「おしゃべり」は好きですか? | 神経質逍遥(神経質礼賛ブログ)

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何のとりえもない平凡で臆病者の神経質者が語る森田的生き方ブログです。

友だちが出来ない人の中には、自分は話下手だからいけないのだ、と考えて、いろんな話題をネットで検索して集めたり、面白い話題をたくさん仕入れて、周りにせっせと提供することを実践している人がいます。

さらにそうすることでみんなが笑ったり、拍手したり、場が盛り上がるわけですが、その中心に自分が居なければいけないとも考えているようです。(一番ウザイやつですねー笑)

 

      画像 yomahilog  迷惑!職場のおしゃべりな人

 

つまり、『人の話を聴く』と言う姿勢が全くないのです。人の話を聴くよりも、自分が目立って皆を楽しませなければならない。それには自分が主役にならないといけないのだ。と考えているようなのです。そこで先ほど述べたように、いろいろな手段で手に入れた話題を、一生懸命皆に提供しようとするわけです。

確かに最初は受けるかもしれません。

 

しかし、いつまでも自分の事しかしゃべらない人に、付き合っていられるでしょうか。あの人は良くペラペラしゃべりまくるけれど、ただ自分の仕入れたネタを垂れ流ししているだけじゃん。

それで本人は話題が豊富で、人から好かれると思い込んでいるのです。このような人を「おめでたい人」と言うのでしょうね。

 

画像 まかりなの★のにこにこ漫画ブログ 自分が主役じゃないと気が済まない人

 

こんなことを繰り返していたら、誰からも付き合ってもらえなくなります。言うまでもなく会話はキャッチボールです。相手だってボールを投げたいのに、自分ばかりボールを投げていては、相手はしまいには受け取る元気もなくなってしまうでしょう。このような理由で、良かれと思っていた行為が仇になり、その人はますます嫌われてしまうのです。

 

人と仲良くしたい。友達が欲しい。と言う心とは裏腹の結果になってしまいます。こんな努力なら最初からしない方がいいですね。

では、どうすればよいのでしょうか。

簡単なことです、「聞き上手」に徹することです。どんなに素晴らしい話でも、聞いてくれる人がいないことにはどうしようもありません。そして、ビクビクしたままでいいから、みんなが笑ったらなんだかよくわからないけど自分も笑ってみることです。

こんな些細な事でも、神経質者は実行するのは難しいかもしれません。しかし、やってみれば、効果てきめんなのですよ。

 

参考・・・『人はなぜ対人関係に悩むのか』、「心を強くする生き方」