化学療法を終えて | 乳がん闘病記

乳がん闘病記

2023年12月、乳がんと診断されました。
備忘録を兼ねて、治療の経緯や治療する中で思ったことなど書き記そうと思います。

最後のパクリを入れてから2週間経ちました。

抗がん剤を入れて、最終的な状態を書こうと思います。

 

まず、手足のしびれは残ってます。

血色素量もずっと横ばいだったので、今も多分通常とされている量よりはちょっと少ないと思います。

もう鉄分の入った飲むヨーグルトとかミロとかいろいろ飲んでましたが、最近は手っ取り早くサプリを飲んでいます。

 

股関節も痛くて眠れないということはありませんが、かがむたびに「どっこいしょ」、立ち上がるたびに「どっこいしょ」と掛け声とともにちょっと気合を入れないとできません。

歩くのも、なんというかしびれているからか、股関節にくっついている棒を必死で動かしているような感覚なんですよね。

なのでめちゃくちゃ疲れます。

むしろ立っているだけなら全然平気なのですが、歩くのがとにかく疲れます。

 

手の皮膚はもうほぼ回復してますが、ずっと紫外線を浴びたような皮膚になり、しわっしわです。

で、化学療法中、先生からステロイドの塗り薬を処方してもらえるかなーと思ってたのですが、結局ヒルドイド軟膏を処方されただけでした。

弟にそれを話すと「ヒルドイドあった?今不足気味みたいだから。」と言われました。

私は無事もらえたのですが、先日ネットニュースになっていて初めて知りました。

美容のインフルエンサーとやらが、ヒルドイドが美容にいいと言い触れ回り、その影響からかバカみたいにヒルドイドを処方してもらう人が多いから本当に必要としている人のところにヒルドイドが行きわたっていないらしいですね。

あのね、やめてね!!!!!ムキー

 

脱毛はもう見事に全身の毛がほぼなくなりました。

眉も頭の部分にちょっとあるだけです(これも多分簡単に抜けるんだと思いますが、そっとしてます)。

まつ毛も申し訳程度しかありません。

頭も9割方抜けて特にお手入れもしてないのにぴかーんと光るほどです。

 

味覚も正直ちょっと「ん?」という感じはありますが、まるでゴム、とか、まるでただの油、とか、そこまでひどくはなりませんでした。

 

あ、そういえば、後、爪が変なことになっています。

すごく説明しづらいのですが、どうも黒くなった時点でその爪の発育は終了し、新しい爪が生えてきているようです。

で、その新しく生えてきている爪が、黒い爪の中に潜り込むように育っているのです。

なので、黒い爪の部分だけはがれそうになってきています。

でも、中で育っている爪がまだ途中までしか育っていないので、上の爪がはがれてしまうと、爪のない肉の部分が丸出しになってしまうから困るんです。

自然にとれちゃったらしょうがないですけど、半分ほどくっついているので何かの拍子にバキッとはがれないか毎日ヒヤヒヤしています。

(バンドエイドを貼ればいいのでしょうけど、食事を作ったりするので衛生上あまりよろしくない気がしてます)

 

ありがたいことに口内炎は後半のパクリに入ってから全くできなくなりました。

 

こんな感じですが、これが手術までにどこまで回復するのやら。