明日から、3日間、地元では毘沙門さんと呼ばれるお祭りがあります。
正式には毘沙門天大祭と言い、毎年旧暦の正月7、8、9日に行われます。
日本三大だるま市のひとつとして、知られているようです。
このお祭りの期間、毘沙門天妙法寺周辺には、露店がぎっしりと並び、夜9時頃まで参拝人でにぎわっています。
毘沙門天の前の道路は露店が並ぶので、当然、車は通ることはできません。
お祭り期間中、道は人で満員電車状態になります。
毘沙門天周辺には、小学校、中学校があり、このお祭りの期間中は、学校も午前中になるなど、いつもより早く授業が終わったりします。
そこで、地元の子ども達は、お祭りムードが高まります。
地元の盛大なお祭りですから、小学生などは、とても楽しみにしています。
では、何をするのかというと、お参りをして、別にただ人ごみをかき分けて、道の両側に並ぶ店を見て歩くだけということです。
でも、それが面白い、というわけです。
昔は、タイヤキ、たこ焼き、古本、おもちゃなどを、このお祭りで買うのが楽しみでした。
周りにこれらを売る店など、なかったのです。
でも、今はこれらの店は周りに、通常ありますので、お祭りでなければ買えない。
という希少価値はなくなっています。
でも、子ども達は露店が好きで、あそこの店はおいしい、などの情報交換をしたりしています。
射的、ボール投げとか、温泉街での大人の遊びのようなことも人気があるようです。
いつの時代も、子ども達は心が躍り、お祭りを楽しんでいるようです。
このような地元での大きなお祭りがあることは、思い出を人の心に作ります。
ふるさとを作ります。
今では、この毘沙門さんには行っていませんが、毘沙門さんという言葉を聞くと、昔のことを思い出します。
子どもの頃の思い出のひとつとして、お祭りは強く心に残るもののようです。