サムライカウンセリング1 「営業マン・ジョンの小学校時代」12  | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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フラクタル心理学開発者がお答えします。ご質問をお待ちしております。

結婚願望があっても、

結婚できないのはなぜ??

 

それは、潜在意識が邪魔をするから。

でも、大丈夫、潜在意識は直せます!

 

 

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LDPは潜在意識を自分で知ることができる手法

 

今日は、LDPの締め切りです。

もし、アメリカ大統領選の選挙でLDPをしてみたいかたは、

ぜひ、コメント欄でLDPシートの要点を書いて送ってくださいね。

5番がなんのことか分かるように書いてくださればいいです。

 

LDPをご存じない方は、

2時間のワークを各カウンセラーが開催していますので、お問い合わせくださいね。

 

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ドラマシナリオシリーズ
「サムライ・カウンセリング」

第12回 


主な登場人物
マダム・マヤ(F.カウンセラー) 
サトル(マダムの弟子/ボディーガード/付き人) 
デービッド(弁護士) 
ロバート・セバスチャン (執事)  


舞台はロサンゼルス。
ウィルシャー通りの裏手に事務所を構える
老弁護士デービッドのところに、
今日も一人の相談者が現れる。
そして、相談者はベルエアに住む
一人の日本人女性を紹介されるのだった…。


第1回目はこちら。
 

前回までのあらすじ

会社の元社員ケインにハラスメントで訴えられたジョンは、
経営する会社が危機に瀕していた。
弁護士デービッドに紹介された日本人のマダムは、その原因は

ジョンが子どもの頃に友達をいじめていたことにあるという。
その晩、ジョンは、自分がマダムにしている態度を、自分の娘が
自分に対して取っているのを見て、はっとした。
だんだんとマダムの言葉が正しいことに気づき始めたジョンは、

マダムに再び会いに行くが、いたのはサムライ風の男、サトルだった。

そして、サトルはジョンに、30年前のことを土下座をして詫びろ、

と竹刀を振り回しながら言うのだった…。


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サトル、竹刀でバシッとジョンの肩を叩く。

サトル
その態度はなんだ! 今まで誰も知らなかった特急の解決法を

お前はタダで学ぼうとしているのだぞ。マダムの時間はもちろん、

今、俺の時間も奪っているのだぞ。それなのに、真剣にやろうとせず、

ただ時間つぶしのつもりなのか!? 

そんな態度だから、お前の人生はそこどまりなんだ!

ジョン

むむ…。わかったよ…。(神妙になって)

申し訳ございません。私が悪うございました。人の苦しみも知らず、自己中心的で、

自分が楽しいと思ったことをして何が悪い、と思っておりました。

そのために、あなたにとてもつらい思いをさせました。申し訳ございません。

サトル
繰り返せ! 100回繰り返せ!

ジョン
(ええ~?!と言いかけて振り向いたが、そのまま黙って)

…申し訳ございません。

私が悪うございました。人の苦しみも知らず、自己中心的で、

自分が楽しいと思ったことをして何が悪い、と思っておりました。

そのために、あなたにとてもつらい思いをさせました。申し訳ございません。

ジョン、少し頭を上げるが、神妙にしている。

サトル
そうだ。その言葉はお前の言葉だが、それは同時に、

お前を苦しませている相手が、

いつかお前に言う言葉でもある。

その言葉を真剣に言ってほしいなら、

お前が今真剣に言うことだ。お前が今まで、傷つけてきた相手にな。

ジョン

俺を苦しませている相手が、いつか俺に言う言葉?? …うーん…。

(自分を苦しませているケインが、いつか自分に言うだろうという気持ちで

言ってみることにした)
……申し訳ございません。私が悪うございました。人の苦しみも知らず、

自己中心的で、自分が楽しいと思ったことをして何が悪い、と思っておりました。

そのために、あなたにとてもつらい思いをさせました。申し訳ございません。

(ジョンの心の中の空想)
ケインが土下座して、自分に対して、一生懸命に詫びている姿が現れる。
(空想の)ケイン
申し訳ございません。人の苦しみも知らず…


何度も下げるジョンの頭、繰り返される言葉。時計。


いつの間にか、ケインが自分に謝っているのではなく、その姿が重なって、

ケインが自分、自分がルークになっている。

そして、自分がルークに心の底から詫びている。

サトルは仁王立ちになり、ジョンを監督している。

ジョンが、土下座を続けている。

ジョン
申し訳ございません。私が悪うございました。

人の苦しみも知らず、自己中心的で、

自分が楽しいと思ったことをして何が悪い、

と思っておりました。

そのために、あなたにとてもつらい思いをさせました。---

ジョン、突然涙があふれてくる。

ジョン
–-(それにハッとして…)

そうだ! 思い出した。俺、とんでもないことをしていた…。
 

ジョンの回想シーン/
場面1/小学校の校舎内/廊下


ジョン、ルーク、他3、4人のクラスメートが輪になって笑っている。

ジョン、突然、ルークの頭を脇に抱えるようにして、げんこつでルークの頭をグリグリやる。

クラスメートたちは笑う。ジョンの脇固めから放たれたルークは、皆が笑っているため、

無理して薄笑いを浮かべているが、苦痛の色がうかがえる。

場面2/小学校のクラスルーム、ジョン、ルークが隣の机に座っているクラスメートと

話をしている隙に、ルークの机の上の文房具を奪って教室の後ろのドアへ向って走り去る。

それに気がついたルーク、席を立ってジョンを追いかける。

回想終わり


ジョン
ルークを毎日みんなの前でからかって、あいつ、最初は笑っていたけど、

そのうちに俺を見るといつも下を向くようになった。

それで、俺もちょっと悪いかな、と思ったんだけど、自分が悪くないことを証明したくて、

またあいつをからかって、みんなを笑わせて、そしてふざけているだけだって

思い込ませようとしていたんだ。

本当は、あいつが嫌がっているのを分かっていたのに!

(つづく)

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自分が忘れたと思っていても、

自分は悪くないと思っていても、

あなたの潜在意識は知っています。

 

そして、その報復はちゃんとやってくるんですね。

 

あなたは、子どもの頃、友達をいじめていませんか?

 

あなたがいじめられたほうだとしたら、

その前に必ずだれかをいじめていますよ。

 

問題は、ジョンのように、「自分はいじめたんじゃない。楽しかっただけ」

 

と思っているということなんです。

 

だから、自分がしたことの報復が来たことがわからずに、

「自分は悪くないのに、こんな目に遭う」となってしまい、

人生が不運に満ちたものになるんですね。

 

心当たりがあるかたは、ぜひフラクタル心理カウンセラーのところに

相談においでくださいね。

 

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