アカリセンター様のレビューです。

タクティカルライトの構成要件は意外に多くあり、また構成要件でありながら矛盾するものもあります。
例えば、シンプルな操作性と多段階の明るさ調整は明らかに矛盾するもので、通常は何らかの形でのトレードオフが発生します。

多くの場合は純粋なタクティカル性を妥協し、やや利便性を増すことで「実用性」を取るわけですが、技術的な限界や好みの問題もあり、その解決策はメーカーごとに異なります。
逆に言えば、その部分こそがメーカーの個性でもあり、ユーザーの楽しみの部分かもしれませんね。

今回ご紹介するWUBEN T1も、独特の「味付け」を備えたモデルです。2024現在、もっと明るいライトもWUBENのラインナップに存在しますが、大きすぎたりタクティカルな操作性に劣ることもあり、タクティカルライトとしてイチオシするならこのT1ということになります。

ヘッドサイズ40mm、全長157mmはタクティカルライトとしてミドルサイズと言える主流の大きさ。各社の著名なライトがひしめく激戦区と言えるクラスです。
タクティカルライトは光学的な側面だけではなく、現場のツールとしての重さの上限があったり、取り回しやすさが求められ、その結果このクラスに収斂していくのでしょう。

大きめのヘッド、くびれた円筒のボディ、テール部分についたスイッチ。この斜め後ろから見たタクティカルライトの姿が好きです。
それぞれのライトが持つ、カタログスペックには現れない「裏」の特性を感じられる気がしないでしょうか?

まずはライトとして最も重要な、照射性について、そしてその要となる光学系を見てみましょう。
深く、広い鏡面リフレクターと、その時代に最もパワフルなLEDを組み合わせ、狭い周辺光と集光しすぎない、しかし強力な中心光を照射する。タクティカルフラッシュライトがLEDに移行してから今日まで約20年、基本的な構成は変わりません。T1はLUMINUS SST-40を搭載、その照射力は他社同クラスに見劣りしません

一般のライトに比べ、左右視界が狭い。LEDは照射距離に優れる集光タイプではなく、程よい集光に留めるパワータイプ。結果的に、実にオーソドックスなタクティカル配光です。

周辺視界が狭いのは味方を誤射したり、側面の相手に悟られにくくするため。
中心光が細すぎるとライトの光を浴びせるまでの時間に影響するため、集光しすぎず、光量と眩しさのバランスを取っているのも基本に忠実。

したがって、特徴としてあまり語れることはありません。しかしそれが後ほど、別の話につながってくるのです。

WUBEN T1は、戦術モードとアウトドアモードを選択でき、ライトのモード数が変わります。タクティカルモードでは、HIGHとECOの2モードにSTROBE、SOSを備えたシンプルな構成。
相手のID確認や隠密での移動に適した暗めのLOWと、威圧的なHIGHを一つのスイッチで使い分けることができます。

この特徴的なスイッチは、まっすぐに押すとON-OFFを、左右側面を押すとモードの切替を担う、2方向スイッチとなっています。このスイッチと、これがもたらす独特の操作性がT1の最大の個性でありアドバンテージといえるでしょう。

例えばECOで歩行中になにか不審な動きがあった時は、スイッチ側面をガッと「はたく」だけで、瞬間的にHIGHへ移行可能。これを含め、

・ECOで点灯中、側面をクリックでHIGHへ
・点灯中、側面長押しでSTROBOへ
・OFFからの点灯は必ずHIGH
・OFFからの側面長押しは瞬間的にSTROBOへ

など、HIGHとSTROBOを両用できるUI(ユーザーインターフェイス)になっています。


一方、アウトドアモードでは、モードメモリが搭載され前回と同じ明るさで点灯する、HIGHへの直接のジャンプができなくなるなどタクティカル度をやや落とし、普段使いやキャンプなどのアウトドア用途に適したライトとして扱うことができます。とはいえ、アウトドアモードでも側面の長押しによるSTROBO発動は残っており、完全にタクティカル性を失ったわけではありません。

現在、ミドル~フルサイズのタクティカルライトは4000~5000ルーメン級が登場しており、2000ルーメンのT1が見劣りするように感じられるかもしれません。しかし、照度計を用いて実測してみると、5000ルーメンを維持できるのは数秒以下で、15秒もたてば2000ルーメン級以下まで落ちるライトがほとんどです。
これはテクノロジーの優劣ではなく、単純にボディ素材がもつ物理的な放熱限界と、化学に基づく電池の放電限界がLEDの要求に追いつかないせい。であれば、2000ルーメン級で安定した照射を得るのも一つの最適解かと思います。

 

T1は純粋種のタクティカルライトではありません。複数のモードを備えた現代らしい欲張りライト。しかしやはり、現場のプロの要求も、多機能へと移りつつあるのが実情です。スタンダードにまとめられた正当進化系のタクティカルライトに、操作性に優れたユニークなスイッチシステムの組み合わせ。この操作系にハマるユーザーは絶対に存在すると思います。興味を惹かれた方はぜひお試しください。

アカリセンター様のレビューです。

 

 

ヘッドバンドから外すとL型ライトになるよ!というフラッシュライトは、種類が豊富とは言いませんが希少でもなく、独自の立ち位置と根強い人気を築いています。
WUBEN E7もその一種。WUBEN品質なのでまず問題なく高性能を出してくれるという安心感もあり、ほっておいてもそこそこ売れるだろうという気もしますが、ちょっと特徴的なパーツも新発売になりましたのでご紹介したいと思います。

 

 

WUBEN E7。先述の通り「割と普遍的なバリエーション」なのでWUBENの展開の中でもちょっとかぶってしまっており、H5やX0が似た機種として挙げられます。わざわざ新作を出さなくても…という気もしますが、この中ではやはりE7が先進的というか、現代に即した実用的なライトだと感じます。

 

 

H5、X0とまず違うところは、小口径2眼のフロントフェイスでしょう。H5、X0が搭載するUDLレンズと比較すると、同じ出力でも照射距離が稼げなくなります。ただ、小口径レンズのため手元で集光しすぎず見やすい、複眼によりLEDの熱効率がアップするなど、小型ライトとしてはメリットが勝つように思います。

 

 

実際に照射は柔らかく、手元足元には最適。UDLレンズも左右真横まで見える広い照射と照射距離の両立は立派ですが、フラッシュライトには最適ではあるもののヘッドライトにはちょっとスポットが強すぎるようにも思います。近距離用ならWUBEN E7は悪くない選択肢と言えそうです。

TURBO:1800→800→400 lm(1分→1分→1.2時間)
HIGH:400 lm(1.3時間)
MED:150 lm(4.5時間)
LOW:5 lm(60時間)

モードの配分がかなり特徴的。細かくモードを変えて使い分けるのではなく、150lmのMEDモードでほとんどの作業はできるでしょ、という感じでしょうか。考え方自体は合理的だと思いますが、私個人としてはその役割なら50lmもあればいいのでは、という気もします。ただ、電池の大容量化やLEDの高効率化を背景に、LOWやMEDを明るめに設定するライトは確実に増えており、そういう意味でも最新のトレンドに乗っているように思います。


販売する身としての肌感覚では、LOWやMEDを暗めに求める方と、明るくないと実用的ではないと考える方は半々でしょうか。もし業務として(キャンプなどの実用として)考える場合は明るめ、防災など限界まで節約を求める場合は暗めということなのでしょう。
WUBEN E7の場合、明るめのMEDに対し暗めのLOWが設定されており、両方の要望を取り込もうとする努力を感じます。

 

 

一方で、最大光量となるTURBOでは時間制限つきながらコンパクトライトとは思えない1800ルーメンの明るさを発揮します。発熱も強く、実用的とは言えませんが、防犯や防災の緊急時には頼りになることでしょう。

 

 

おしゃれ度高めのX0に対し、E7のスイッチ周りはそこまでおしゃれとは言えません。が、価格帯がかなり違いますし、単純な実用であればE7が正解とも言えます。ゴムキャップの下にはUSB-Cポートがあり、ACアダプターやパソコンなどから手軽に充電できます。

 

 

ヘッドランプとして使用するには、専用のヘッドバンドP5と合わせて使用してください。クリップの突起を用いてワンタッチで固定。外すときもレバーで簡単に分離できます。セットでご購入いただくと、割引価格となっておりお得ですよ。

 

 

もともとE7の電池は18350充電池で容量は少なくありませんが、より大容量の18650充電池を使用できるようになるエクステンションチューブも追加発売になりまし

 

残念な点を挙げておくと、X0で存在したいくつかのショートカットがオミットされていること。消灯状態からの長押しでモードメモリを無視ししてLOW点灯、ダブルクリックでTURBOへジャンプなどは省略されています。マニアとしては寂しくもありますが、高級ライトを初めて買うような方には、程よいわかりやすさなのではないでしょうか。


また、エクステンションチューブを点けた状態でヘッドバンドに固定すると、非常に外しにくくなるのも注意点です。エクステンションチューブは完全に締め切ると面が揃わないのですが(わずかに緩めて面を揃えた状態でも点灯でき、防水も有効です)、面を揃えないとヘッドバンドから抜けない関係でかなり苦労しました。慣れもあるとは思いますが、屋外の緊急事態にこれが起こってほしくないので、ヘッドライトと使用する場合はエクステンションチューブを装着しないほうが無難とは思います。


フレキシブルに形態を変化できるE7、いかがだったでしょうか。高品質ながらそこまで高価ではないモデルで扱いやすいため、一般の方にもおすすめのライトとなっています。

 

た。延長した状態でも全長
94mmと非常にコンパクト。また、ノーマル状態のE7をL型ライトと使用する場合の弱点である、持ちにくさも解消できます。気にしなければいいのですが、E7は2眼のせいで持つところが少ないんですよね。L型ライトとして使用して頂く場合、エクステンションチューブはいろいろな意味でおすすめのオプションです。

アカリセンター様のレビューです。

まずは本体からご紹介しましょう。サイズは2センチ×3.5センチ×7センチ。大きめの消しゴムといったサイズ感ですね。
非常に軽量で、確実に手のひらサイズ。このサイズにコレでもか!と機能が盛り込んであり、多機能ライトは私物としては要らないかな(←あるけど)と思っている担当者でも欲しくなってしまう可愛さを備えています。

まず、面白いところ第一弾は首振り可能なところでしょう。ストレートなハンドライトにも、90度回転してL型ライトにもなり、途中でも点灯できます。

この機能+テールのマグネットにより、実質的に180度自由な角度で照射が可能。ワークライトとしてもちょっとした場面で活躍できそうです。

そしてこの途中の姿が可愛い(重要)。あれですね、ラピュタのロボット兵みたいな愛嬌があります。
そしてこの写真に多機能ぶりを渾身の力で表現してみました。

面白いところ第2弾ですが、多機能モリモリの首振りライトだというのに2眼タイプです。サイドワインダーストークなどのように自在式のタイプは別として、回転式のやつで複眼は珍しい。

ホワイト 1 - 50 - 150 (+ターボ700)ルーメン
赤色 1 - 80 ルーメン

という合計6種類の照射を備えています。

普段遣い用のホワイトはもちろん実用的ですが、赤色の設定も秀逸で、星空観測など暗い領域で使う1ルーメンと、昆虫や爬虫類の観察で使用する80ルーメンにくっきりと棲み分けされています。夏休みの少年たちにはまさにぴったり。後述しますが充電式なので電池を買わなくていいのも長所です。

照射はどちらも「意外に」スポット強めに感じますが、レンズが小さいので集光性が高い!というところまでは行きません。

反面、180度近い周辺光は前を照らしながらも足元まで光が回り歩きやすいです。

面白いことにディスプレイまで表示。モード、電池残量、ルーメン値を表示してくれ、暗闇でも迷いません。
いらないよ、という気持ちもよくわかりますが、ここまでガジェット化しているとこれはこれであってOK。邪魔なものはつけないでくれ!と感じるのはタクティカルライト基準だからですよ、そこの あ・な・た。

面白いこと第5弾はマグネット充電でしょう。マグネット充電のライトなんか初めて見たわ(←素が出る)。
フラットなボディでこそたどり着ける機能で、デザインと機能が一致している感じがたまりませんねー。

ボディはポリカーボネートで構成されていて非常に軽量です。タクティカルライトの黒光りする高級感はないものの、ガジェットとしては十分に高品質感を味わえます。

最後の極めつけは、充電ドックを兼ねたケースが付属すること。例えばテント内にこのドックを置いておき、フィールドでは本体だけで身軽に活動して戻ったら充電、といった運用が可能。

そしてこのケースは、ディフューザーにもなり、充電しながら点灯可能。いやこれ絶対ライト好きな人が基礎設計してるでしょ。

白色光 1 / 50ルーメンのみ
赤色灯 1 ルーメンのみ

と、本体側の電池を傷めないために制限がかかりますが、充電しながらの点灯が可能。このときはマグネット充電ではなく直接接点(テールマグネットが接点を兼ねていてここも面白い)から通電していますので、充電効率もぐっとアップ。

懐中電灯が家電化している…というのは、旧来のファンによるよくある嘆きですが、ここまで丁寧にまとめられると、一周回って楽しいガジェットになっています。普段遣いにもキャンプにも使える小さくて可愛い高機能ライト、ぜひご検討くださいね。

 

アカリセンター様のレビューです。

 

精力的にフラッシュライトブランドを展開するWUBEN株式会社さん。メインブランドのWUBENはもちろんのこと、照明事業を中心に矢継ぎ早に事業を展開するそのスピードは目を見張るものがあります。
付属品の細かな調整、取扱説明書の完全日本語対応、きちんとした保証制度など、日本にある「正規代理店」の多くをぶっちぎる細やかな配慮には頭が下がる思いがします。

さて、WUBENと並ぶ2枚看板、SPERASから新アイテムE21の登場です。これは現時点でかなりいい感じの業務用ライトなんですよね。

・2000ルーメン、照射距離300メートル
・1インチ直径、全長5インチの円筒形のコンパクトボディ
・5000mAhと大容量の21700電池搭載
・電池固定の充電式、USB-Cポート

それぞれの数値は見劣りするものではなく、品質を考慮すれば素晴らしいものですが、豊富にメーカーを選べる今となってはとびぬけた性能ではありません。では何が良いのか。今回は3点ご紹介します。

まず目を引くのが、21700電池を収納しながら、18650電池対応のESTとほぼ変わらないボディサイズ。21700電池は18650電池よりも3mmも大きく、1インチボディに収納するのは困難です。これを実現するため、ヘッドからテールまで分解のできないワンピース構造となりました。その結果、ボディ構造の最大の弱点となる「Oリングのみぞ」「ねじ部分」を排除することができ、大型電池を搭載しながらも強固なボディとなりました。

そして操作系。一見シンプルなテールスイッチ1個のライトですが、このライトは通常の縦プッシュとは別に横からの操作を受け付けます。
通常、現在主流のフラッシュライトは、スイッチが側面かボディ後端に併設されているものがほとんどでした。


ボディ側面にサブスイッチを持つパターンでは、メインスイッチを操作した後で持ち替える必要があります。また、手探りでサブスイッチを探すのが難しく、真っ暗な中でライトを取り出して点灯させようとすると手間取ります。


ボディ後端にサブスイッチを持つパターンでは持ち替え等の手間は軽減されますが、ボディ後端がごちゃつき、とっさの誤操作が起りやすい弱点がありました。

E21なら、こうした煩わしさとは無縁に、すっと点灯させてそのままちょんちょんと調光できます。誤操作の心配もほとんどないレベルかと。

特長のもう一つは、電池固定の充電式ながら、円筒形ボディを持つ点でしょう。現在、身の回りのあらゆるものが「充電池交換不可」を前提に設計されるようになってきており、フラッシュライトもその流れの上にあります。コアなファンにとってはそれが不満だったりもしますが、電池交換を前提としないメリットも多くあります。

例えば、より大容量で軽い電池を使用できること。ラミネートだけで形成されたリチウムポリマー電池を使用することで、より軽く薄くコンパクトに製品をまとめることができます。それはボディ形状にも影響を与え、ユーザーが携帯しやすい細長く平たい形状で設計可能になるわけです。

SUREFRE STILETTO シリーズ
STREAMLIGHT WEDGE シリーズ
OLIGHT ARKFELD シリーズ

これらは未来のカタチであり、この方向への進化が止まることは当面の間、ないでしょう。

ではどこにE21の存在価値があるのかというと、防水性能です。箱型の商品は多くありますが、例えば抜群の信頼度を誇るPELICANやTHRYMにあっても、防水性には一抹の不安が残ります。ましてや、より狭いスペースで防水を行わなければならないLEDライトでは、その難易度は高まります。様々なライトを販売してきた私の結論は、
「円筒形以外の防水性は信用しねえ」
というものです。もちろん、ケースバイケースで「良い商品」「大丈夫な商品」もありますし、防水性が必要ないシチュエーションは多くあります。

とはいえ、業務においては話は別。雨や浸水で濡れることはもちろん、場合によっては一時的に水中に突っ込むこともあるでしょう。そうした場合、「大丈夫かな・・・?」という一抹の不安がよぎるのは、箱型ライトの宿命だとは思います。すべてが円筒形で構成され、継ぎ目がないE21の構造は、メーカー表記以上に防水性を期待できるのです。

機械の点検、手元足元の照明、書類の確認。ポケットサイズながら大容量電池を搭載し、充電式で明るく、持ち替え不要の操作性。一つ一つの機能がこれほど業務にマッチするのは珍しいほどです。個人ユースでは乾電池を使用したいという希望が上がったりもしますが、不慣れなユーザーによる誤装填や誤充電が引き起こす発火・破裂の可能性を考慮すると、業務用モデルは固定式充電池のほうが圧倒的にお勧めです。

物理を重視する古典的な価値観と、電子的な優位性を重視する最近の流行。どちらを選択するか?どこでバランス点を探るか?というのは、好みで分かれる部分でしょう。SPERAS E21、悪くないバランス点にあるライトだと思います。

 

デザイン面で一足先を行っているブランド、WUBENからX0が登場。

見てくれだけではない良さがあります。

X0のサイズ感としては18350クラス。角ばっているのでちょっとかさばって感じますが、L型18350機として寸法をみれば妥当なサイズです。

この形状のため、横倒しにしても安定感があり、置いて使う時には便利です。
底面のマグネットは基本というか、お手本通りというか。ツールライトなら当然ですね。防塵防水等級IP68、落下耐久1.5mなども、当店の商品としては「当然」の領域。当店の要求水準が高すぎるんじゃないかという気もしないではないですが、WUBENもきっちりと応えてくれます。

ぱっと見の外見以外で特徴的な部分その1は、このスイッチカバーでしょう。レバーのように動くため、なかなか新鮮な操作感。

このスイッチの下には充電ポートとスイッチ本体が隠れており、カバー部分はマグネットで吸着しています。写真で見える白い部分がスイッチ本体で、直接押しても操作は可能です。
なぜこんなことになっているかというと充電ポートを隠すためなどデザインの整合性を重視しているからだと思いますが、機能面でもメリットを感じます。

ひとつは、交換が難しいわりに消耗品であるスイッチカバーがなくなること。スイッチカバーの摩耗は人間の指のせいですので、金属製のレバーを介して押されることで、スイッチ自体の耐久性は格段に向上します。落とした時なども、衝撃でスイッチが押しつぶされることなく、最終的にボディに衝撃が逃げる構造。いろいろな意味でスイッチの耐久性につながっていると思います。

もう一つはUSBポートの保護カバーとして十分な役割を果たし、これ以上ないほど簡単にアクセスできること。担当者はいつも、気に入ったライトのUSBポートカバーのゴムをむしり取ってしまいますが、WUBEN X0のやり方はめちゃくちゃスマートです。ちなみに、ハイブランドのライトの多くは、防水USBポートを使用しているので、開けたまま水につけても大丈夫です(水中での充電は絶対ダメですよ)。ブランドごとにもアイテムごとにも違うので、取り扱い以外の商品についてはわかりませんが・・・。

D1、G2などと共通のフラッドなレンズもいいですね。175°におよぶ広大な周辺視界と、程よいスポットを両立しています。これも再優秀なレンズの一つかもしれません。もちろん目的ごとに最適なレンズの仕様は違ってきますが、EDC目的としては一つの最適解かと。

こちらはLOWの画像。照射画像ではどフラッドに見えますが、実は照射に芯があります。そのため奥行きがある場所でも奥までしっかりと視認性があり、単純な拡散光にはない汎用性があります。


ということで、EDCガジェットとしての性能に優れたX0ですが、ここまでは良い子の時間。ここからは悪い子の時間です。

ということでWUBEN X0、硬派なユーザーも納得してくれる筋の良さを持ちつつ、斬新なデザインでいいですね。タクティカル雰囲気がないと嫌!という要望も多いのですが、女子受けはこっちのほうがいいです(弊社内参考意見。意見には個人差が(略)。WUBENは今後もハイスぺ変態イケメンなアイテムが続々登場予定ですのでぜひご期待ください。

 

 

WUBEN X-2。コンパクトなEDCモデルですが、照射力やある程度の長時間点灯を重視したクラスになります。

今回ご紹介するのはライトグレーボディのタイプですが、合計3モデルを展開しています。

ブラックボディ/大光量モデル
ライトグレーボディ/高演色モデル
ライトグレー&ブルーグラデーションボディ/高演色モデル

 

 


詳細なスペックや用途は上記のリンクを確認してみてください

この姿がまずイケています。直方体をベースにしたコンパクトなデザイン。
ストリームライトのサイドワインダーレスキューみたい、というのが最初の感想でした。
これ↓↓↓

このライトグレーはマイクロアーク酸化によるものです。当店で扱ったものとしてはACEBEAM X50の限定モデルが同じ処理でした。
HAよりも被膜が厚く、硬度と耐久性に優れた表面処理で、高級感あるざらついた感触も特長的です。
アウトドアギアっぽい雰囲気も出てくるので、人目に付くこともあるEDC用途ではブラックモデルよりもいいかもしれませんね。

スイッチは側面。個人的に、一般的なフラッシュライトではテールスイッチモデルが好きですが、円筒形モデルではなく、EDCモデルならば、サイドスイッチでも十分です。
クリックで点灯・消灯、長押しで調光、ダブルクリックでターボ、など、基本的な操作系は標準的です。
-----------------------------------------
クリック 点灯・消灯
長押し 調光
ダブルクリック ターボ
トリプルクリック 1回目:ストロボ 2回目:SOS
消灯から長押し LOWスタート
4クリック ロックアウト/解除
-----------------------------------------

このスイッチ、実は単純なレバー式のカバーになっています。通常の使用時は指の力をそのまま下のスイッチ部に伝えます。
一見無駄な構造に見えますが、指の力でシリコン部分が摩耗しないので、より耐久性が高まります。

開いた状態では、USB-Cポートが現れ、充電ケーブルで簡単に充電できます。
「USB-Cポートのキャップが無くても防水は大丈夫ですか?」
という問合せを受けることもありますが、WUBEN X-2の場合はそもそも最初から付属していません。
IPX8やIP68などの防水性能を持つ中華系ライトは、防水USB-Cポートを使用していますので、ゴムキャップなし、スイッチカバーオープンでも全く問題無いのです。ただ、埃の混入はあり得るので、基本的には保護された状態で運用するのがおすすめです。

照射部は直列三眼。これまで2眼や三角形に並んだ三眼はありましたが、一列になった三眼は初めてかな。
LEDはSAMSUNG LH351D。CREE系にパワーは多少劣るものの、色分解の少ないきれいな照射になりますので、EDCモデルやアウトドアモデルには最適です。
LEDの色からわかる通り(写真だとわからないですね)、高演色LED。
公称90CRI、色温度は5000Kということなので昼頃の太陽光に近い色味で、非常に自然な視界が得られます。

TURBOは圧巻の1800ルーメン。これは高演色モデルのスペックですので、大光量モデルのほうは2500ルーメンにも及びます。ここ一発の明るさを求める方にもお勧めできます。

TURBOだとわかりにくいので、HIGH 400ルーメンのほうで配光を見てみましょう。
高演色&5000Kの光は視認性もよく、光はワイドに広がります。リフレクターは非常に小さいのですが、深さはそこそこあり、奥行きがある場所でも見づらくありません。
実は、直列三眼の影響で、照射もやや四角になります。しかし、普通にサイドスイッチを操作しながら前に向けると横長になるため、地平線方向に広く見たい人間の目にとっては見やすいように思います。

MED 100ルーメン。手元には十分すぎる明るさです。調理やブッシュクラフトを野外でするときは意外に明るさが必要ですが、これくらいなら十分。急ぎ足でもや足場が悪い場所でも不安を感じずに歩けます。

LOW 5ルーメンの視界。歩行には心細いですが、歩けなくはありません。災害時の長期にわたる停電など、電力を節約したい場合には必要になる明るさです。

TURBO以外の常用モードは3モードとシンプルですが、LOW / MED / HIGHをそれぞれ自分好みに設定できるそうです。初期状態では各モードの最も暗い数字にセットされています。個人的にはLOW側を充実させたほうが使いやすいので、このまま使用することになりそうです。

普段使いのライト、という感覚はあまり現代的ではないのかもしれませんね。ですが、現在も変わらず闇はそこにあり、光は必ず必要とされます。
信頼性の高いライトが必要とされるシーンがなくなることはないでしょう。

というわけで、今回は当店としても珍しい、発売前のクラウドファンディング商品「WUBEN X-2」のご案内でした。品質的には現在入手できる最先端のもので間違いないかと思います。

ストロボ重視ユーザーには使い勝手のいい、EDCタクティカルモデルのご紹介です。

SPERAS EST。全長120mm、1インチボディ。スタンダードなサイズと言いたいところですが、最近は21700対応で太くなるか、削られて24mm程度に収まるかが多いので、意外と見かけなくなったサイズに感じます。

操作系はテールスイッチ+サイドスイッチということでこれもオーソドックスな印象ですね。

手の大きな人が握りこんでも先端が出るサイズは、タクティカル系には必須の要素。過去の1インチモデルは130mm以上ありましたが、現在は120mm前後まで短くなっています。SPERAS ESTも120mmということで個人的には非常に扱いやすいサイズに感じます。

テールスイッチの直径が大きく、多少外した位置を押しても点灯するのはお気に入りポイント。スイッチの感触はタクティカルモデルとしては多少柔らかい感じもしますが、悪くはありません。

 

シンプルな構成の3ピース構造。18650充電池内蔵で本体充電方式ですが、2×CR123Aにも対応していて防災にも使えるのも心強い。本体充電ということで便利ですが、乾電池を入れて充電しないようにだけご注意くださいね。

TIRレンズは浅めながらしっかりと集光。搭載LEDはSST-40で、1900ルーメンの大光量を誇ります。ベゼルの突起も「ストライクベゼル」というレベルでもなく、程よい感じではないでしょうか。

この照射は好きですね!程よい集光性とレンズ角の外まで広がる視界。最近の定番ともいえますが良いものは良い、と声を大にしたい。足元近くまで広がる照射がいいんだよなぁ。

LOW : 10ルーメンでは157時間の照射時間。電池の仕様と併せて、災害用としても十分期待できる特性です。MED:100ルーメン、HIGH:400ルーメンも悪くないモード配分だと思います。個人的には、ランタン用途を除けば100ルーメンもあれば十分。悪路を歩いたり、暗がりを走ったりもできます。

高性能かつポケットでも携帯できるサイズですから、毎日持ち歩いて防犯や防災の一助に・・・という要望には十分に応えてくれます。
オーソドックスでつまらないという見方もできますが、この価格でこんなバランスの取れた優等生が手に入るとは!というべきです。

担当者的には、今1インチ径のライト縛りで1本選ぶならこれかなぁと思うライトです。細部では好みに合わないところもあるにせよ、ポイントは抑えていて大きな欠点が見つからない。

フラッシュライト初心者用にもいいですね。ストロボ、18650、充電式、2000ルーメン級、タクティカルスイッチと、初心者好みの要素を抑えつつ、10年後でも不満なく使える汎用性を併せ持っています。
表面仕上げなどマニアックな部分でも、NITECOREなどに劣らないと思います。最初の一本にいかがでしょうか。

WUBENの最初の掲載はG2になりました。
樹脂製じゃないんだな…という謎の感慨が皆様に伝わるでしょうか。

ぱっと見の印象はかなり小さいです。消しゴムサイズ、かな。どちらかというとフリスクか。これまで直方体のキーライトはNITECOREを中心に複数扱いましたが、WUBEN G2は特に薄さが際立っています。
そして側面にある、キーライトとしては大口径のレンズ。この配置の使い勝手が良いかどうか・・・正直気になります。これもこれまでにあまりなかったデザイン。

このレンズ、アレですね。KLARUS E1のUDLと同じものですね。3mmほどの薄さながら十分な集光性があり、175°にも及ぶ広い周辺光を併せ持つ特殊レンズです。

配光はなかなかGOODという感じでしょうか。極端な薄さで集光性と周辺光を両立する光学設計はすごい。その代償として周辺光の環状のムラが多少見られますが、しかし実用上は問題ありません。
KLARUS E1の場合はLEDがスペック重視のCREEでしたが、WUBEN G2はバランスの良いOSRAMということで、配光ムラは明らかに軽減されています。

最大光量はダブルクリックでジャンプできるTURBOの500ルーメン。キーライトとしては十分すぎると思います。10m先を難なく照らせる集光性、肉眼でも視界全体を覆うような配光の広さはこのレンズ特有。

STREAMLIGHT PROTAC 90シリーズなどのTIRも集光&ワイド配光ですが、中心がドン!と出やすいSTREAMLIGHTに対し、WUBENのUDLはなだらかに中心部が明るくなる配光です。これはこれで高度だ。

長押しで点灯、もう一度長押しで MOON-LOW-MED-HIGH を巡回するわかりやすいモード切替。MOON 1ルーメンでもなんとか歩行可能ですし、LOW 15ルーメンあれば歩くのに不満はまったくありません。MED、HIGHも良い配分だと思いますがいかがでしょう。搭載電池は280mAhとミニマム級なのですが、MED : 65ルーメンで1.5時間点灯可能。

SUREFIREのG2が高級CR123Aを2本も消費して65ルーメン1時間だったことを考えると涙が出るような経済性です。1時間あたりほぼ1000円って時給じゃん(2023/03現在、12本入で約6000円なので)。

ボディには分離式のキーリングがついています。蛇口をひねるように回すと分離。ただちょっと戻しにくいかな。S-BINERと合わせたほうがいいような気もします。

クリップもはめ込みの脱着式。一瞬不安になりますが、クリップ先端を強めに押し上げても浮いてきませんし、ボディとの固定はしっかりしているようで、個人的には信頼するようになりました。ただ樹脂クリップということでポケットなどへの固定は甘め。ひっかけるだけに近いです。

脱着式キーリングを外すと、ボディ後部の磁石でバチバチ鉄板に貼り付けられます。鉄扉、スチール棚、自動車ボディ、自転車のフレーム。
作業の際は照明器具の高さが欲しくなることは多いのでマグネットがあるといろいろはかどります。

写真のWのところがスイッチ、そのとなりがUSB-C充電ポート。このスイッチ配置はいいですね。キーライトの宿命である誤点灯をかなり軽減できます。
地味~に、USB-Cの蓋が取りやすいのもいいポイント。ココが開けにくいと、せっかくのお手軽充電機能を無駄にしますが、そういうライト多いですからね…。

このボタン配置の操作性はなかなか優秀。今のところポケットの中での誤点灯が一度もありません。

個人的に現在はバックパックのショルダーベルトに着けて自転車通勤に使用しています。怪しい動きの自動車が前方にいる時に、被視認性をあげるために短時間点灯する使い方です。この場合はとっさに点灯する必要がありますが、今のところは不満なくダブルクリックで点灯できています。一般の方が手に持って使用しても不満はなさそうですがどうでしょう。

スタイリッシュなデザインで扱いやすいWUBEN G2、好感触です。特にキーライトの照射力に不満がある方、誤点灯問題に悩まされている方はお試しください。あぁ、私物のウェアラブルライトが増えていく・・・

皆さんこんにちは!

今回紹介したいのは前回に続き→日本初上陸となるフラッシュライトメーカー
SPERASの第二弾 ☆☆☆
そうなんです!新しいメーカーですが、熟練スタッフ集団が制作するライトは老舗メーカーにも全く引けを取らないほどのハイクオリティなんです!!!

そんなNEWフラッシュライトメーカーSPERASの第二弾↓↓↓

★★★ 超高性能EDCライト " E10 " !!

■超明るい!!
MAX1300ルーメンの強烈な光が暗闇を切り裂く★★★

■近場〜中遠方までの広い範囲を強力な明るさで照らし出す! 

SST40が近場〜中遠方まで強力に照射!

 

夜の暗闇の中での1300ルーメンもの光がもたらしてくれるのは、”見やすさ”だけではありません!

圧倒的な安心感と心のゆとりが、いつも以上の足取りと冒険心を産み出してくれます☆

コンパクトボディーからは想像もできない明るさ☆☆☆
■LEDチップには、米国LUMINUS社製"SST40" を採用!  強い照射力と光の直進性が違います☆☆☆ 

超強力照射型LED ★ SST40

 

■強烈な光で近場から遠方まで照射!
  広範囲を圧倒的な光で強力に照らし出す★★★

SST40の特徴である”大光量”に加えて、専用設計された高透過性の強化樹脂レンズを採用する事で↓↓↓

近場の広範囲を綺麗に照射しながらも遠方までも力強く照らし出す! 

新設計TIRレンズが広範囲を強力に照射!

 

専用TIRレンズにより、光が中心から外側まで奇麗なグラデーションで照射します☆
暗闇では 足元〜奥行きまで確りと視界を確保できるので、周囲の状況を瞬時にはっきりと把握する事が出来るの

 ハイモードで十分な明るさ!です!

■E10 各モードの光量比較画像

 ハイモードで十分な明るさ!

 

■ハイブリッド回路★★★ 
■NON-PWM調光システムを採用!

市販の安価なライトを長い時間使用していると、PWM=フリッカー方式の調光では目や脳がとても疲れてしまいます(☆0☆)
E10は最高品質のNONフリッカー調光システムを採用する事で、光のチラつきが全くありません!

長時間の作業や散策にもお勧めです☆☆ 

 

■サーモスタット機能搭載↓ 
★光量を自動で調光→→過剰な発熱から本体やバッテリーを保護してくれます!

 

■ハイドレイン充電池付属でパワーもコスパも抜群!
  超高出力&大容量18650 Li-ion/3100mAhが付属★★★

 

■3.7Vの超高出力/大容量ハイドレインバッテリーにより圧倒的な明るさと、最大157時間という驚異のランタイムを実現!

又、繰り返し充電が出来る為コストパフォーマンスも抜群です!

 

★PSEマーク取得で安全性もバッチリ!

 

■2種類のバッテリーが使用可能 ★★★
18650バッテリーとCR123バッテリーの両方使えます★★★
■セットに付属の18650Li-ionバッテリー以外に、緊急時や災害時等にCR123Li-ionバッテリー×2でも使用可能!
18650はプロテクター付タイプのみ使用可能です


 

1A/TYPE-C急速充電★★★

■ 災害時や緊急時等に外でも、モバイルバッテリーやポータブル電源等からライト本体へ素早い充電が可能です!☆

 

■最上級の防水性能! 

■IP68という最上級の防水性能と防塵性能を誇ります★★★
■暴風雨や吹雪の中でも大丈夫!

最強の防水性と耐久性!

 

■安心して使用出来る高品質★★★
 
災害に対応する防災ギアとしても、登山やキャンプ等のアウトドアでのハードユースを考慮しても、高い防水性能は絶対に欲しいスペックです! 
 
E10国際基準に基づく厳しい防水テストをクリアしており、アウトドアは勿論、本当の意味で命を預けられる防災アイテムとして、一般ユーザーやプロの方々にも自信を持ってお勧め出来る頼れるライトです!
 
又、安価なライトでは度々起こる現象で、「レンズの内側が曇る!」のを数多く見て来ましたが、 SPERAS社製 フラッシュライトは光の透過性の極めて高い強化樹脂レンズを採用し、高い防水性と気密性によりレンズ内側が曇る心配はありません☆☆☆

高機能インジケータ搭載★★★

■暗闇でも一目でわかるバッテリーコンディション
●充電時も表示カラーで状況が分かりやすい☆

 

シンプルな操作性★★★
 照射4モード+ストロボ/SOS
■サイドボタンでオン/オフ 
■サイドボタン長押しでモード変更
Low/Med /High/Turbo段階の光量変化
クリック→ストロボ/SOS 

 

 

セミストライクヘッド★★★
■タクティカルライトを彷彿させるストライクヘッドデザイン!機能美と実用性を両立!

 

■ 超コンパクトで携帯性が抜群★★★

 ■全長106mmと18650Li-ion使用のライト系では間違いなく全メーカー中で最小クラスのコンパクトサイズ!!
 ■わずか74g(本体のみ)と超軽量なので、携帯性も抜群です! 


 

■あらゆる状況に対応★★★
 ■小型で機能性に優れたE10はあらゆるシーンで活躍してくれます☆

 

■充実のセット内容!! 
 ■1年間の保障つきで購入後も安心★★★

 

■テクニカルデータ

 

■総括


■今回は日本初上陸になる新メーカーのフラッシュライトの第二弾という事で、先きのESTをテストレビューした事もあり、期待せずにはいられませんでした☆

実際にテスト使用してみて・・・

先ずは、サイズ感が大変良かったです!
凄く手にフィットして握りやすく滑りにくく、それでいて極小サイズなのでポケットに入れても嵩張らない大きさは毎日携帯したい!と思わせてくれるものでした☆
 
照射性能 は先のレビューのESTとほぼ同じで、大変優秀です◎
(使用LEDチップとレンズが同じなので当然なのですが^^;)
 
総合的に観て決して大袈裟ではなくEDCギアとしてかなり優秀・・・いやトップクラスだと思います!
そしてデザイン性の高さと表面処理を含めた仕上げの奇麗さは、老舗ライトメーカーと比較しても甲乙付けがたい・・・いや!若干こっちの方がええんじゃないか!?とも感じでしまうくらいのクオリティに正直驚いております^^;

コレ是非、実際に使って欲しいです!☆☆☆

では皆さん!良きライトライフを☆☆☆

皆様このブランドをご存知でしたでしょうか。SPERAS E10 / ESTのご紹介です。短いほうがサイドスイッチオンリーのE10、長いほうがテールスイッチ付きのタクティカルモデル、EST。

兄弟機の関係にあるようで、部品とデザイン、電気的にも共通部分が多いです。
ちなみにSPERASというブランド、つい数か月前には存じませんでした。

どちらも充電池つき&本体充電機能を備えている現在の標準的な仕様。新興メーカーらしく充電ポートもUSB-Cなのがうれしいポイントです。
これで4000円台~5000円台(2023年1月執筆時点)と、物価高騰の最中としては非常にお買い得。

かといって安かろう・悪かろうでは困るわけですが、質感的にもかなりいいんですよね。
こんなんで全然いいじゃん!というレベルは確実に「超えて」きます。OLIGHT、ACEBEAM、KLARUSあたりと並ぶんじゃないかなぁ。
各ネジもシュルシュル回りますし、表面の質感も「皆さんが好きなやつ」だと思います。

光学系はTIRレンズで、カメラから見切れるほど周辺視野が広く中心照度も十分。LOW、MED、HIGHの配分もよく、それぞれ使う機会がありそうです。
特にLOW/MEDが控えめな設定で、実用的だと思います。

ちなみに担当者はESTを早速購入しました。ターボモード重視の場合は操作系に甘さを感じますが、タクティカルならストロボだろ!という方にはかなり優秀な操作系になっています。
あとテールスイッチへのアクセスに工夫のあるタクティカルライトは好きですね。

ということでまずは簡単にご案内。今回のロット限りで初回キャンペーン実施中ですのでご検討くださいね。