平素より和歌山大学硬式野球部に多大なるご支援、ご声援を賜り、心より感謝申し上げます。
また、リーグ戦開催・運営にあたり、ご尽力いただいた関係者の皆様には厚く御礼を申し上げます。
8月30日に開幕しました令和7年度近畿学生野球連盟I部秋季リーグ戦は、10月24日の入替戦をもちまして、全日程を終了いたしました。
弊部は6勝6敗勝ち点2、4位という結果で終えました。
春季リーグ戦の悔しい結果から、夏場に四国遠征、関東遠征などの遠征を含め、多くの試合、そして厳しい練習を乗り越えてきました。関東遠征では関東の強豪相手に2勝1分と負けなしで3試合を戦い抜き、自信をつけた上で秋季リーグ戦に臨みました。開幕節ではその勢いのまま、2連勝で勝ち切ることができました。しかし2節以降は和歌山大学らしい野球ができず、「勝つことの難しさ」を改めて痛感しました。
今回の秋季リーグ戦をもちまして、私たち4回生21名は引退となりました。4回生は大学で野球を終える人がほとんどとなります。74期である我々の代が目標としていた「5年連続優勝」を途切れさせてしまう結果となってしまい、とても悔しく、先輩方、そして後輩のみんなには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、決して下を向き続けているわけではありません。出村主務兼学生コーチを中心として、後輩たちはこの悔しさを糧に、来年の春にリベンジしてくれると信じています。これからは、後輩たちが新チームで新たな歴史を築き、力強く歩んでいけるよう、支えていきたいと思います。
最後になりましたが、今季も和歌山大学硬式野球部に多大なるご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございました。
スタンドで応援してくださる方々の数は、近畿学生野球連盟の中でも最も多く、皆様の声援が私たちの大きな原動力となっておりました。
私がキャプテンとしてスタンドに挨拶をした際には、たくさんの方々が黄色いメガホンを手に、温かい拍手や声援を送ってくださいました。
勝敗や戦況に関係なく、常にそばで支えてくださる皆様の存在が、何よりも力になったことを改めて実感いたしました。その応援に応えるべく、苦しい場面でも全員で前を向き続けることができました。
結果として、優勝には届きませんでしたが、「誰かのために」戦うことの意味を改めて胸に刻んだリーグ戦でした。
私たちの後を引き継ぐ後輩たちにも、この「誰かのために」戦う喜びを力に換えて野球をプレーしてほしいと思います。
皆様には、これからも和歌山大学硬式野球部への変わらぬご声援とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
和歌山大学硬式野球部
4回生 74期主将 伊東太希