和歌山大学硬式野球部のブログをご覧いただいている皆様
平素より、和歌山大学硬式野球部のブログをご覧頂きありがとうございます。
いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりましたが、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年も1年格別のご支援、ご声援を賜わり、厚く御礼申し上げます。
さて、この1年は和歌山大学硬式野球部にとって悔しい1年となりました。春季リーグ、秋季リーグと2季連続で1勝差で優勝を逃し、2位に甘んじる結果となりました。
春季リーグ終了後、自分達と向き合い、ミーティングを重ねました。優勝するには何が足りないのか、組織づくりや「考える野球」の更なる高度水準化を目指し取り組みました。また、野球ができる状況が当たり前ではないということも痛切に感じました。"有り難い" 感謝の気持ちを漢字で表すとこのように書きます。有ることが難しい、当たり前を支えてくださる方々がいるからこそ野球ができていることを改めて学ぶ機会となりました。
最上級生が少ないチーム状況の中、坂田主務・吉野主将を中心に4回生の皆さんが数多い下級生を引っ張って下さいました。
・全員が日本一に向けてベクトルを揃えること
・チームが勝つ為に全員が自分が出来ることを考えること
・全員が誰かのために頑張ること
この3つを意識することを、春季リーグ終了後にチームで統一しました。
迎えた秋季リーグでは、組織としての力を高めた状態で臨み、最終戦まで優勝争いを繰り広げました。しかし、春季リーグと同じくあと1勝の差で優勝を逃しました。リーグ戦の1勝の重さをこの1年間で痛感しました。
どうすれば、1勝の壁を越えることができるのか。
目標である日本一に近付くことができるのか。
新チームが始まり、ひた向きに自分達と向き合っています。
今までの先輩方に並ぶだけでなく、越えていかなければならないということを日々噛み締めています。
さて、先日新幹部が決定致しました。
ご報告が遅くなり大変申し訳ございません。
学生幹部
※学年は新学年です。
主務 荒木 拓海(明石城西 ④)
主務補佐 上安 美貴(大阪池田 ④)
石丸 日和(佐世保北 ③)
副務 楠岡 毅(桐蔭 ④)
川村 亮輔(鳳 ③)
大屋 能史(向陽 ②)
則兼 勇斗(帝京大可児 ②)
主将 二田 幸洋(久留米商業 ④)
副主将 浦 広大(高知 ④)
檜尾 一平(向陽 ④)
萬野 宙(鳳 ④)
上記の体制で、これから1年間活動して参ります。
部員3学年74名で新たなスタートを切りました。
"目標は日本一、目的は人間形成"
前チームから引き続き、これらを実現させることができるような取り組みを行います。
国立大学で日本一。
高い目標であるからこそ、やりがいを感じます。
また、我々には、和歌山県唯一の大学硬式野球部としての自覚と責任があります。リーグ戦の紀三井寺開催や少年野球、中学野球の選手達との合同練習や野球教室など様々な方法で野球王国と呼ばれる地元和歌山への貢献も引き続き行います。
最後になりましたが、来年も格別のご支援、ご声援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。
和歌山大学硬式野球部
69期主務 荒木拓海