こんにちは！
爽やかな5月晴れが続き、寒がらず暑からずの季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度、和歌山大学硬式野球部は、令和6年度近畿学生野球連盟I部春季リーグ戦にて勝ち点5を取得する完全優勝を成し遂げ、第73回全日本大学野球選手権大会への出場が決定いたしました。
2季連続6度目の優勝、そして創部初となる秋春連覇を成し遂げ、全連盟で一番早く代表の座を掴み取ることができました。
これもひとえに、連盟関係者各位、大学関係者各位、保護者、OB・OGの皆様、そしていつも応援してくださる皆様のお力があってのことです。この場を借りて御礼申し上げます。
昨秋、2度目の秋季リーグ優勝、そして関西選手権大会出場を果たした72期の先輩方の姿を間近で見てきました。和歌山大学硬式野球部史上初となる、関西選手権大会での1勝を成し遂げた背中を見てきました。しかし、強豪私学にあと一歩のところで惜敗。全国の舞台への壁は高いということが改めて感じられました。
先輩方から託された「日本一」への想い。その想いを自分たちが繋いでいこうと、始動した新チーム。丸山主将を中心に、本音で会話することを大切にし、日々練習に取り組んできました。
また、創部100周年を迎える和歌山大学硬式野球部史上最強のチームを作っていこう、と意気込み、熱い想いを滾らせました。
そして、オフシーズンに入り、体づくりや、バッティングなど各々の弱点を強化していきました。
私たちの目標は「日本一」、目的は「人間形成」。
オフシーズンも、お世話になっている和歌山の少年野球団との合同練習や、ジュニア駅伝大会の補助など、和歌山への恩返し、そして様々な方々との関わりを通して、野球に関する技術だけではなく、一人一人が“人”として成長する様々な機会がありました。
3月には、沖縄の地で10日間野球に集中できる環境を与えていただき、ひたすら野球に向き合い練習してきました。
そして迎えた春季リーグ戦。秋の王者として、最初に迎え撃つは、今季よりI部昇格の神戸医療未来大学。掴めない相手に苦戦しながらも、なんとか勝ち切ることができました。その後も苦しい展開もありましたが、全てのカードで勝ち点を取り、10勝2敗、勝ち点5で完全優勝を果たしました。
グラウンドでプレーする選手はもちろん、スタンドで応援してくださった皆様、遠いところから応援してくださった皆様、全員が繋いで掴み取った優勝だと思います。
1924年に創部した和歌山大学硬式野球部は、今年で創部100周年を迎えます。昔は、練習環境も良いとは言えない状態であったようです。しかし、今はたくさんの方々のご尽力により、存分に練習ができる環境を与えていただいています。100年という歴史を築き上げてくださったOB・OGの皆様、私たちに野球をできる環境を与えてくださっている関係者の皆様、本当に感謝申し上げます。
これから、全日本大学野球野球選手権大会に向けて約1ヶ月間、さらに練習を重ね、全国に和歌山大学硬式野球部の名を轟かせられるよう努力して参ります。
目標である「日本一」へ向けてのスタートラインに立ったばかりです。気を緩めることなく、全員でかけがえのない「日本一」という目標、揺るぎない「人間形成」という目的に向かって戦って参ります。
ご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。
尚、第73回全日本大学野球選手権大会は、6月9日(日)に開会式、6月10日(月)より明治神宮野球場又、東京ドームにて開催されます。
5月9日(木)15時より組み合わせ抽選会が行われますので、試合詳細は決定次第お知らせいたします。
選手・スタッフ一同、「日本一」に向け、さらに邁進して参りますので、今後ともご支援、ご声援を賜りますようお願いいたします。
和歌山大学硬式野球部
副務 岡田七夕子