レモン搾りの仕事に対する賃金に不満をもったジョニーといざこざが起こる。
とうとう彼はストライキをし、他の子供たちに、レモネードを絶対買わないようにとふれてまわる。
二人は話し合うが交渉は決裂。
仲裁人をたてて調停を受け、あれこれ条件を交わした末、中古のジューサーを買い入れることで円満解決する。
この機械化によって人手は余り、ジョニーはクビになる。
頭にきたジョニーもスタンドを始め、二人は安売り競争に入る。
競争は共倒れになると気づいた二人は共同で事業を始める。
夏のシーズンも終わって、誰もレモネードを買わなくなったので、店をたたむ。
スタンドや中古ジューサーを処分し、レモンと砂糖とカップの代金を差し引いて残ったお金ができる。
かくして彼女は企業家として成功。
「信用」もできて、新たにお金を借りようと思えば借りられるようになる。
彼女はゆうゆうと休暇を楽しむ。
以上のように、ストーリーこそ何の変哲もない、アメリカではごくありふれた子供の話です。
著者はこれによって、原料、価格、販売、消費者、製品、市場価値、企業、小売業、合併、資産の流動化、自由資本、信用などといった経 済学で用いられる用語を平明に、子供たちでも理解できるようなかたちで展開しています。