便秘の人の心理と、そのなおしかた…その3 | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

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「フラクタル心理学日めくりカード」 今日の1枚↑

 

仕事をしているつもりでも、8割までの仕上がりで、あとは上司の仕事…と思っていると、いつまでも自信が付きませんし、上には上がれません。そして、そのうちに、「こんなに一所懸命しているのに、認めてもらえない…」と言いはじめます。これは特にに多い傾向です。

 

さあ、もう一歩大人になりましょう!

 

さて、便秘の問題で、相談者様から修正文をいただきました。

 

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あなたは自分が一人でできるようになったから、お母さんにかまってもらえなくなった、だから自分の気持ちが満たされなくて悔しいと思っているんだね。


出来るようになったらこれから先も一人でほっとかれてしまうと思ってすごく焦ったのね。

恐ろしかったね。


だからあなたはお母さんに心配してもらえば、お母さんを引き留められるし、

ずっとそばにいて自分をかまってもらえて、安心できると思ったのね。

 

(いいですね! このように、まず最初に、

どのような思考回路を通ったかという流れをまとめて書きましょう。

 

すると、思考回路が特定でき、修正の準備ができます。

 

その中に、「恐ろしかったね…」という共感の言葉を入れるようにします。

「悔しかったね」「悲しかったね」などの言葉を添えることもあります。

こうして、感情を引き出します。

 

このような思考回路は、感情を伴っていることが多いので、

感情を引き出すことによって、さらに思考回路が特定でき、

また感情のブロックそのものも修正できるからです)

 

それは間違いだよ。


あなたは成長して世話が必要なくなったから、お母さんが一人でやりなさいと言っただけなのよ。


もしずっとあなたがお母さんの世話を求め続けていたら

今頃は二人で×××者になっていたかもしれないよ。

そうすればずっとくっついていられるものね。

 

(動こうとしない人には、このようなネガティブな未来の予測をして、脅すのも必要です。

また、相談者様は50代ということですから、実際、このような思考がすでにかなりたまっており、

危険度が高い状態です。

ですから、脅しが有効になります)


でもそんなことはあなたの望みじゃないよね。

それでもあなたは一人でよく頑張ってきたよね。

偉いよね。

 

(インナーチャイルドをハッとさせ、気づかせ、そして、今までの実績を思い出させます)

 

さすがだよ。あなたはお母さんに心配してもらって世話されるのが愛情だと思っているかもしれないけれど、間違いなの。本当の愛情は、成長させることなのよ。

 

(まずしなければならないことは、愛の定義の書き換えです。

愛とは、世話をすることではなく、人を成長させ、

人がもっと多くのものを生産できるようにすることです)


あなたが成長したら、あなたは自分の欲しいものをより多く手に入れられるようになるの。

豊かになるし喜びがたくさんやってくるの。一人でできるようになることが成長なの。
いつも面倒見てもらって気にしてもらうことが愛じゃないんだよ。それは成長を邪魔することになるの。

損してしまうんだよ。だから成長するってあなたが得をすることなの。
 

(とてもいいですね!)

 

そうしたら、あなたはつまらない時間がぐんと減って、充実した時間を過ごせるよ。

あなたは欲しいものがたくさんあるよね。

できる女性になりたいし、輝きたいし、お金も欲しいし、そして何より素敵な男性と結婚したいよね。

 

(インナーチャイルドには、エサが必要です。

古い未熟な脳ですから、時間的な見通しや人間としての価値などはわかりませんので、

単純なエサでやる気にさせます)


それなら今すぐお母さんを手放して、お母さんも自分も自由にさせればいいの。
さぁ、お母さんから離れればあなたも自由になるよ。

 

(今、なにをすべきなのかを具体的に教えていますね。

親を手放さない人(あるいは親に束縛されていると思っている人)は、

このように、自分自身が(親ではなく)親をつかんで離さないのです。

ですから、その手を放すように促します)
 

そして自分の力で仕事をしてごらん。

お母さんのように仕事ができる女性になりたいのよね。

いつも美しくて元気でお金持ちで

女性としても母としても素敵な人になりたいんだよね。

 

(母親もできているのだから、あなたもできる、という励ましですね。いいですね)

 

それなら今すぐ自分で動いてみればいいの。

あなたにはやりたいことがあるんだよね。

でも、いろいろ考えると面倒くさくてとても一人じゃやりたくないと思ってしまうんだよね。

 

(やろうと思ったときに生じるであろう葛藤を予測して、先回りして制しています。

これはとても良いやり方です。
というのは、この回路はすでに脳の中にあるので、必ずこの回路が邪魔をするからです。

ここで先回りして、ブロックします)

 

でもね、大丈夫なんだよ。なんでもいいからできることから取り掛かってごらん。
そうしたら次にやることが見つかるの。

 

(ブロックして、別の道を促しています)

 


そうやって一つ一つ成長していくと、自分が誇らしくなるよね。

できるんだって喜びを味わえるよ。
すてきでしょう。するとあなたの目的がちゃんと手に入るんだよ。わくわくするね。

 

(チャイルドは感情脳ですから、「わくわくするね」という言葉がエサとして有効です)
 

もうお母さんを独占しなくてもいいんだよ。

ちゃんと自分で生きられるの。

そして人と手を取り合って生きていけるのよ。

それにはあなたのパートナーが必要だね。

 

(この部分は、相談者様には問題ありませんが、念のため、解説します。

 

依存心の多い人ですと、「自分で生きられる」と言うと、

自動的に、「一人で踏ん張って生きないといけないんだ~」という悲壮感が生じます。

 

また、「手を取り合って生きる」というと、

依存心の強い人は「やっぱり依存してもいいんだ!」と甘えが生じます。

 

この2つの危険性を避けるために、ここの文章をもっと細かく言うと、

 

「…自分で生きられるの。だからこそ、互いに依存的にならない関係で、人と手を取り合って生きていけるよ。それは素敵ね」という言い方にすると、上の2つの可能性を避けられます)


だからもう心を開いて結婚しようね。

あなたの理想の人を私が連れてきたよ。

大丈夫。結婚してもお母さんはちゃんとあなたを見守っているよ。


それに私がいつもあなたのそばにいてあなたの話を聞いているし、

ちゃんとリードするからね。安心していいよ。
大丈夫。あなたはパートナーと協力しあって幸せな家庭を創れるよ。

 

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はい。お見事です!!

 

これだけりっぱな修正文が作れるのですから、

今後も安心ですね。

 

では、これをインナーチャイルドに言い、

また同時に、

「絶対に治すと決めた!」と言いましょう。
今度は、この言葉が言えるようになっていますよ!

 

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