走ったりして、汗をかいた後はシャワーで汗を流すだけでなく、湯船にゆっくり浸かりたい。
湯船にゆっくり浸かると、疲れだけでなく、体の中のいらない物が体から抜け落ちるような気分になる。
そこで、走った後にお風呂に入ってみる。
湯船に足を伸ばして入ってみる。
すると、
日本人でよかった。
お風呂に入れてよかった。
なんて気持ちになる。
変なところで幸せを感じる。
風呂場の窓を少し開けて、外の空気を入れる。
風呂場の中の湯気と外の空気が混ざり合う。
湯気でボーッとした頭が少し覚める。
足を伸ばして、湯船に浸かっていると、思わず言葉が漏れる。
「ごくらく・ごくらく」
言った後で考えた。
どうして、こんな言葉がでるのだろう。
何の影響なんだろう。
後で、他の人に風呂に入って気持ちがよくなって、出てくる言葉を聞いてみた。
すると、最初の答えは「あーっ、気持ち良い」
だった。
そこで、「それでない場合は」と聞いた。
その時の答えが
「ごくらく・ごくらく」
だった。
この答えに満足。
やっぱり、同年代は何か影響を受けている。
何かがインプットされている。