本日は、JETROさん主催のイベントに参加。
アウンサンスーチー国家顧問・外相のキーノートスピーチに始まり、
日本からの投資を呼び込むため、2016年3月のNLD(アウンサンスーチー)政権
スタート後に取り組んできた、制度の透明化、投資関連法の整備を
しきりにアピールしていました。
また、流行のSDGs(MSDG)、持続可能、というコメントも
頻繁に出ていました。
あわせて、世界銀行の、ビジネス環境改善度合いのランキングが
世界でトップ20に入った、ということを何度も強調していました。
具体的な事例としては、ミャンマー政府側のコメントでは、
第一生命さんの参入(外資許可)に何度か触れ、
保険業界を目玉にしていました。
(現在、何らかの保険に加入しているのは、人口5,400万人のうち
わずか200万人で「グリーンフィールド」だと。
その中で、生命保険は1%、自動車保険は10%しか加入していないとのこと)
実ビジネスが始まっている、という共有もあり、
ペッパーランチさんとか、受配電システム、クリニック(神奈川・三思会)、
などなど。
その他、土地のリースを工業団地として国際標準にのっとった基準にしていく。
その後、4者のプレゼン⇒パネルディスカッションへ。
■三菱商事ミャンマー:真野総代表
■トヨタミャンマー:殿塚社長
TOYOTAの新規工場の設立での進出は13年ぶり。期待の大きさ。
■ミャンマー・ポスタリオン社(マツオカコーポレーション/縫製):升田社長
長く働く、ミャンマー人マネージャーの重要性。
日本人はわずか3名でストライキも経験。IOTなどにも言及。
単に労働コストだけでなく、消費地に近いところでの生産の意味合い。
ミャンマー自体が消費市場となり、地産池消となる見通しをもとに
進出、運営している
■MJTD(ティラワ経済特区/工業団地):清水社長
2,400Ha:品川区と同等の広さ。ZoneAほぼ完売。現在はZoneB。
あわせて現在1/4くらいを開発。
製造業の経営者の、ミャンマーとともに生き、成長するという志、
気構えがすばらしかったです。
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政府・政治ができることは大枠の制度設計、整備であり、
スピーディーにこれを進めているのは事実です。
セ・アウン計画・財務副大臣もめちゃくちゃアツいトークをかましていました。
そのため、パネルディスカッションの時間が劇的に減りましたが、、、汗
さて、それでは具体的にどの産業・領域で勝負していくのか。
民間企業の経営者はそれぞれ当然考えているところではありますが、
もう少し、国家的な意図・選択、戦略があっても、
良い様な気がしてなりません。
もちろん、事業の結果に責任を取る必要はないですが、
どこにチャンスがあるのか、ミャンマーに必要な事業、サービス、
投資は何か、どの分野なら他国にも勝てそうなのか、
現地の経験、人脈、コネクションがあるわけですから、
もう少し、ヒントを情報提供すべきなのではないか、と強く感じました。
(間違いなく、国が護送船団で進める時代ではないと
理解はしていますが、日本企業の今のスピード感では
各国にそうそう勝てないのでは、と日々感じています)
ということで、私自身、もう少しそうした役割もできればいいな、
と思っております。