明日、中学3年生の塾生のお別れ会を開催します。
毎年、行っているのですが、お別れ会ではお菓子を食べながら、ビンゴやトランプゲームをします。
トランプゲームは5人位で1グループにして、「大富豪」を行います。
毎年、同じようなことをしているので、子ども達の変化を感じることがあります。
10年ほど前だったか、今よりもテレビゲームが過熱していた頃、生徒のひとりがゲーム機を持ってきて、遊び始めたことがありました。
周りの子ども達もゲームをのぞいて見ているようになりました。
トランプゲームを始めようとすると、
「僕はトランプゲームはしないで、ゲームをしている」
と、言い出しました。
ちょっと、寂しい感じがしました。
まあ結局は、その子も「大富豪」をやって遊ぶことになりました。
こちらとしては、気分的には、いい気分はしませんでした。
自分はひとりでゲームをするから、そっちは勝手にトランプであそんでいてよ。
そんな感じになると、周りのテンションが下がってしまいます。
また、自分もやめる、なんていう者も出てきてしまうこともありえます。
ひとりの者によって、バラバラになってしまう可能性もあります。
ゲームを1人でやるのが流行した時代には、このような子どもが多く出現したと考えられます。
それから時がたって、最近はそんな感じの子どもが少なくなったような気がします。
トランプゲームの「大富豪」をすると、結構みんな燃えて楽しんでいます。
カードゲームなどが流行したのが関係しているのか分かりませんが、数人で集まってゲームをすることが楽しくできるようです。
一時期の多くの人が、ひとりでテレビゲームに没頭する傾向は減少しているのかもしれません。
みんなでゲームを楽しむことの面白さを知っているようです。