新年のご挨拶 | 和歌山大学硬式野球部のブログ

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和歌山大学 硬式野球部の試合予定や試合結果を更新致します!




皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。



さて、今年は和歌山大学硬式野球部にとって勝負の1年となります。



創部以来リーグ初優勝を飾り、初出場した全日本大学野球選手権大会でベスト8という結果を勝ち取った記憶は4年前のものです。
輝かしい記憶から3年、神宮に戻り日本一になることを目標に掲げ、ここまで約2年間活動してきました。
しかし、秋季リーグで1度優勝したものの、関西代表決定戦で敗れ、神宮に戻ることすら叶っていません。


戦力は決して劣っていたわけではありません。
それでも優勝できなかった、その事実と真摯に向き合う必要があります。
優勝するには"何か"がきっと足りていないはずです。その"何か"を見つけるため全員で向き合っています。



今年4回生になる69期生は、全日本の舞台を経験、観戦した最後の学年となります。
全日本大学野球選手権大会に出場した"和歌山大学硬式野球部"に憧れて入部した今の後輩たちと共に、なんとしても再び全国の舞台で和歌山大学の名を響かせたい。応援していただいてる方、支えていただいている方に、和歌山大学硬式野球部の応援をしていて良かったと思っていただけるような結果を出さなければいけません。
また、人間力にも磨きをかけ、より応援していただけるチームを目指します。



「チームの勝利に勝るものはない」
これが私たちの信条です。
部員は70名を超える大所帯になりました。ベンチ入り25名以外に、50名に近い選手・スタッフが彼らを支えることになります。その中で、サポートにまわるメンバーが本気で応援できるチームを作ることができるか。大学野球を続けている以上、選手として試合に出場、もしくはベンチに入り、全国の舞台で活躍することが目標です。
しかし、全員にその機会が与えられるわけではありません。向き合いたくない現実と向き合わなければならないかもしれません。それでも、仲間を後押しできる人間になれるか。チーム全員で執念を持ち、勝利にこだわります。



大晦日に放送された紅白歌合戦に、ワールドカップにて史上初のベスト8を勝ち取ったラグビー日本代表の皆さんが出演されていました。「ONE TEAM」を掲げ、結果を残した選手の方々の姿に多くの人々が感動を受けたことと思います。
紅白歌合戦にて、松任谷由実さんがラグビーを題材にした、「ノーサイド」という曲を歌っていました。その歌詞の中に「何をゴールに決めて、何を犠牲にしたの」というフレーズがあります。

日頃から監督に「頑張るとは、必要な努力と必要な我慢をすること。目標を目指すために何を犠牲にするか」ということを言っていただいています。リーグ優勝し、日本一になるためには楽な道のりではありません。目指すからには何かを犠牲にし、覚悟を決めて臨みます。




最後になりましたが、今年も格別のご支援、ご声援賜りますよう宜しくお願い申し上げます。




2020(令和2)年 元旦
和歌山大学硬式野球部
69期主務 荒木拓海