『創元SF文庫総解説』 | marginalia

東京創元社より刊行された『創元SF文庫総解説』(東京創元社編集部・編)にレビューを書いています。

 

 

私が担当したのは以下の20作です。

  • 『トリフィド時代 食人植物の恐怖』ジョン・ウィンダム(井上勇訳)
  • 『20億の針』『一千億の針』ハル・クレメント(井上勇訳ほか)
  • 《武器店》A・E・ヴァン・ヴォークト(沼沢洽治訳)
  • 『原子の帝国』A・E・ヴァン・ヴォークト(吉田誠一訳)
  • 『処女惑星』ポール・アンダーソン(榎林哲訳)
  • 『22世紀の酔っぱらい』フレデリック・ポール(井上一夫訳)
  • 『子供の消えた惑星』ブライアン・オールディス(深町眞理子訳)
  • 『不老不死プロジェクト』ロバート・シルヴァーバーグ(岡部宏之訳)
  • 『宇宙からの訪問者』クリフォード・D・シマック(米村秀雄訳)
  • 『窒素固定世界』ハル・クレメント(小隅黎訳)
  • 『デクストロⅡ接触』イアン・ワトスン&マイクル・ビショップ(増田まもる訳)
  • 『夢幻会社』J・G・バラード(増田まもる訳)
  • 『未来医師』 フィリップ・K・ディック(佐藤龍雄訳)
  • 『楽園炎上』 ロバート・チャールズ・ウィルスン (茂木健訳)
  • 《〈八世界〉全短編》ジョン・ヴァーリイ(浅倉久志、大野万紀訳)
  • 《帰還兵の戦場》ギャビン・スミス(金子浩訳)
  • 『ウォーシップ・ガール』ガレス・L・パウエル(三角和代訳)
  • 『世界の終わりの天文台』リリー・ブルックス=ダルトン(佐田千織訳)
  • 《司政官》眉村卓
  • 『シュレーディンガーの少女』松崎有理

1963年創刊なので60周年記念出版なのだそうです。約八百冊の書誌とレビュー、口絵には全冊の表紙画像が並び、加えて草創期秘話や装丁をめぐる対談、概説と文庫以外の東京創元社のSF作品をめぐるエッセイを収録と至れり尽くせりの思い出辿りもよしガイドブックにもよしの一冊です。サンリオ・ハヤカワの既刊ともどもぜひお手元に揃えてお楽しみください。