4月の学習ポイント・小学3年生・算数 | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

小学3年生の4月の算数の学習は「かけ算のきまり」「時こくと時間」となります。

 

かけ算のきまり
時こくと時間
以上を学習します。

 

かけ算のきまり

 

「=」とは
「=」は式の左がわと右がわが同じ(等しい)ことを表す。

 

3+5=8
3+5と8が同じ(等しい)ことを表す。

 

かけ算のきまり

かけ算ではかける数が1ふえると答えはかけられる数だけ大きくなる。

 

5×7=5×6+□

かけられる数は5 かける数は7,6


かける数7は6より1ふえているので答えはかけられる数5だけ大きくなる。
5×7=5×6+

 

計算すると
5×7= 35
5×6+5=30+5=35
答は同じになる。

 

② かける数が1へると答えはかけられる数だけ小さくなる。

 

4×5=4×6-□
かけられる数は4 かける数は5,6


かける数5は6より1へっているので答えはかけられる数4だけ小さくなる。
4×5=4×6-

 

計算すると
4×5=20
4×6-4=24-4=20
答は同じになる。

 

かけられる数とかける数を入れかえても答えは同じになる。

 

6×3=3×6

6×3=18
3×6=18
どちらも答えは同じになる。

 

かけ算ではかけられる数を分けて計算しても答えは同じになる。

 

6×5=×5+×5

かけられる数6を2と4に分ける
6=2+4


2×5=10, 4×5=20
10+20=30


6×5=30なので同じになる。
よって
6×5= ×5+×5

 

かける数を分けて計算しても答えは同じになる。

 

4×8=4×+4×

かける数8を3と5に分ける


8=3+5
4×3=12, 4×5=20
12+20=32
4×8=32なので同じになる。
よって
4×8=4×+4×

 

10のかけ算

10にある数をかけるときの答えはある数の右に0をつける。

 

10×3=30

10×3
10の3個分と考える
=10+10+10
=30
3の右に0をつけた数になる。

 

ある数に10をかけるときの答えはある数の右に0をつける。

 

6×10=60

6×10
10は9よりも1大きい
かける数10は9よりも1ふえているので
答えはかけられる数6大きくなる


6×10=6×9+6
より54+6=60
よって
6×10=60

 

0のかけ算

 

どんな数に0をかけても答えは0になる。

5×0=0

3×0=0

 

0にどんな数をかけても答えは0になる。

0×7=0
0×9=0

 

10より大きい数のかけ算

 

10より大きい数のかけ算の求め方

 

15×3の答えの求め方

たし算で考える
15×3
=15+15+15
=45

 

かけられる数を分けて考える
15×3
かけられる数15を10と5に分ける。


15×3
=10×3+5×3


10×3=30
5×3=15
=30+15
=45
よって
15×3=45

 

九九の表とかけ算

かける数やかけられる数を見つけるためには九九の表を使ったり順に数をあてはめたりして求める。

 

かける数を見つける
4×□=12

 

九九の表を使ってかけられる数が4の段を右に見ていき12のところを上に移動させてかける数の段の3を見つける
4×=12

 

4の段の九九を順に言って見つける。
4×1=4, 4×2=8, 4×3=12
よって 4×3=12

かけられる数を見つける
□×3=15

 

九九の表を使ってかける数が3の段を下に見ていき15のところを左に移動させてかけられる数の段の5を見つける。
×3=15

 

九九を順に言って求める


□×3=15を3×□=15と考えて
3の段の九九を順に言って見つける。


3×1=3, 3×2=6, 3×3=9
3×4=12, 3×5=15
よって ×3=15

 

時こくと時間

 

ある時こくからある時こくまでの間がどれだけあるかを時間という。


時こくや時間を求めるには
1時間=60分
に注意する。


② 1分より短い時間をはかるときに秒という単位を使う。
1分=60秒

時こくと時間については小学2年生で時計の読み方など基本は学習している。

時こくと時間は苦手とする生徒が多い。

 

時こくと時間を求める

 

時こくと時間を計算で求める。

時こくと時間を計算で求めるときはちょうどの時こくや12時をくぎりにすると考えやすくなる。

 

時こくを求める

 

午前9時40分から50分後の時こくを求める

 

午前10時ちょうどの時こくをくぎりにして考える。
午前9時40分から20分後が午前10時となる。
50分を20分と30分に分ける。


午前10時から30分後と考えて
答えは午前10時30分

 

筆算で求める方法も覚えると求めやすい。
筆算で求める場合は時刻表示を御膳・午後ではなく24時制にする方法も覚える。

午後1時は13:00
1時間=60分

 

①   午前9時40分から50分後の時こくは
9:40+40の筆算をする

 

 9:40

+       50

9  :  90

→10:30

 

午後4時20分から1時間30分後の時こくを求める

 

後の時間が1時間以上の場合は先に何時間後を考える。
その後何分後を考える。

 

午後4時20分から1時間30分後の時こくは
先に午後4時20分から1時間後を考える。
午後4時20分から1時間後は午後5時20分となる。


それから30分後なので
20分+30分=50分なので
午後5時50分となる。

 

筆算で行う
16:20+1:30の筆算をする

 

16:20

+1:30

17:50

→ 午後5時50分

 

午後3時10分から40分前の時こくを求める

 

午後3時10分から10分前がちょうど午後3時なので
それから30分前と考える。


40分前=10分前+30分前なので
午後2時30分

 

筆算で行う
15:10-40を14:70-40とする。
1時間(60分)くり下がり

 

14:70

ー  40  

14:30 

→ 午後2時30分
 

午後1時40分から2時間30分前の時こくを求める

 

午後1時40分より2時間前の時こくは
1時間前が午後12時40分だから2時間前はその1時間前だから
午後11時40分となる。


それより30分前になるので
40分ー30分=10分
午後11時10分

 

筆算で行う
午後1時40分は13:40
13:40-2:30

 

13:40

-2:30

11:10

→ 午前11時10分
 

時間を求める

 

午前7時40分から午前8時30分までの時間を求める

 

午前8時ちょうどの時こくをくぎりとする。
午前7時40分から午前8時までは20分
午前8時から午前8時30分まで30分


合わせて
20分+30分=50分

 

筆算で行う
8:30-7:40を7:90-7:40とする。
1時間(60分)くり下げる。

 

 7:90

-7:40

   50

→ 50分

 

午前10時30分から午後2時までの時間を求める

 

午前10時30分から午前12時までは1時間30分
午後12時から午後2時までは2時間


合わせると
1時間30分+2時間=3時間30分

 

筆算で行う
午後2時を14:00とすると
14:00-10:30
1時間(60分)くり下げて
13:60-10:30とする。

 

 13:60

―10:30

  3:30

→3時間30分
 

短い時間

 

1分より短い時間の単位に「秒」がある。

1分=60秒

 

① 1分10秒=60秒+10秒=70秒

② 85秒=60秒+25秒=1分25秒

 

③ 40秒+1分50秒
=1分90秒
90秒=1分30秒なので
=1分+1分30秒
=2分30秒

 

④ 2分20秒-35秒
2分20秒
=1分+1分+20秒
=1分+60秒+20秒
=1分80秒なので


2分20秒-35秒
=1分80秒-35秒
=1分45秒

 

 

 

2024/03/31