2024/09/04  眼福々々 | 虚弱爺の俗物的日録

虚弱爺の俗物的日録

「一身にして二生を経(ふ)る」の二生目を生きるにあたって、サンデー毎日の日常を記録したい。なるがままに。

娘の婿殿から東京国立博物館の神護寺展の無料入場券をもらったので行ってきました。
写真は国宝の釈迦如来立像です。

当日券は2100円なので音声ガイド650円は利用したことがありませんでしたが、入場券が無料でしたので気張って音声ガイドを利用することにしました。




唐から帰国した空海は高雄山寺を活動の拠点とし、その後高雄山寺と神願寺が一つになって真言密教の拠点となる神願寺となります。

9月に入って空いているかと思っていましたが混んでました。ジジババはサンデー毎日ですからね。

展示の最初は古文書です。空海の書や金泥で書かれた一切経などなど。ついで絵画。国宝両界曼荼羅。国宝釈迦如来像。国宝観楓図屏風などなど。単眼鏡が活躍しました。

もちろん内部は写真撮影禁止ですが、一か所だけ撮影可能コーナーがありました。神護寺の楼門に安置されている二天王立像。左が増長天、右が持国天。精一杯のサービスですね。撮りまくりました。

そのコーナーのあとにクライマックスの仏像群が展示されています。国宝釈迦如来立像、国宝五大虚空蔵菩薩像など々々。とにかく国宝だらけ。

コアな空海ファンや漢文などが読める方には一日いても飽きないかもしれません。俄かファンが素通りしただけでたっぷり2時間ですから。眼福々々。