P・オースター『リヴァイアサン』から | Nothingness of Sealed Fibs

Nothingness of Sealed Fibs

見た映画、読んだ本、その他もろもろについて考えたことを書きとめてあります。

現在、ポール・オースターの『リヴァイアサン』を通勤電車で読んでいます。


今日、気に入った部分を忘れないように覚書き。


【その1】

 "『自由の女神にいくのは裏庭で遊ぶのとはわけが違うんですよ。この国の象徴なんですからね。ちゃんと敬意を示さなくちゃいけないのよ』

 まだ子供だったけれど、ここに隠れた皮肉は僕にもわかったよ。自由という概念に敬意を表しにいこうっていうのに、僕はがんじがらめに束縛されてるんだからね。"(新潮文庫『リヴァイアサン』 p.59)


【その2】

"「あなたいつも、まじめそうな顔していたわ」と彼女は言った。「この人はきっとすごく真面目な人なんだなって思ったのを覚えているわ。いずれ自殺するか、世界を変えるか、そのどっちかの若者っていう感じ。」

 「いままでのところ、どっちもやっていない。ということはたぶん、昔の心意気をなくしちゃったんだろうね」

 「いいのよ。過去に囚われる必要はないわ。人生ってそうするには面白すぎるもの」

彼女なりの謎めいたやり方で、ファニーは私を苦境から救ってくれていたのであり、と同時に、私に警告を発してもいた。"(同書p.81)


まだ1/3までしか読んでないので、これからいろいろと気に入った部分が出てくるとおもうので、また書きます。