福岡マンホール探しの旅6:2024.01.05 北九州市日明浄化センター(ビジターセンター) | Wuxi-chanの雑記note "~なるようになるさ~(「無錫note」から変更)

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2018年1月に20数年勤めてきた会社を辞め、翌2月に無錫での生活へ。ここでの生活、自分専用のノートとして書き留めることにしました。

2020年1月末、春節で一時帰国から本帰国となる。
5月末に本帰国辞令。9月末に主人が帰国となる。2021年から日本で新生活をスタート。

 
 
2024年1月5日(金)
 

 

  日明浄化センター(ビジターセンター)

 

マンホールカードをもらうためには、日明(ひあがり)浄化センター(ビジターセンター)を見学した人に無料で配布されている。

浄化センターを見学するためには、事前予約が必要。

 

 

 

 

見学者は私たち夫婦だけ。

 
 
 
 
 
ここにしかないマンホール
 
 
 
 
この2枚のマンホールは、今のひまわり柄のデザインに決まったときに、ボツになった2つのデザインの1つとのこと。
 
まずは、スクリーン上映を観てから、女性の担当の方が丁寧に説明をしてくれる。
 
 
 
下水道は私たちの生活に必要不可欠な存在。
処理されていない水を川や海に放出されたら、悪臭の発生や魚が住めなくなる。下水道は汚水を処理して水をキレイにしてから川や海に放出している。
 
また下水道は蚊やハエの発生を防ぎ,伝染病の予防や衛生環境の向上に役立っている。
 

 

北九州市の下水道は、令和元年度末現在で普及率が99.9%に達しています。 これは、北九州市の総人口946,338人に対し、944,995人の方が下水道を利用できることをあらわしています。 全国の大都市と比較すると、大阪市・横浜市に次いで第3位です。

わたしの実家は下水道が通っておらず、合併浄化槽である。

↑令和2年度末現在で普及率は69.1%とかなり低い

 

 

 

 

 
1960年代の北九州市は川沿に密集する違法建築、汚水は川へ流されていたため、大腸菌も棲めない死の海だった。
また1953年(昭和28) 北九州大水害が起きた。これは北九州市が5市合併によって誕生する10年前のことである。
また北九州市は過去にもたくさんの洪水被害を繰り返してきた。
浸水のない雨に強いまちを目指して積極的に雨水整備備を進めてきた。

 

 

 

 

 
 

 

ここに来る前に撮影した「ギャラヴァンツ北九州」のマンホール
 
 
 
 
下水道の役割は、
(1)公衆衛生の向上 
生活あるいは生産活動に伴って生じる汚水が、住宅地付近に滞留すると、悪臭の発生や、蚊や蠅の発生源となるだけでなく、伝染病発生の可能性も増大する。 下水道を整備することにより、汚水は速やかに排除され、周辺環境が改善する。
(2)生活環境の改善 
下水道が整備されると、従来のくみ取り便所に替わり、快適で衛生的な水洗便所が使えるようになる。
(3)浸水被害の防除
急激に市街地が進行した地区では貯水能力が低下し、各地で浸水被害が発生している。下水道は河川とともに雨水の排除のための重要な役割を担っている。
(4)公共用水域の水質保全 
生活雑排水などが処理されないまま、川や湖に流れ込むと水質が悪化し、悪臭の発生や、魚が住めなくなる。 下水道は汚水を浄化して公共用水域に戻すため、水質の保全に大きく寄与している。
(5)地球温暖化防止及び循環型社会の構築
 
 
 

下水道管の腐食

 
 
原因:硫化水素による腐食
下水が長期間嫌気状態に置かれると、嫌気性細 菌が繁殖し、硫化水素を生成する。
腐食の進行スピードは速く、供 用後10年をたたずに管が損傷する事例もあるそう。
 
 
日明浄化センターは、自分たちが使う電気は、この施設で賄っていた。
  • 太陽光発電設備
下水処理の反応タンク上部に270キロワットの太陽光発電設備
  • バイオガス発電設備
下水汚泥処理により発生するバイオガスを利用したガス発電設備
  • 小風力発電
再生可能エネルギーである風力を利用した小風力発電設備
  • 小水力発電
浄化センターの放流水の落差を利用した小水力発電設備
  • LED照明
 
 
 
一通り説明を聞いてから、マンホール広場へ。
 

 

マンホール広場

 

平成30年に本市の下水道事業が100周年を迎えたことを記念して、48枚ものデザインマンホールを一堂に集めた「マンホール広場」を日明浄化センターに整備。展示マンホールは、本市のデザインマンホールをはじめ、旧五市時代、北九州都市圏域、海外から交流の証しとして寄贈されたマンホールなどがある。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
ビジターセンターでもらったお土産
 
マンホールカード2組(4枚)

 

 

 

 

 

日本語バージョン

 

 

英語バージョン

 

 

 

 

日本語バージョン

 

 

英語バージョン

 

 

 

 

 

 

 

 

 観光スポット情報

 

北九州市日明浄化センター
住所 : 〒803-0801 福岡県北九州市小倉北区西港町96−3
電話番号 : 093-581-5670

見学曜日と時間帯 : 

平日(祝・年末年始を除く)
午前・午後各1グループ
所要時間 : 90分から120分程度
見学料 : 無料
駐車場 : 無料
見学申込 : 

 

 

マンホールカードについて
(注)日明浄化センター(ビジターセンター)を見学された方に無料で配布します。