正解するカドで学ぶシリーズ、第４2回。
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さて、「アニメから学ぶフラクタル心理学・現象学」です。
ここでは、「正解するカド」から考えるヒントを拾っていこうと思います。
このブログで書く目的は、
フラクタル心理学、TAWフラクタル現象学について考察することで、
このアニメの出来不出来、アニメの真意などを
語ることではありませんので、
その点をご了承ください。
このブログの対象者はあくまでも
フラクタル心理学とＴＡＷフラクタル現象学を
すでに学んでいる方々です。
それ以外のかたには意味不明のことがありますので、
ご了承ください。
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41回からは、正解するカドについて
寄せていただいた受講生の皆さんからの考察を利用して、
論理的思考開発法について書いています。
ただし、かなり難しいです…(;^_^A
ですので、意味不明かもしれません。
意味不明だったらごめんなさい<m(__)m>
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今日は、昨日の課題１の答えですね。
－－－－－－－－課題１－－－－－－－－－－
以下の質問を受講生Ａさんからいただきました。
おかしなところはどこでしょうか？
質問１．下記の認識で間違っていないでしょうか？
このアニメの世界感をTAWに置き換えると
日本→表層意識
世界→深層意識①
宇宙→深層意識②
異方→深層意識③
ちなみに、私が返した答えは以下です。
一色
これは間違いです。
あなたが五感を使って体験しているものは
（真道はザシュニナに会っている）、
物質化した世界ですから、
ザシュニナも表層意識の世界に存在しています。
異方にも深層意識①②が当然あります。
異方は深層意識③を、
宇宙とはまったく異なる意味付けをした世界です。
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どうしてこんな間違いをしたか、
という点を考えるのでしたね。
さて、考えてみましたか？
考えてもわからなかったとしても、
大丈夫です。
これだけでは、答えづらいですよね(;^_^A
なにを答えていいかもよくわからないですよね。
ですから、今回の答えを見て、なにを考えるべきなのかを、
つかんでくださいね。
日本→表層意識
世界→深層意識①
宇宙→深層意識②
異方→深層意識③
これは、なんだか、正しいように感じますよね。
ここで「論理的思考開発法」としては、
うっかりはまってしまう思考の罠をみつけ、
それに入らないようにすると同時に、
それにはまって会話している人の話を
見抜こう、という目的があります。
そうすれば、頭を無駄に使うことが少なくなるからです。
ここでの罠とは、
知っている型にはめて安心すること
です。
なにかを考えるとき、
すでにある型にはめて考えること自体は、
とても有効なことだし、
それで展開できる論理もあります。
しかし、それが便利だからといって、
実際には、はめてはいけない型に
はめて考えてしまうと、
間違った論理展開をすることになりますね。
でも、意外と、
型にはめると安心して、自分で
「これで正しい」と思い込んでしまうのです。
それは特に、型（分類）の数が同じ場合。
ぴったりとはまってしまうので、正しいと感じてしまいます。
型の数が合わないと「これはうまくはまらないから、ダメかも」と
思いますが、
型の数（分類の数）が同じだと、
これで間違いない！
と思い込みやすいんですね。
ですから、こういう間違いをしないようにしましょう…。
という今回の内容でした。
別の例をあげてみましょう。
たとえば
分類１
惑星、恒星、太陽系、銀河
という４つの型は、
分類２
果物、肉類、魚類、穀類
と同じかというと、
……違いますね。
分類１ は、左のものを右のものが含んでいる分類です。
つまり、親子のような関係です。
惑星 ＜ 恒星 ＜ 太陽系 ＜ 銀河
それにたいして、分類２は、
４つとも同レベル、つまり、兄弟の関係です。
課題１では、一見、左右とも親子関係のように見えますが、
左 右
日本→表層意識
世界→深層意識①
宇宙→深層意識②
異方→深層意識③
親子関係なのは、左だけ。
右は、
異方は、この宇宙を含んでいないので
（含んでいたら、フレゴニクスが発生しない）
親子関係になっていない…
というわけです。
では、課題２です。
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受講生からの質問
質問２．
ワムは材質ではなく形が重要でした。
形は数式で表されるとしたら、
エネルギーの流れも形と同じ数式で表されることになります。
形が同じものには、同じようなエネルギーの流れがあり、
それが同じような 出来事を引き起こすという解釈になるのでしょうか？
それに対する一色の回答
（論理的問題点の答えではありません）
一色
形が同じものには同じようなエネルギーの流れがある、
というのは正しいですが、ワムに関しては違います。
ワムそのものはエネルギーを閉じ込める檻、
または通り道。檻の形があるだけで、
そこには、「出来事」を創り出すための
複雑な形はありません。
ワムから流れ出るエネルギーは電流ですから、
水のように単なる基本的な流れであって、
まだ意味付けはないからです。
「出来事」と呼べるものになるには、
エネルギーの流れの複雑な癖が必要です。
だからこそ、「これとこれは違う出来事」
と言える出来事が生じます。
そして、それに意味付けすることが必要です。
ただの電流の流れでは意味付けのある出来事は生じません。
課題２／受講生の論理的な問題点はなんでしょうか？
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ところで…
これに限らず、
異方は一元の世界である、
というコメントを何人かからいただきました。
これは、一元というものを勘違いしていますね。
なぜ似た間違いをする人が多いのかな？
と思ったのですが、
おそらく、
入門のテキストに、
深層意識３のことを「一元のレベル」
と書いてあるからではないか…
と思いました。
深層意識３と、一元は関係ないのですよ。
では、なんで
深層意識３が一元のレベルと書いてあるかというと、
深層意識３が、一元を知らないと、自分の意識だと言えないからなのです。
一元について簡単に説明すると、
この世界はすべて、自分の意識の投影。
だから、この世界には自分一人しかいない、
ですね。
とすると、
雲も太陽も、壁も鉛筆も、
すべて自分の意識が生み出したもの、
となります。
深層意識３は、構造的なものを生み出す無機質な世界です。
ですから、雲も太陽も、壁も鉛筆も含まれます。
それさえも、自分である、と言えるのは、
この世界が一元であるから。
その意味で、深層意識３は一元（を知らないと理解できない）レベル
なのです。
この場合の論理的思考の間違いは、
一元のレベル、
という「名前」と、
一元そのもの
を混乱させた、
ということになりますね。
ちょっとした違いに注意してくださいね。
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