テニスを楽しむ禁断の48手 その5 技術編 身体の使い方の考え方 | ワールドテニススクールBLOG
こんにちは!ワールドテニススクールの石井です。
 
 
今回は身体の使い方をお伝えします。

まずは何の為に身体を使うかです。

それはラケットを振る為です。

となると問題になるのはラケットは重いのか軽いのか

そして、

重いべきか軽いべきかです。

まずは重いのか軽いのか問題から行きます。

ラケットは250gくらいから340gくらいですが

最頻値は多分300g前後だと思います。

なのでここではラケットの重量を300gと仮定します。

長さは約70cm。

300gで70cmの棒を振るって言うのがかなり絶妙なバランスなんです。

例えばバドミントン。

大抵の人が軽いと感じると思います。

バドミントンのスイングは身体を使って打つというよりは

腕のしなりと止めで飛ばします。

下半身からの運動連鎖で腰を使って打つ!

とかはしないと思います。

もうちょっと極端な例で説明すると

新体操のリボン

これは手首だけで高速クルクル回転させることが出来ます。

これも高速クルクルに全身の運動連鎖とかは必要ないんです。

ではテニスはというと、

バドミントンのようなスイングや新体操の高速クルクルはやりにくい重量があります。

小手先だけで扱うには重いんです。

(バドミントンが小手先のスイングという意味ではありません)

では次に野球のバットと比べてみます。

バットは片手で扱うには重いです。

腰を回してから腕を振らないと速くスイング出来ないくらいの重量があります。

ではテニスはどうでしょう。

バックハンド系は両手打ちもありますが

フォアハンド系は片手打ちが主流です。

片手でも扱えるけど両手打ちも選択肢に入る重さなんです。

フォアハンド系では軽め

バックハンド系では人によっては重め

という感じでしょうか。

となると、

小手先では扱えない重さだけど

身体全体を使って野球のバットようなスイングには向かない重さです。

積極的に身体を動かしてスイングするのではなく

(意図的に腰を回して上半身を回して腕を引っ張り出すようなスイングではなく)

身体が機能する程度のセットをしたら小手先主体でスイングする程度がちょうどいいです。

身体が機能するセットをしてたら腕が動きやすいように身体は反応して動きます。

身体の使い過ぎは一番大事な打点でのラケットワークを悪くします。

そしてここからが重要なポイントになります。

ラケットは重いべきなのか軽いべきなのか。

これは先に結論を言います。

軽いべきです。

言い換えると、

プレーヤーにとって軽く感じる道具であるべきです。

走りながらブンブン振らなきゃいけないスポーツなので

重く感じない方が有利です。

というわけで、

総合的に考えるとラケットの重さは何とも言えないけど軽いべき。

というイマイチ分かんない結論になります。

少なくても重いものを扱うような身体の使い方は競技的に向いてないです。

じゃあ具体的にどう使うのか

フォアストロークの身体の使い方の基本を動画にしてますのでご確認ください。

 

 

 

 



今日のまとめ

使わざる得ない状態を常に作っておけば

自然と身体は使われる。

その程度にしといた方が競技性に合ってます。




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