思いつくままに
ほぼ毎日一記事書いている
雪の多い場所で生まれ育ったので
雪だるまをつくった遊んだ覚えがある
ただ雪だるまの何がおもしろいのかは
小さな頃から疑問だった（笑）
雪でつくるなら
断然かまくらがワクワクする
大規模で時間と手間はかかるが（笑）
「中に入って何かを食べる」
それだけでなぜか気持ちがあがる
「それの何がおもしろいの？」
と言われればそれまでで
雪遊びの好みも人それぞれだ
雪だるまは小さな雪玉から始まる
雪玉を転がして
だんだん雪玉を大きくしていって
「雪だるま」になる
つまり雪だるまは大きな雪玉だ
あたりまえのことかもしれないが
意外と忘れがちなのではないか
大きな大きな雪だるまを見た時
それが雪玉からはじまっていることを
忘れてしまう
自分の憧れる人を見て
圧倒的な自分との差に絶望する
自分とその人は
まるで別世界にいるとさえ思える
しかし多分
自分の今いる場所と憧れの場所は
地つづきだ
その憧れの人も
いまのボクと同じ大きさの雪玉を
持っていた時代があったに違いない
それをひたすら転がしていったのだろう
雪がなくて泥だらけの
茶色のだるまの時代もあったはずだ
それでも転がし続けていったのだと思う
大きな大きな雪だるまの核には
転がし始めた頃の雪玉があるのだと思う
きっと続いているその場所まで
小さな雪玉を少しずつでも転がしていきたいと思う
－－－
◉ 動作制作等の提供メニューはこちら
