小学4年生の4月の算数の学習は「大きい数」「折れ線グラフ」となります。
① 大きい数
② 折れ線グラフ
以上を学習します。
① 大きい数
一億・一兆
千万を10個集めた数を一億という。
千万の左の位を一億の位という。
千億を10個集めた数を一兆という。
千万の10倍が一億
千億の10倍が一兆となる。
一兆は一億の10000倍となる。
10000万は一億
10000億は一兆になる。
大きな数を読むとき右から順に4けたごとに区切ると読みやすくなる。
26/4321/0000/0000
読み方
二十六兆四千三百二十一億
大きい数のしくみ
ある整数を10倍にすると位は1つ上がり(左へ)
10000倍ごとに位が万、億、兆となっている。
10倍・100倍の数
(1) 600億の10倍の数
位が1けた上がるので6000億
600億×10=6000億
(2) 500万の100倍の数
位が2けた上がるので50000万
50000万は5億となる。
500万×100=50000万
50000万は5億となる。
(3) 70兆の
位が1けた下がるので7兆
70兆÷10=7兆
(4) 2億の
位が2けた下がるので200万
2億÷100
= 20000万÷100
= 200万
整数のしくみ
(1) 3兆5000億は1兆を3個、1000億を5個合わせた数
(2) 4兆8000億は1000億を48瑚集めた数
(3) 2億7000万は1億を2個、1000万を7個合わせた数
(4) 3億5000万は1000万を35個集めた数
(5) 1000億を63個集めた数は
63000億→6兆3000億となる
大きい数の計算
たし算の答えを和といい、ひき算の答えを差という。
かけ算の答えを積といい、わり算の答えを商という。
1300000は130万
200000000は2億
大きい数の計算では万、億、兆などをつけて計算すれば分かりやすくなる。
大きな数の計算をするときは数字の部分どうしで計算すればよい。
50億-40億
= (50-40)億
= 10億
大きい数のたし算
(1) 27万+38万
= (27+38)万
= 65万
(2) 40億+56億
= (40+56)億
= 96億
(3) 1億4000万+2億8000万
1億4000万は14000万
2億8000万は28000万と考えて
=14000万+28000万
=42000万
40000万は4億なので
42000万は4億2000万となる
= 4億2000万
大きい数のひき算
(1) 82億-19億
= (82-19)億
= 63億
(2) 25兆-18兆
= (25-18)兆
= 7兆
(3) 6兆5000億-3兆7000億
6兆5000億は65000億
3兆7000億は37000億と考えて
= 65000億-37000億
= 28000億
20000億は2兆なので
28000億は2兆8000億
=2兆8000億
大きい数のかけ算
数字の部分どうしでかけ算をする。
(1) 86億×3
= (86×3)億
=258億
(2) 24億×37
= (24×37)億
= 888億
(3) 6300億×4
= (6300×4)億
= 25200億
20000億は2兆なので
25200億は2兆5200億となる
= 2兆5200億
大きい数のわり算
数字の部分どうしでわり算をする。
(1) 630万÷9
= (630÷9)万
= 70万
(2) 196億÷14
= (196÷14)億
= 14億
(3) 2兆4000億÷12
2兆4000億は24000億と考えて
= 24000億÷12
= (24000÷12)億
= 2000億
折れ線グラフ
(1) 折れ線グラフ
点と点を直線でつないで折れ線で表したグラフを折れ線グラフという。
気温どの時間とともに変わっていくもののようすを表すときに折れ線グラフを使う。
折れ線グラフでは線のかたむきが急なほど変わり方が大きい。
(2) 折れ線グラフのかき方
① 横のじくとたてのじくの単位を書く。
② 横のじくは間の広さが同じになるように書く
③ たてのじくはいちばん大きい数字が表せるように目もりを書く。
④ 表を見て点を打つ。
⑤ 点と点を直線で結ぶ。
⑥ 表題を書く。
(3) 折れ線グラフのくふう
折れ線グラフではなみ線のような印を使って途中の目もりを省くことがある。
途中の目もりを省くと変わり方が分かりやすくなる。
2024/03/31
