愛知マンホール探しの旅22:2023.07.30(半田市)マンホールカード2/3@半田赤レンガ建 | Wuxi-chanの雑記note "~なるようになるさ~(「無錫note」から変更)

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2018年1月に20数年勤めてきた会社を辞め、翌2月に無錫での生活へ。ここでの生活、自分専用のノートとして書き留めることにしました。

2020年1月末、春節で一時帰国から本帰国となる。
5月末に本帰国辞令。9月末に主人が帰国となる。2021年から日本で新生活をスタート。

 

7月30日(日)

 

 

半田市

 

半田市は、名古屋市の南、中部国際空港の東にあり、知多半島の中央部東側に位置している。
人口は約12万人で、古くからミツカンの酢に代表される醸造業などで栄え、知多地域の政治・経済・文化の中心都市として発展してきた。
半田市の象徴は、「山車」・「蔵」・「南吉」・「赤レンガ」。山車祭りの歴史は古く、300年余の歴史があり、その伝統や文化を現在に受け継いでいます。春に曳き廻される山車は、精緻を極めた彫刻、華麗な刺繍幕、精巧なからくり人形などが備えられ、その壮観な姿は「はんだびと」の誇りである。なかでも「亀崎潮干祭の山車行事」は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。また、5年に一度、各地区の山車31台が勢揃いする「はんだ山車まつり」は50万人もの観客が訪れる。

 

 

 

 

 

  半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)

 

半⽥⾚レンガ建物は1898 (明治31)年に基礎設計をドイツのゲルマニア機械製作所、実施設計を妻木頼黄(つまきよりなか)が手がけた丸三麦酒(現:カブトビール)のビール工場として建てられた。明治時代に建てられたレンガ建造物としては⽇本で五本の指に⼊る規模を誇る。ビール⼯場の遺構は現存数が極めて少ないため、その意味でも貴重な建造物である。

 

 

妻木頼黄(つまきよりなか):1859年2月22日~1916年10月10日
日本の建築家。明治建築界の三大巨匠の一人。


【作品の一部】
1899年(明治32年)旧日本勧業銀行本店(現・千葉トヨペット)
1904年(明治37年)旧横浜正金銀行本店(現・神奈川県立歴史博物館)
1904年(明治37年)旧醸造試験場第一工場
1911年(明治44年)日本橋(装飾部設計)
1914年(大正3年)旧山口県庁舎(現・山口県政資料館)

 

 

 

国の登録有形文化財・近代化産業遺産

 

 
明治31年(1898)10月31日に丸三麦酒(株)ビール醸造工場として竣工。令和3年から123年前に建てられた。地上5階建てである。

ハーフティンバー( 木骨煉瓦造)とは木造の柱にレンガの壁でできている構造。軒が高いため補強の胴差が入っている。富岡製糸場と同じ構造となっている。

 

建物北側の壁面にはP51小型機(通称ムスタング)による機銃掃射の痕が生々しく残されている。

 

 

 

 

 丸三麦酒

1887年(明治20年)に、中埜酢店(なかのすみせ)["ミツカン”のこと]の4代目中埜又左衛門とその甥であり後に敷島製パンの創業者となる盛田善平(もりたぜんぺい)が丸三麦酒醸造所を設立し、1889年(明治22年)5月に「丸三ビール」を初出荷する。1896年(明治29年)に丸三麦酒株式会社として法人化し、1898年(明治31年)10月31日に愛知県半田市榎下町に、のちに半田赤レンガ建物として整備される工場を新築し、銘柄を「加武登麦酒(カブトビール)」に改める。

カブトビールの名称は諸説あり

諸説1:

日本酒を喉を鳴らして飲むことを「かぶる」というところから「カブト」と名付けた。

諸説2:

日清戦争後であることから「勝って「兜」の緒(お)を締めよ」にちなんでカブトビールと名付けた。

 

1900年(明治33年)のパリ万国博覧会で金牌を受賞し、当時は東海地方で最大のシェアを誇った。

 

そのあと、合併 などの変遷を経て、1933年(昭和8年)7月にサッポロやアサヒの前身である大日本麦酒株式会社と合併。昭和18年11月まで製造を続け、企業整備令により翌年、中島飛行機製作所という戦闘機をつくる工場の倉庫として使われることとなり、やむなくカブトビールの生産は終了している。


1922年(大正11年)に帝国鉱泉株式会社と日本製壜株式会社を併合して日本麦酒鑛泉株式会社に改称する。


 
 
 
 

 

 

 

 

 

この柱頭(ちゅうとう)、半田レンガ建物内にあって、鉄の柱の上に設置され図を梁を支えていたものです。 頑丈で火に強い建物とするために、柱や梁には鉄も利用されていたようです。創建時にはこの場所にあった機械室で使わていました。

 

 

 

木骨レンガ造、平屋建てで、勾配の緩やかな切妻屋根をのせたこの棟は、ハーフティンバーという建築構造様式で造られています。 
他の部分と異なり重厚な赤いレンガ壁と木骨の柱・梁、筋交いの軽快さが対照的です。
このハーフティンバー棟は、カブトビール工場時代、瓶詰め場、瓶置場、 瓶洗場などに使用されていました。また、現在の木製デッキのレベルに運搬用プラットホームがあり、トロッコの軌道が延びていまいた。
 

 

 

北側玄関に展示してある複壁

中間に空気層がある構造
 
 
 

 

 

カブトビールを味わうことができる「カフェ&ビアホール」やまたカブトビールをお土産用として購入ができる。

 

 

 

 

 観光スポット

 

半田赤レンガ建物(国の登録有形文化財・近代化産業遺産)

住所 : 愛知県半田市榎下町8

電話番号 : 0569-24-7031

営業時間 : 9:00~22:00

定休日 : 年末年始定休
 
有料 : 常設展示室(半田赤レンガ建物内)
営業時間 : 9:00~17:00 
大人(高校生以上):200円、中学生以下:無料

 

 

 

 

 

 

 

 
このデザインのマンホールカードは現在配布されていない。
 
 

 

 

 

 

 マンホールのデザイン

 

半田市のマンホール蓋のデザインは、下水道汚水整備事業に着手した1986年に「市民に親しまれる下水道」目指し、公募にて選ばれました。中央には市章を、まわりには市の木「黒まつ」と市の花「サツキ」を描いています。市章は「半田」の2文字を図案化したもので、中の円で「和」を、外に向かった八先で市政の発展を表しています。黒まつとサツキは、どちらも知多半島に自生しており、木や花に囲まれた美しいまちにしていこうという思いが込められています。このデザインは、発展する市政の姿と花と緑につつまれた豊かな半田市を表現する温かいものとなっています。

 

 

 配布場所・時間

 

半田赤レンガ建物

住所 : 愛知県半田市榎下町8 案内窓口
電話番号 : 0569-24-7031
開庁時間 : 午前9時から午後5時まで         
ただし、年末年始(12/29~1/3)、臨時休館日は配布しない。
 

 

 
 
 
 

 

 

 
 
 
再见!