チョロQ e-03 トヨタ86(ZN6) | ワイリーガレージQ

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私の趣味であるチョロQのコレクションとカスタムをメインに
その他おもちゃなどを紹介するのブログです。

今日発売になった、電動化された新たなチョロQ

通称「シン・チョロQ」ですが

実際のところ、どんな商品に仕上がっているかを

知るために1台買って来ました。

 

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 チョロQ e-03 トヨタ トヨタ86(ZN6)

 

今回第1弾として8台がラインナップされていますが

その中でも比較的造形の良かったトヨタ86をチョイス。

 

 

今回のシン・チョロQの発表時にも

この86がメインでイメージキャラを務めていました。

 

初回特典としてチョロQコインも同梱されています。

 

私か買いに行った近所の家電量販店は各1台ずつの入荷で

コントローラーの入荷はありませんでしたので

残念ながら入手できませんでした。

 

それではシン・チョロQがどんな出来なのか

レビューしていきます。

 

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ぱっと見、チョロQzeroの86に近い造形で

悪くはない出来です。

 

本体は成形色で、ライト類などに色挿しがありますが

チープな感じがします。

 

あと危惧してたんですが、やはり窓が塗り窓でした…。

90年代のチョロQ冬の時代に

久しぶりに発売されたチョロQの窓が一体成型になり

しかも塗り窓だという低クオリティだったオデッセイ・FTOを

リアルに体験してきた人間としては悪夢再びですねw

 

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あとサイズ感がSTDチョロQより、一回り大きいので

成形色のチープ感も伴い、少々モドQ感がします。

 

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フロント

 

今回86をチョイスしたもう一つの理由は

実はこのチョロQ、チョロQzero版とは違い

マイナーチェンジ後の仕様で商品化かれています。

MC後のグリル周りの造形がちゃんと再現されています。

 

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リア

 

テールランプには色挿しあり

どうせならマフラーにも欲しかったところです。

 

コインホルダーシールはありきたりのフォントで

メーカー・車名が書かれた味気の無いもので

末期STD・Qステア・ハイブリッドと続く悪夢を継承しています。

 

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サイド

 

全長が長めで、前輪の前・後輪の後ろが長い感じです。

ホイールベースが意外な事にちゃんとSTDサイズです。

 

アクションを意識してか、前輪はプラ製・後輪ゴムとなっており

ハイブリッドと同じパターンの仕様ですね。

 

ホイールは星型のモールドがあります

前輪は金属製のシャフト押さえがあるので見栄えはイマイチです。

 

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裏面はこんな感じでシャーシが幅広でタイヤが細いです。

見ての通り、前輪にステアリング機能は無く

スピンなどのアクションは左後輪のギア横にある

ピンが上がる事で回転する仕組みです。

 

公式が「Q極進化」とか言ってたけど

ハイブリよりも退化してる気がするんだけど…。

 

とりあえず通常のチョロQと同じ様に

ネジ止めされているので分解してみました。

 

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意外とぎっしり中身が詰まっています。

 

しかもまさかのボタン電池が上側マウント!!

収納の高さが要るから、R32のルーフが

あんな酷い造形だった原因が判った気がします。

 

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今回分解する時に後ろの爪がかなり外しづらかったです。

私はチョロQの分解に慣れてるので問題ありませんでしたが

電池の交換が必要な商品なのに

外しにくいというのはおもちゃとして問題なのでは?

と思いましたね。

やっぱり誰がやってもすんなり外せる仕様じゃないとね。

 

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ボディ内部には電池を押さえるステーが造形されてります。

これのせいで窓が塗り窓になったのが有力に。

仮にボディがクリア成形色でも

内部のこれが目立っただろうな…。

 

前のネジを留めるのにボディ側にナットを使い

それを固定する為の治具を2本のネジで留めるという謎仕様。

フロントのウエイトでも兼ねているのだろうか?

これがGT-RやRX-7のフロントの造形が

高い理由な気がします。

 

さらに左右のネジを外すと

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中身はこんな感じで、意外とデカイ基盤が入っています。

 

STDチョロQのシャーシ&エンジンと並べると

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こんな感じなので内部構造による

造形の制限が多そうなシャーシです。

ハイブリッド以上の悪夢ですね。

 

こりゃクーペ系ボディは後ろの電池のせいで絶望的ですね。

MR2やMRのフェラーリなんかは相性最悪でしょうね。

 

 

走りに関しましてはコントローラを買ってないので

100%の実力を発揮できていないので

軽く触れるだけにします。

 

プルバックさせる回数により動きが変わるというのは

面白いのですが、飽きるのも早そうです。

なんと言っても実際にゼンマイが巻かれる感触のない

プルバックはなんか心地が悪いです。

 

あと電動化によるカスタムの余地の少なさ

レースなど遊び方の公式からの提案の無さなど

子供に対して興味を持ってもらう要素が弱すぎる気がします。

 

せっかくなのでチョロQzeroの86と並べてみました。

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右:チョロQzero 左:シン・チョロQ

 

並べると造形の雰囲気はかなり似ています。

 

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直接聞いた話ではないのですが

今回チョロQzeroと被っている車種に関しては

トミーテックの方からデータの提供があったとの事です。

 

確かに被っている車種の造形だけが異常に良いのと

雰囲気がかなり似ているのでまんざら嘘ではなさそうです。、

 

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並べるとこんな感じにサイズがひとまわり大きいのが

判ると思います。

 

個人的にはこれはチョロQ車検違反で

STDサイズのチョロQと並べた時に

違和感が多少あるので駄目なポイントですね。

 

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造形を踏襲しながらも長いのが判ります。

ホイールベースはそのままなので

GTチョロQっぽくも見えますね。

 

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ちょっと写真にバースが付いちゃいましたが

フロントはバンパーの造形が違い

今回のはMC後の仕様なのが判ります。

 

最後に初回特典のチョロQコインの紹介

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真鍮製で真ん中に5円玉の様に穴が空いているのが特徴

意外と凝っていていい出来だったります。

 

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パッケージによると何故か日本製らしく

ほんまに凝っていた模様。

本体の方にもっとこだわりを持って欲しかったところです。

 

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せっかくなのでコインウイリー

 

しかしながらコインがコインホルダーに嵌りにくいという謎仕様。

色々と詰めが甘いです。

今回は強引に押し込んでいます。

 

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今回、実際に買って見ましたが

予想通り、微妙な商品でした。

 

なんで電動化しちゃったんだろうね。

電動化は一応Qステア・ハイブリッドでしてたので

目新しさはない上にステアリングが切れないんじゃ

むしろ退化してるし…。

 

「EV化の流れに着想」とか言ってたけど

一番のエコは電池を使わない「ゼンマイ」なのにねと

思わずにいられませんでした。

 

一応第2弾以降も、気になる車種のみは買って

今後どうなるか見届けたいと思っています。