Misuzu Fujita - Scriabin:Etude C♯minor, Op.2-1 | 田舎暮らしのブログ

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クラシック音楽鑑賞(ピアノ曲)を学習中です。

 
アレクサンドル・ニコラエヴィチ・スクリャービン(1872年1月6日 - 1915年4月27日)は、ロシアの作曲家、ピアニスト。作曲者自身はフランス語風に Alexandre Scriàbine(もしくは Scriabine)と綴ることを好んだ。英語では Alexander Scriabin, ドイツ語では Alexander Skrjabin となる。
1900年ごろからニーチェ哲学に心酔し、とりわけ超人思想に共鳴する。その後は神智学にも傾倒し、この二つから音楽思想や作曲に影響を受ける。
1909年から1910年までブリュッセルに住み、デルヴィルらのベルギー象徴主義絵画に興味を寄せつつ、マダム・ブラヴァツキーの著作にいっそう親しんだ。これにより、自らの芸術を神智学思想を表現するためのものとして考えるようになり、後期の神秘和音を特徴とする作品を残す。それとともに前衛的作曲家として国際的に認められるようになった。
 
スクリャービンは、《法悦の詩》において調性音楽から離脱したが、これはドビュッシーが《前奏曲集 第1巻》においてフランス印象主義音楽の音楽語法を完成させ、またシェーンベルクが《弦楽四重奏曲 第2番》においてドイツ表現主義音楽の開拓に突入したのとほぼ同時期のことであった。この点をもってスクリャービンは、現代音楽の先駆者の一人と認められている。
スクリャービンは自身が卓越したピアニストであったことから、自然とピアノ曲を数多く作曲した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
 
スクリャービン:《3つの小品》から 練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
 
♪神秘的な独自の音楽世界を築いた異色の作曲家
 
スクリャービンは19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した、ロシア出身の作曲家、ピアニストです。モスクワ音楽院では、同じピアノ学科のラフマニノフと主席の座を分け合うほどの腕前で、1オクターブにも満たない手の大きさながら超絶的な技巧を見せていました。
 
しかし、過度の練習などにより右手を痛めてからは次第に作曲にも力を入れるようになり、ピアノ曲を中心にその他、5つの交響曲などを残しました。
 
スクリャービンを語る上で外せないのが神秘学への傾倒で、特にプラバツキーの神智学から大きな影響を受けています。その関連から、色光ピアノという音と色を連動させる装置を用いたり、音楽に視覚や嗅覚までも取り入れた総合芸術の創作に熱意を傾けていました。
 
その成果は主に後期の交響曲や未完の神秘劇などに反映されています。
(クラシック名曲サウンドライブラリーから転載)
 
 
藤田美鈴 (Misuzu Fujita)
 
東京音楽大学卒業後、ハンガリー国立リスト音楽院への留学を経て、ブリュッセル王立音楽院ピアノ科修士課程修了。
 
・第 7回 マリオ・ポロヴィネオ記念テラモ国際音楽コンクールピアノ部門 第1位
・第 3回 グァルディアグレーレ国際音楽コンクールピアノ・ソリスト部門 第3位
・第15回 ローマ国際ピアノコンクール2台ピアノ部門 ディプロマ賞
 
「大阪交響楽団・特別演奏会」にて現田茂夫指揮・大阪交響楽団と、また大阪交響楽団首席ソロコンサートマスター・森下幸路氏、FM大阪くらこれ企画プロデューサー・吉川智明氏と共演。パーソナリティーをつとめるFM大阪「藤田美鈴のピアノカフェ」(毎月第2日曜日・午前10:55~11:00)では、「大人の優雅な休日」を演出する素敵なピアノ曲を紹介している。
(MISUZU FUJITA OFFICIAL WEBSITEより)