スキーの形が一応完成すると滑走面を削り出すのですが、専門の機械を中古でなんとか見つけて譲っていただいたのですが、電源が200Vです!そんなわけで電気工事屋さんにお願いしているのですが、この大雪のため配線工事ができないで未だ手作業(´;ω;`)でして。
こんな感じで滑走面を削っております。プレスの終わった滑走面は若干の凸凹がありますのでフラットにするために金属スクラッパーでフラットになるまで根気よくゴシゴシします。
エッジと滑走面の関係ですが、エッジには滑走面とコアとの接着を完全にするためにフラップというバリのようなものが付いています。エッジの厚さが1.6mmでこのうちフラップの厚さが0.2~0.3になります。
そして滑走面の厚さが1.3mmありますのでエッジと滑走面のPtexを貼り合わせるとフラップの厚さだけ低くなります。この低くなった分を0.3mmの特注グラスシートで貼り合わせるとPtexのコア接着面が一応平滑になる計算です。
こんな感じ。ところが、いざプレスが完成すると滑走面に若干の凸凹ができてしまいます。コレを厚めの金属スクレッパーで削り出すのです。
購入したばかりの金属スクレッパーをスキーチューンナップ用のヤスリの上で角を少し斜めに削り約80°くらいまで鋭角にします。これで気持ちよく削りクズが出てきます。