たとえばぼくが
きみをきずつけて
しまったとしても
ぼくはきみに
あやまりはしない
きみにゆるしを
こうたりもしない
「互いを許しあう」
ということばから
一番遠いところに
いるような二人で
いたいとねがうから
罪だとか
償うだとか
そういうことばから
一番遠いところに
いるような二人で
いたいとねがうから
かわりにぼくは
きみをきずつけた
ぼくじしんを
きずつけるだろう
きみのくるしみを
ぼくのくるしみと
するだろう
きみのくるしみを
ふたりのくるしみと
するだろう
くるしむときが
いつもいっしょならば
どちらかがどちらかを
きずつけてるとは
もはやいえない
「互いを許しあう」
なんてことばだって
まったくもって
いらないのだ
きみはすでに
ぼくなのだから
幻想であっても
以上、謝るのが苦手な人の屁理屈(笑)