きのうは名古屋で上級最終日でした。
そして、すばらしいお花をいただきました!!
TAWは、上級までいかないと、TAWの本当の姿はわからない。
TAWは、初級から中級までで、かなり心理を教えていますが、
これは、脳の錯覚を取るには、被害者意識を取り去る必要があるから。
被害者意識がなくなってはじめて、
TAWの本当の理論が学べます。
それは、上級でやっと出てきます。
といっても、残念ながら、
まだ本格的なトータルなTAWの講義はなくて、
ちらちらと中級・上級のテキストに書いているだけですが。
8/25,26のイスリスの学会では、
心理はほとんどなしで、
歴史と地形と時間と空間の話をしますから、
本当のTAW理論をかいまみたい、というかたは、
ぜひお越し下さいね。
まだ受け付けています! (事務局へお問い合わせ下さい)
ところで、
名古屋のインストラクター、田中路子は、2003年から私のところで学んでいる人。
まだTAWがなかったころです。
セラピストとしての実績は2004年からあります。
2008年にTAWができたら、しっかりとTAWの講師になっています。
いまでは貴重な初級の講師です。
田中先生のセラピー件数は、主任講師黒須圭子にまさるとも劣らない数をこなしています。
だから、人の心がわかるし、伝え方もうまいですね。
田中先生は地の利が悪いところにいたのですが(昔は伊勢にいた)、
それでも着実にセラピストとしての実績を積み上げました。
東京に学びに来るときには、いつも夜行バス。
そして、二日の講座のあと、夜行バスで帰った後も仕事に直行。
それを続けた結果、貴重な初級講師になりました。
地方の方も、あきらめないでぜひ学び続けて欲しいですね。
さて、本日のTAW心理講座。
人は、自分にないものは見えないのです。
だから、自分が親を傷つけるようなことをしても、
自分はまだ親ではないので、
その痛みがわかりません。
すると、痛みがわからないので、
親がどうして怒っているかがまったくわからず、
親はひどいとか、親は八つ当たりしている、などと思うわけです。
仕事でも同様で、「自分はしっかり仕事をしている」という人でも、
うまくいかないとしたら、それは
全然、一般的な基準に達していないわけです。
しかし、自分がそれ以上を体験していないと、
自分の中にそれ以上の基準がないので、これに気づきません。
結局、自分にないものをどうやって見るかというと、
人の叱責の言葉をただ受け入れ、信じるしかないのです。
これが子どもの頃にできていたら、
大人になってもできますね。
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