化学療法中の出来事 | 乳がん闘病記

乳がん闘病記

2023年12月、乳がんと診断されました。
備忘録を兼ねて、治療の経緯や治療する中で思ったことなど書き記そうと思います。

ちょうど化学療法の最中に、子供に関する行事がいっぱいありました。

小学校生活最後の参観、卒業式、中学の入学説明会、制服注文、入学式。

なんでよりにもよってこの時期に癌が見つかるかな。

 

まあ、化学療法するのも最終的には自分の意志なので、一連の行事が終わるまで化学療法を開始するのを遅らせることもできたんですが、そうすると4カ月ぐらい遅れちゃってました。

しこりがあるのが分かったのが12月の頭で、化学療法を始めたのが1月中旬。

この頃には見た目にもちょっと胸が張ってきてるなとわかるぐらいになっていたので、今思えば化学療法を開始しておいてよかったと思います。

 

一応、学校の担任には乳がんで化学療法中だということを打ち明け、抗がん剤に負けない生活を送りたいし、諸々子供の人生で最初で最後の行事ばかりなのでできる限り参加したい旨伝えました。

なので担任の先生もいろいろ配慮してくれて、例えば最後の参観の時は保護者全員座っての参観にしてくれたりしました(私が事前に椅子を貸してほしいと頼んでいたから)。

そして本来なら最後の懇談会なので、保護者が一人一人何か言っていくはずですが、それもありませんでした(当日担任が風邪気味でしんどかったのもあったみたいですけど)。

 

日程も奇跡的にちょうど副作用でしんどい時期を外れました。

参観日→EC投与当日で夜まではしんどくない

卒業式→パクリ投与後1週間で何とか大丈夫

入学説明会は、私が行こうと思えば行けたので、弟に自分が行こうと思っていると言うと、免疫力が落ちているから旦那さんが行けるなら旦那さんに行ってもらえ、と言われて自分が行くのを断念

制服注文→卒業式の前日だったのでOK

入学式→パクリ投与の次の日(翌々日から動けなくなるのでぎりぎりセーフ)

 

といった具合でした。

 

一番困ったのがいろんなママ友さんと顔を合わせること。

普段買い物に行って帰るぐらいなのでずっと帽子を被ってますが、さすがにウィッグをつけていかないといけません。

それで何回かウィッグをつけて行事に参加しました。

でも目ざとい人って必ずいるので、私がウィッグだと見抜いてた人はいたんじゃないかと思います。

そんなこと直接聞いてくる人はいませんでしたが。

(実際「髪の色が変わったから〇〇さんだと思わなかったー。」と言われました。)

 

まあ、もう山は越えたのでいいです。

多分今年1年はウィッグつけていかないといけないと思いますが、こんなに行事が立て込むことはないと思うのでサーっと学校に行ってサーっと帰ってこようと思います。