静岡県の公立高校の合格発表が明日となる。
この時期にいつも思うことは、この高校に絶対に入りたい。
と心の底から思うことは重要だということ。
そう思うことができた人は志望高校にだいたい合格している。
当然、思っただけで合格できるならば誰でも思うようにするだろう。
みんな思うだけで合格できるとは思っていない。
実際その通りのはずだ。
それでも絶対にこの高校に入りたい。
という強い気持ちが強い人は合格する。
勉強も高校合格のために必死にするからだ。
思いの強さは勉強に比例する。
思いと行動が相乗効果をうむ。
それが高校合格につながる。
志望校についてA高校に絶対入りたい。
A高校でもB高校でも、どちらでもいい。
どちらに思うかによって、同じ学力の者でも差が出てしまう。
こんな例がある。
学力があっても、A高校に合格するためには一生懸命受検勉強はしなければならない。
受験勉強を頑張ってしてまでA高校に入り入るつもりはない。
そんなに勉強しなくても入れるB高校にしよう。
そうすればB高校ではトップクラスで入ることができる。
そう言ってB高校に入学した生徒がいた。
その生徒が高校生になって夏休みに塾に来た。
入学当初はトップクラスだった学力が今は真ん中位の順位だと言う。
「やっぱり勉強しないで入ると高校でも勉強しない。
でも、高校は中学の時のようにはいかなかった。」
しみじみ生徒が言った。
この逆の例がある。
自分よりも学力の上の高校に頑張って入った生徒がいる。
入った時には学年では下から数えた方が早いような順位だった。
それが夏休みに聞いてみると順位が真ん中位になっていると言う。
「えっ、真ん中なの。」
と驚いたら
「失礼しちゃう。勉強してるから。」
と怒られた。
高校は上位クラスでなければ一生懸命勉強した者はそれだけ順位も上がりやすい。
自分は一生懸命勉強しなければならないという気持ちが下位から中位へ上げたのだろう。
やはり、思いは大切だ。
2024/03/13