまり、自分が攻撃的になる。

 

 

というかんじですね。

 

つまり、

 

過去には過去の、発達に必要なステップというものがあり、

 

未来から来た人に、

 

それを一足飛びに発達せよ、と言われても、

 

そんなの、ただの攻撃だろう!

 

と拒絶されてしまう、

 

ということ。

 

ですから、

 

自分のインナーチャイルドを自分で少しずつ大人にしていくしかない、

 

ということです。

 

 

ちょっと難しかったかも。

 

最後のところだけ、覚えておいてくださいね。

 

 

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