悩み相談/ 母親に勝ちたいのはなぜ? その5 親に従うべき? | フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

フラクタル心理学開発者から 心理分析を学ぼう

フラクタル心理学開発者がお答えします。ご質問をお待ちしております。




もう1年が半分終わりましたね

あと半年で一気に加速しましょう! ディズニー研修にご参加のかた、

7/28には私ともう一度、しっかり研修をしましょう!

再受講者のみ、参加可能です。

事故に遭わない人、変なものを見ない人、

泥棒に遭わない人などは、どうしてそうできるのか?

しっかりと現実をコントロールするには、

潜在意識のコントロールが不可欠です。

詳しくはこちら。


「全国発達障害 成長と能力開発の会」

一色真宇が顧問を務めておりますこちらの会、

第1回目はもうすぐです。

お子さんがちょっと心配…というかたは、ぜひご参加くださいね。

まだフラクタル心理学を知らない方に、ご紹介ください。


◆第1回目の活動ご案内


日時 2016年7月16日(土)10~12時
開催場所 ユニコムプラザさがみはら セミナールーム1
(神奈川県相模原市南区相模大野3丁目3番2号 bono相模大野サウスモール3階)
http://unicom-plaza.jp/access/index.html
参加費¥500
定員50人

(主催者より)
発達障害の子育てをしてきた母親達と
障害児施設勤務25年の経験を持つ先生が
おります。

実際に改善に向けて取り組んできたことなど
体験談を交えながら情報交換を行います。


主催 子どもも親も支援者も成長を目指す
「全国発達障害 成長と能力開発の会」


お申し込みはこちら。


--------------------
さて、相談者様の相談内容の続きです。

--------------------


また、親に対して聞き分けのいい子というのは、

なんでも親の言うことを素直に聞くということでしょうか?

親の前では親の好む服をきて、親が望むような子供を演じるとか。




→ まず、ここに、すでに抵抗が現れていますよね。

これは、こう言いたい人の言葉です。

「だって、親ってバカなのよ。

なんでバカな親の言うことを聞かないといけないの?」


まずは、親を尊敬することです。

少なくとも、

あなたができていない、

結婚、妊娠、出産、子育て、などをしてきたのです。

これはすごいことです!!

親への尊敬ができていれば、

このような言葉は出てこないので、

「なんでも素直に言うことを聞く」ってどういうこと?

というのを考えるのはやめましょう。

いまはほとんど無駄になります。


---------------------

私が今進もうとしている道を母親は反対していますが、

この状態のときは親の言うことを聞けということでしょうか。

---------------------


本来は、そのとおりです。

親は、あなたよりもあなたのことを知っています。

さらに、親のほうが視野が広いのです。

ですから、先が読めます。

もし、どうしても自分が進もうとしている道を歩みたいならば、

過去のことも、未来のことも、2度と親のせいにしないことです。

もしあなたが、親のせいにしないで生きてきていたら、

実は、親はあなたの選ぶ道に、なにも言わないのです。

親が干渉するのは、

あなたが自分の責任を負わずに生きてきたからなのです。


-----------------

今まで母に反発してきたくせに、自分で責任をとりたくないので、

進路など母に決めてきてもらった部分もあり、


-----------------

自分でよく気づいているので、これはいいですね。

自分がまだ、判断できない人間だということをよく知りましょう。



そして、そのうえで、

本当は、親は自分にどういうことを言いたいのかを、

素直に正座して、教えてもらうことです。


それをしないで片方の耳だけで聞こうとすると、

親も強く、意地悪な言い方で言うこともあります。

すると、またあなたは反発しますよね。


最初から相手が反発しているのがわかるときに、

平静に、何が悪いかを相手に教えられるひとなんていないのです。

親も例外ではありません。

だから、けんかになります。



自分は自分の責任を負ってこなかった、

正しい判断力がなかった、という反省と、

親への尊敬がなければ、

親の言う通りにしたとしても、

親が間違っていた、という証明をする人生になってしまいますよ。

-----------------

むかし、サイババがこう言ったと本に書いてあったのを

とても印象的に覚えています。




帰依者「サイババ、神を信仰することを親が止めるとき

(サイババに帰依することを親が止めるとき)、

どちらに従えばいいでしょうか」

サイババ「親です」

帰依者「えっ、それは驚きです。親なのですか?」

サイババ「そうです。親はすべてに優先されます」


------------------------

なぜならば、親と神は相似形だからです。

親を尊敬できない人は、そのうちに神も尊敬できなくなり、

いつか神を裏切ります。

ですから、まずは親を見直しましょう。

あなたにとって、間違ったことを言うと思うのは、

「親は間違っている」という証明をしたい人なのです。


そうでなければ、

親は良いことをするのに反対しません。

親は、未来の自分だからです。


-------------


むかし、ある漫才師が、次のように言ったのを覚えています。

「僕が、『オレ、漫才師になるわ!』

と言ったとき、

親は二人とも猛反対した。

でも、

そのときおじさんだけは、

『なったらいいやん』と言ってくれた。

だから、親は折れて、

自分は漫才師になった」



こんな話を聞くと、多くの人は、


親が間違っていて、

おじさんは正しいことを言った、


と思ってしまいますよね。


これは間違いです。

実際、

この漫才師は、いまだにただの漫才師で、

大した生活はしていません。

もし、この人がまじめに勉強して、

ビジネスマンになっていたら、

もしかすると、もっと成功していたかもしれません。



親は、大事な息子が漫才師で苦労するよりも、

目立たないけど、もっと人生をやりがいの

あるものにできる道を歩んでほしかったのです。


なんの責任も持たないおじさんだからこそ

「おもしろいからやってみろ!」

と人と違うことが言えるのです。

---------------

私もかつて、高校生のとき、

「私は通訳ガイドになりたい!」と言ったら、

父が

「やめときなさい。お前が思っているような仕事じゃないよ」

と言いました。

そのときは、「私はちゃんと、どんな仕事がわかっている!!」

思って反発したものですが、

今から考えると、

本当に、未来の私が父を通して言いたかったのだな、

と思いますね。



通訳は、あくまでも通訳であって、

自分がビジネスをするような人ではないのですから。

父は実業家だったので、

脇役よりも、主役のできる人になってほしかったのだと思います。


親は子どもより無知だから、

反対しているわけではありません。

誰よりも、

子どもの可能性を広げよう、

伸ばそう、

としているのです。

-----------------------------

各地のフラクタル心理学講師たちのセミナー情報はこちら。

全国のフラクタル心理学マスターコースの開催スケジュールはこちら