あの人とは
価値観が合う
または
価値観が違う
と言ったりもするが
そもそも1人の人が
持っている価値観はひとつではない
複数の価値観が
同じ人の中に存在しているのが
普通なのではないかと思う
自分の中にある
たくさんの価値観を駆使しながら
他者を理解したり判断したりしている
その複数の価値観は
矛盾していることもあるだろう
自分の中で
相反する価値観の折り合いがつかない場合
人は悩む
どこかに
「常に正しい価値観」
がひとつあるはずだ
そんなふうに考えると苦しくなる
1人の人間の中に
ひとつの価値観があるのでなく
いくつも層のように同時に存在している
地図と航空写真を切り替えるように
場面によって
価値観を切り替えていってもいいと思う
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「ポーチと小物」