12月になるとカレンダーが山のようになったのは、遠い昔のことになった。
今は、カレンダーを購入するのが当たり前の時代になっている。
確かに、家の中のカレンダーを見ると、購入した物が多くある。
そして、カレンダーは、だいたい設置場所が決まっている。
家の中の購入したカレンダーは、画家による絵のカレンダーだ。
星野富弘さんのカレンダーは、約20年位前からずっと毎年飾られている。
我が家のカレンダーの長老ということになる。
村上康成さんのカレンダーは、箱根の村上康成美術館に行った時に購入してから、毎年飾ることになった。
ただ、ある年に、どこにも売っていないので、書店で調べてもらった。
すると、販売されていないということだったので、泣く泣く葉祥明さんのカレンダーに変更された。
今回、来年のカレンダーで、村上康成さんのカレンダーがあったので購入できた。
卓上カレンダーもついでに購入した。
いつも飾ってある所に、いつものカレンダーがないと、ちょっと寂しい感じがする。
そのため、昔からデーンという感じで、下がっているカレンダーはもらったカレンダーが多くなる。
年季があるカレンダーということになる。
ただ、景気が悪くなってカレンダーを作らなくなってきた会社が多くなった結果が、現状のカレンダーの数となる。
だから、飾ってあるカレンダーがもらった物の場合、もらえなくなることも考えられる。
そうなると、ちょっと困る。
購入しているカレンダーの場合も同様だ。
村上康成さんのカレンダーが手に入らなかった時のように、やはり困ってしまう。
カレンダーは、もはやインテリアになっていると、ほとんどの人は感じているはずだ。
絵や写真を壁に飾るのと同じ感覚になっている。