走ったりして、汗をかいた後はシャワーで汗を流すだけでなく、湯船にゆっくり浸かりたい。
湯船にゆっくり浸かると、疲れだけでなく、体の中のいらない物が体から抜け落ちるような気分になる。
そこで、走った後にお風呂に入ってみる。
湯船に足を伸ばして入ってみる。
すると、
日本人でよかった。
お風呂に入れてよかった。
なんて気持ちになる。
変なところで幸せを感じる。
風呂場の窓を少し開けて、外の空気を入れる。
風呂場の中の湯気と外の空気が混ざり合う。
湯気でボーッとした頭が少し覚める。
足を伸ばして、湯船に浸かっていると、思わず言葉が漏れる。
「ごくらく・ごくらく」
言った後で考えた。
どうして、こんな言葉がでるのだろう。
何の影響なんだろう。
後で、他の人に風呂に入って気持ちがよくなって、出てくる言葉を聞いてみた。
すると、最初の答えは「あーっ、気持ち良い」
だった。
そこで、「それでない場合は」と聞いた。
その時の答えが
「ごくらく・ごくらく」
だった。
この答えに満足。
やっぱり、同年代は何か影響を受けている。
何かがインプットされている。
11/13(金) ロサンゼルス④
12: 30 アトラクションショーを見て回る。
アトラクションショーは全部で5つある。
①スタントショー
西部劇の格好をしたスタントマンが3人出てくる。
拳銃やムチを使って、3人が飛び降りたり、転げまわったりして寸劇を見せる。
②スクリーンテスト
観客の中から10数人をピックアップする。
その人達をいろいろな格好に着替えさせて、シーンごとにカメラに撮る。
そして、それらをつなぎ合わせたビデオを後からみんなで見る。
シーンごとに撮っている時はどんなふうにつながるのか分からない。
でも、後で出来上がった作品を見たらよくつながっていた。
しかも、撮ったカットカットの間によく知られている映画のシーンが上手く挿入されていて、とても面白かった。
③アニマル・アクターズ・ステージ
ハトやタカ、犬や猿など動物が芸を見せる。
④マイアミバイス・ライブ・アクションショー
テレビのマイアミバイスのスタントショー。
たくさんの火薬を使った爆発シーンが繰り返される。
車など乗り物がスタントする。
ヘリコプターまで最後には出てくる。
なかなか面白くなっている。
⑤コナンの冒険
コナンの劇が行われる。
17: 10 ハリウッドへ戻る。
銀行でトラベラーズチェックを現金に換える。
バーガーキングへ行って、ワッパーを食べる。
これは鈴木君のおすすめだ。
21: 20 YMCAに戻る。
アトラクションショー(ユニバーサルスタジオ)



テスト勉強をする時に、答えを丸写しにして、「やったあー、テスト勉強が終わった。」と言う生徒がいる。
高校生では、テスト勉強でそのようなことをする生徒はさすがにいない。
高校生では、学校の宿題ではあり得ることだけれども、テスト勉強では答えの丸写しはテスト勉強にならないということが分かっているので、無駄なことはしない。
けれど、中学生ではまだまだテスト勉強でも答えを丸写しにしてテスト勉強をしたと思っている生徒がいる。
最低でも問題を読んで、考えてから、分からないところを答えを見ながら解くようにしようと言うと、
「だって、分からないんだもの。」というひと言でこちらの提案は却下されてしまう。
そのような中学生は、学校の宿題を提出するのに、提出日に間に合わせるために、答えの丸写しを行い、それが当たり前になってしまっているようだ。
答えの丸写しは勉強で、その行為は勉強したこととイコールだという感覚になっている。
残念ながら、そのようなことでは勉強ができるようにはならない。
最初から答えを見ながら問題を解いていく方法もある。
この場合は、ひと通り答えを見ながら始めに問題を解いてから、その後、今度は答えを見ないで再度、問題を解くようにしなければならない。
まだ、よく理解できていない場合はこの方法は効果がある。
つまり、答えを見ながら問題を解くのは別にまずい方法ではない。
何も問題すら読まないで、考えもしないで答えを丸写しにする方法がよくない。
そんな方法をして、勉強していると思っている場合は、考えを変えなければならない。
何も考えないで答えを丸写しにしていることは勉強していることにはならない。
ただシャープペンの芯を少なくしているだけだ。
そう思う必要がある。
11/13(金) ロサンゼルス③
8: 00 フロントで鈴木君と待ち合わせ。
バスに乗ってユニバーサルスタジオへ向かう。
バスの運転手や乗客が途中でシャトルバスが来ているので、それの乗ると良い、と教えてくれる。
言われた通りに途中でシャトルバスに乗る。
するとシャトルバスの中に、もう一人日本人がいて、3人でチケット売り場へ行くことにする。
9: 30 開園。
入るとすぐ前にバック・トゥ・ザ・フューチャーの車が置いてある。
まず、スタジオ内を見学してまわるツアーに参加することにする。
これは、トラムという乗り物(園内を回る小さなトロッコバスみたいな物)に乗ってスタジオ内を一周する見学ツアー。
列に並んだ後、とりあえず、トラムに乗り込む。
これに乗って、ちょっと行くと途中で降りて、そこを見学して、また乗り込む。
そんなことを繰り返すので、何番目のどこのシートに乗っていたのか覚えておく必要がある。
トラムから降りて、ひとつのコーナーの中に入ると、特撮がどのようにして行われたのか説明するコーナーがある。
それをひと通り見ると、またトラムに戻って、再び続きをまわることになる。
トラム移動中にいろいろと映画でおなじみのキャラクターがやってくる。
ジョーズは突然現れて、すぐに去っていってしまう。
だから写真はいつも撮れる状態でスタンバッている方が良い。
キングコングはすぐ目の前に迫ってきて、なかなか迫力がある。
サイコの建物と氷河探検という所では中に入ると、中がぐるぐる回るようになっている。
そのため、乗っているトラムまで傾いたような感覚にとらわれる。
11: 30 スタジオ見学ツアー終了。
ユニバーサルスタジオ見学ツアー



「宇宙兄弟」第21巻 小山宙哉作
前の巻で月ミッションに任命されそうになったのが、ゲイツの一言で取り消しになってしまった主人公の南波六太。
今回は月ミッションに任命されるために全力をかけて向っていく。
この漫画はちょっとぬけているような主人公の六太が夢に向かってあらゆる難関に立ち向かっていく姿が気持ち良い。
今回も六太が月ミッションに任命されるための条件としてゲイツに出された月面基地運営コストの1億ドル削減に向かって奮闘する。
1億ドル削減は俺たちを諦めさせるための方便だと言う仲間に「だからこそ、チャンスとも言える」と言い切る六太。
この姿勢が仲間を集めて、できそうもないこともやり遂げていってしまう。
これが面白いところだ。
今回はISS廃止の署名を六太が集めていると疑ったせりかが六太たちが集まっているファミレスに行く場面が感動的だ。
六太達の隣のテーブルに座って六太達の話を聞いているせりかと絵名。
六太が話していることはISS廃止の署名活動ではなく、ISSを守る署名活動の話だった。
このシーンは感動的だった。
この漫画は笑いもほどよく入れて読みやすく、そして感動的なところが必ず一つは入っているので尾を引く。
11/12(木) ロサンゼルス②
13: 30 ハリウッド通りへ向かう。
今日はYMCAに泊まるつもりでYMCAを探す。
YMCAにて宿泊の手続きをする時に「バス(風呂)があるのか」と聞いたら、「ない」という返事が返ってきた。
共有シャワーを使うのだという。
ちょっと嫌だなと思ったけれども、宿泊取り消しにするのは面倒くさいので、2晩泊まる手続きを取ることにした。
指定された部屋に入ってみる。
洗面所もない。
つまり、すべて共有というわけだ。
シャワーは3つあるが、仕切りのカーテンもない。
シャワーを浴びている姿が丸見えだ。
「まあ、いいか」
だんだんと共有による丸見えに感覚が麻痺してきたようだ。
16: 00 ハリウッド通りとサンセット通りを歩いてみる。
別にすごい感激というような感じはない。
変わった感じもなく、大した感想もない。
18: 00 夕食をとる。
YMCAにもどる。
部屋のドアをフロントが開けることになっているので、フロントに行かなければならない。
フロントに部屋に入りたいことを言いに行くと、フロントが忙しそう。
だから、ロビーに行く。
ロビーで「地球の歩き方」を読んでいる日本人がいるので、話しかける。
彼の名前は鈴木君で、アメリカに半年間位いて、年内はいる予定なのだそうだ。
自分は明日、ユニバーサルスタジオに行く予定だと言うと、鈴木君も行きたいと言うので、一緒に行くことにした。
部屋に戻って、その後、シャワーを浴びに行く。
戻って横になったら眠ってしまった。
鈴木君と

ユニバーサルスタジオ



「下町ロケット」池井戸潤著を読んだ。
前から読みたいなと思っていた。
今回、池井戸作品を読むのは初めて。
非常に面白くて、久しぶりに続きが読みたくて眠れなかった。
源氏鶏太作品、高杉良作品を好んで読んでいた時代を思い出す。
やっぱり、サラリーマン小説、企業小説は胸おどる。
今回は読んでいて3回ほど目頭が熱くなってしまった。
体中の血液が沸騰した。
とにかく、テンポよく物語が進んでいくので、読みやすい。
しかも、事件がいろいろ絡んでくる。
あっという間に読み終えた。
最近、読む本が上下巻というのが多かったので、1冊で終わりというのは、早く読んだという感じを強くする。
この「下町ロケット」も「等伯」と同様に直木賞受賞作だ。
直木賞受賞作には面白いものが多いようだ。
この「下町ロケット」はロケット打ち上げ失敗により責任を取って宇宙科学開発機構の研究員をやめた佃航平が父の死により家業の製作所を継いで会社を発展させていく物語。
と言っても、当然会社には試練の矢がこれでもかと刺さってくる。
それを周りの社員などと取り除いていく。
働くことは誰のためなのか。
情熱を持って仕事に打ち込むことができることは幸せなことだ。
夢に向かって進むことは大変だけれども、夢に向かって進む者にしか得ることができないものがある。
そんなことを感じさせながらロケットが飛んでいく。
11/12(木) ロサンゼルス①
6: 00 ロサンゼルスに着く。
待合室で2時間ほど眠る。
8: 30 ダウンタウンへ出かける。
通りが想像していたのより汚れていなかった。
浮浪者みたいな人も町に少なく、金をくれと言ってくる人も少ない。
通りがそのような通りなのかもしれない。
ちょっと、汚くて浮浪者が多い町を歩きすぎたのかもしれない。
観光局へ行って地図を1ドルで買う。
地図を見てもあまり参考にならないようだった。
係員の一人に日本人がいて、日本語で話しかけてきた。
RTDのバスマップが局を出た所にあると教えてくれる。
バスマップをもらって、その後明日行く予定のユニバーサルスタジオの券を買う。(2ドル割引)
アコムセンターに郵便局があるのか確認をする。
スーパーでメールボックス、ひも、カッターを買う。
そのメールボックスに買ったTシャツと本とカップを入れて出すことにする。
入れる物があまりに多くてトレーナーは入らなかった。
Sea MAILで10ドルだ。
ロサンゼルスの町中を歩くことにする。
一応、ブロードウェイ通りとヒル通りを歩いてみる。
ブロードウェイ通りは、そんなに心動くものがない。
ヒル通りは金・銀・宝石の店が多くある通りのようだ。
なんか通りがみんな汚い感じがする。
サンフランシスコよりはきれいだけれど。
緑がほとんどない。
ユニバーサルスタジオ

自分にとって悪かったことが忘れられない人がいる。
忘れないようにしているとさえ感じる人がいる。
それに対して、自分にとって悪いことは、いつの間にか忘れている人がいる。
忘れようと努力をしているわけでもない。
いつの間にか忘れてしまっている。
同じ出来事でも、このように人によって受け止め方に違いがある。
ある出来事があって真剣に悩む。
その時は、どうしていいのか分からず、右往左往する。
じゅうぶん右往左往した後は、忘れてしまうのが良い。
しかし、これがなかなかできない。
いつまでたっても、残ってしまう。
そのことを考えれば考えるほど、心に深く残ってしまう。
それなら、考えないようにすればよい。
ということになるけれど、それができれば苦労がない。
分かっているけれど、なかなかできない。
ただ、そんな出来事があった時に、「なぜ、自分ばかり」と考えると、なかなか心からなくならない。
いつまでも、心に残ってしまう。
でも、「自分が試されている」「自分は選ばれている」というように考えると、いつの間にか心からなくなっていく。
11/11(水) サンフランシスコ⑩
17: 30 No.8のバスに乗ってツインピークスへ。
カストロ前で乗り換える。
18: 30 ツインピークスに着く。
ツインピークスはサンフランシスコの夜景で有名な二つの丘。
今回は夜景を堪能する予定。
ガイドブックにはバスを降りたら丘を登っていけばよいと書いてあった。
でも、あたりが暗くなっていて、丘へ登る小道が分からない。
ちゃんとした道があるだろうと、あたりをウロウロしたが道が見つからない。
しかたがないので、始めの所に戻って草がなくなっているような感じの所を歩いて登っていった。
周りが暗いので、こわかった。
そして、ついに丘の上に登った。
すると上はちゃんとアスファルトで道ができていた。
なあんだ。という感じになって夜景を見ることにする。
それほど感動するほどの夜景ではない。
一応、夜景を見ながらツインピークスをぐるりとまわる。
今度はちゃんとした道を下っていく。
すると、やばい。
かえってバスストップからどんどん離れていってしまう。
困ったなあ、と思いながらも道なりに下っていくしかない。
最終的に下るとバスストップからだいぶ離れた所に出てしまった。
大きな通りに出たけれども、ここはどこなんだろう。
地図を見ていたら、婦人が声をかけてきた。
話をしてみると、結局はいちばん最初のバスストップの所へ戻るという結論になった。
そこまで歩いて行ってバスを待つ。
なかなかバスが来ない。
ちょっと不安がよぎる。
あたりの暗さも不安を倍増する。
30分位待ってやっとバスが来た。
バスをカストロで降りて乗り換える。
パウェルステーションで降りる。
タッドステーキで夕食とする。
21: 30 グレイハンドのバスターミナルに着く。
ツインピークスからの夜景

