世の中では、さかんに前向きに生きろ、ポジティブに生きろ、と叫んでいる。
逆を言うとそれほど大変な世の中になってきているということが言える。
簡単に前向きに生きることがよいから、そうします。
というようにはできない。
まず、人間は本来、ネガティブにできている。
先のことを考えるのに、ああなったら、どうしよう。
こうなったら、どうしよう。
と悪いことが起きた場合どうすればよいか、ということを考えるようになっている。
それを、なったらなっただ、というようには考えることはできない。
これをポジティブに変えることは容易なことではないことが分かる。
逆に、ポジティブに変えようとして、なかなか変わらない自分を見て、余計ネガティブになってしまうことも考えられる。
まずは、人間はネガティブな動物であるから、ポジティブにはなかなっ変えられないということを理解することから始めよう。