4月からいよいよ初期研修がスタート。
最初の2週間は病棟の業務(電子カルテ操作、物の配置とか)と点滴・採血に習熟する期間。
優しく、頼もしい先輩方についていくだけだが、数日通っただけでやはり疲れがたまる。
新しい環境に飛び込んだのだから当然。来週もまた頑張ろう。
さて、3月中旬に訪れた奈良・吉野山について、記録しておきたい。
京都駅から近鉄に乗り換え、約3時間。終点近鉄吉野駅に到着したのは朝9時過ぎ。
シーズンオフということもあり、乗降客は少ない。
近鉄吉野駅をでて数分あるくと、吉野山頂へとつづくロープウェイの千本口駅がある。
昭和2年から動き続けているというロープウェイ。乗るときに少し揺れるのが昔っぽくてよい。
千本口駅から吉野山頂駅まではロープウェイで約10分弱。
吉野山頂駅からはバスにのって、とりあえず奥千本に向かった。
だんだんとバスが登って行くうちに、道端にちらほら雪が見えてきた。
奥千本のバス停に到着すると、すっかり雪が積もっていた。
相方さんと二人、スニーカーで来たことを後悔しながら、金峯神社に向かう。
修験者たちが歩く道の入り口としてしられる金峯神社。静かな鳥居が参拝者を迎える。
鳥居右横の道を山にはいっていくと 約20分ほどのところに西行庵があった。
西行庵から金峯神社まで戻る途中の雪景色。視線の及ぶ範囲に人の住む気配はない。
スニーカーがずぶ濡れになってしまった以外は、山の雪景色を堪能できた。
金峯神社からは徒歩で下山しながら、途中途中のスポットをみていくことに。
まずは吉野水分神社。鳥居と社殿の向きがずれていて面白い。上賀茂神社のようだ。
神社の出口ちかくに、みごとな木彫りのフクロウが。
このフクロウの鋭い視線は、どれだけの期間、社殿を見守ってきたのだろうか。
吉野水分神社からさらに下ると、スッと視界が開けた。有名な吉野の桜が山肌を覆う。
桜の開花までにはまだ時間がかかりそうだが、つぼみを眺めるのもなかなか素敵だ。
金峯山寺に直接行かずに、すこし山道を迂回して塔尾山如意輪寺にむかった。
如意輪寺には、境内には後醍醐天皇稜や楠正行が矢で歌を刻んだ扉がある。
天井画の如意輪観音像を横になって拝観したり、興味深いお寺だった。
如意輪寺からいったん谷に降りて、また登って金峯山寺へむかった。
すでに14時。お腹が減っていたので、途中にあったお店で「柿の葉ずし」を購入。
途中の和菓子屋さんで葛湯もいただきながら、観光気分も満喫。
金峯山寺境内の石のベンチでお寿司をパクリ。鮭と鯖の二種類を美味しくいただいた。
食べながら国宝の蔵王堂を眺める。本当にきれいなバランスを保った建物だなと思う。
金峯山寺の境内の西側の階段を下りていくと脳天大神にたどり着いた。久々に膝が笑う。
首から上にご利益がある神さんらしいので、相方さんと二人の国家試験合格をお祈り。
再び400段の階段を上って金峯山寺を目指す。階段が多すぎて心が折れそうなので、
相方さんと「しりとり」をしながら一段一段登っていく。
しりとりをすると、以外に疲れを感じないままに400段を登りきれた。
金峯山寺を出て、ロープウェイの吉野山頂駅まで歩くと、16時近くになっていた。
近鉄吉野駅で、地元缶ビールを購入して、家に帰ると21時ちょっと前だった。
吉野山の空気は清々しかった。気持ちの良い旅になった。



