患者さんと話していたら、急にこんなことを言われた。
「先生が担当になって治らなかったけど、先生は勇敢だと思う」
よく分からないのだが、不思議な言葉が心に残り続けている。
そのとき僕は、とっさに「ごめんなさいね」としか言えなかった。
なんかとてつもない宿題をもらった気がする。
最近外来で気づいたことがある。
決まりやすいこと 病気 戦争 間違い
決まりにくいこと 健康 平和 正解
中井久夫先生によれば、前者は変化の多い過程。
後者は変化の少ない状態である。
精神科の患者さんは追い込まれると正解を探してもがき、
しばしばさらに追い込まれてしまう。
間違いをそうと知るのはたやすいが、正解をそうと知るのは大変である。
「なにが正しいかわからない」という患者さんに対し、
とっさに僕は 「正解は探すものではなく、増やすものですよ」と
つぶやいていた。
患者さんがキョトンとされていたのはいうまでもない。
決まりやすいこと 病気 戦争 間違い
決まりにくいこと 健康 平和 正解
中井久夫先生によれば、前者は変化の多い過程。
後者は変化の少ない状態である。
精神科の患者さんは追い込まれると正解を探してもがき、
しばしばさらに追い込まれてしまう。
間違いをそうと知るのはたやすいが、正解をそうと知るのは大変である。
「なにが正しいかわからない」という患者さんに対し、
とっさに僕は 「正解は探すものではなく、増やすものですよ」と
つぶやいていた。
患者さんがキョトンとされていたのはいうまでもない。
先日「根も葉もないこと」の断捨離具合について相方さんと話していたら、ふと思い付いた。
「身も蓋もないこと」の方が、過激だ。
一般的には「根も葉もない」は、根拠が乏しいということだし、「身も蓋もない」は露骨という全く別の意味の慣用句である。
しかし、前者は何かが残っていそうな字面で、実際は内容が乏しいニュアンスをもつが、後者は何も残されていない字面で、実際にはどーんとそのものが存在している感じがある。
言葉の見た目と運ばれる意味のズレは、なんだか面白い。
「身も蓋もないこと」の方が、過激だ。
一般的には「根も葉もない」は、根拠が乏しいということだし、「身も蓋もない」は露骨という全く別の意味の慣用句である。
しかし、前者は何かが残っていそうな字面で、実際は内容が乏しいニュアンスをもつが、後者は何も残されていない字面で、実際にはどーんとそのものが存在している感じがある。
言葉の見た目と運ばれる意味のズレは、なんだか面白い。