VISAのことをまとめようかと思ったけれど、別の話題。

今日、10月4日は中秋の名月でした。

とりあえず、「ヨーロッパでも中秋の名月の日は変わらないのか?」ということをGoogleで検索して

なんとなく「満ち欠けが一緒のようだし、まぁ一緒だろう」と思い

ブダペストからも月が見えるかな・・・と出先から帰る際に期待して空を見上げましたが、すこーし薄雲。

出先に向かう途中、急ぎ足で見た月は白く輝いていたので良しとします。


ここ2週間近く風邪を患っていましたが、コレペティの先生に紹介して頂いたお薬(一応心配だったから飲む前に調べた)のおかげで、順調に回復に向かっています。

お薬についてはこれからも風邪予防の為にも常備しておこうと思えるくらいのお薬だったので、また書こうかなと思います。

前回のレッスンは「歌っちゃダメ。休むことが一番の練習」とキャンセルになってしまい、貴重な一回を自分のせいで失ったことが悔しくてたまりませんでしたが

今日のレッスンは、二人のソプラノさんのレッスンも聴講出来て、とても充実した1日でした。


そんな1日の終わり、以前からお誘い頂いていた映画を観に行ってきました。



国際交流基金が主催の、日本映画上映(だったかな?)でした。

日本で見たいと思ってタイミングを逃していた「武士の献立」を日本語で(!!!)、こちらの劇場で観ることができました◎

椅子がとってもフカフカでした。(日本の椅子の方が横幅ゆったりだったので・・・現地の人には狭くないのかな?)

ストーリーにも泣けたし、ハンガリーの方々が日本映画に興味を持って沢山観にいらっしゃってることも嬉しかったし

何より時々映るご飯が美味しそう。

食べれないからなんでしょうが、ゆべしとか、お刺身とか、長芋の小皿料理とか、お吸い物とか。

いいなーと思ったら、映画の前に軽く家で食べたのに、お腹がすいたので

帰宅後、お風呂に入るよりも先に、生姜とマッシュルームで即席キノコ炊き込みご飯を作りました。

風邪完治の為にも生姜多め&マッシュルームしかなかったので、気分だけですが、秋っぽくて満足。

ちなみに、こちらの生姜は日本のものよりも、とてもホットでスパイシーだと思います。

明日はお友だちになってくれたハンガリー人の女の子と、英語レッスンの前にお茶をすることになったのだけど、まず英語、がんばろう。

お誘い頂いて、1月はこちらのコンサートで歌わせて頂くのだけど

ベーゼンが置いている素敵なホールと伺ったので、とても楽しみ。

今、先生達がとても親切に、そして根気強くお付き合い下さり、それこそ初心にかえって取り組んでいるのだけど、まずはそこを目標に、色々がんばる。

合否連絡と奨学金決定のお話。


大学から合否連絡は来なかったのですが、3月からこれまでゆるやかに幾度となくメールが穏やかにやり取りされていた&78日は念願のTOEFL試験だったので


(このような流れだったので、勉強は一切出来なかったけれど。仮に勉強していたとしても、英語苦手なわたしの結果は変わらなかったはず)

 

あまり気に留めていませんでした。

 

そしたら「試験を受けてくれてありがとう。合格者については、また後日連絡します。それに、奨学金で資料が不足している人は、●日から専用フォームでアップロードできるようになるので、アップロードして下さいね。私たちには絶対に不足資料を送ってこないでね。」という内容のメールが届きました。

 

そして、どれだけ待っても、私の奨学金専用フォームに「不足資料アップデート画面」には繋がらず・・・。


代わりに、713日頃「奨学金を受諾する」フォームに謎に辿り着き、何故か「奨学金合格証明書」のダウンロードが完了してしまい、理解不能で軽くパニック。


(全ての手続き・書類提出した人にだけ、「奨学金合格証明書」のダウンロードURL&パスワードが送られてくるはずなのに・・・)


なぜならTOEFLは受けたけどスコアレポートが届くのは721日だし、そもそも大学から合格メール来てない。のにも関わらず奨学金合格証明書は手元にある。

 

慌てて学校に確認したところ「奨学金と学校はリンクしているので、合格という事になりますね。おめでとうございます。」というお返事で、驚く。

 

が、不足資料をアップロードできないことについては、単純に「奨学金のスタッフが、加藤さんは全ての書類をアップロードしたという処理をしてしまったそうです。不足した書類は私に送って下さい。私から奨学金のスタッフに転送します」とのこと。

 

結果的に、学校からの正式な合格メールは720日頃に届き、実際に合格のメールが届いてから、VISA申請の準備に取り掛かり始めました。


(奨学金のダウンロードが完了した時点で、準備をはじめても良かったのかもしれませんが、心配性ゆえ、“国に申請する”ことに慄いてしまい、全て揃ってから行動開始しました)

 

何はともあれ、35日に奨学金エントリーしてから、(何の音沙汰もなく、自分自身気に留めてなかった時期もあったけど)


合格という事が決まるまで長いこと長いこと。

 

しかも、大半が「結果どうなったかな…」といった感情ではなく


「来るはずの連絡が来ないよ!」「言われてた事と、起こってる事が違うんだけど!」


というような、もはや最終的には怒りに変わる(→怒りから諦めの境地もあったけど)といった時間だったような気もします。

 

やり取り一つ一つに対してその時は「え?!」とか「は?」と思い、怒ったり呆れたりしていましたが、こちらに来て、そういう時間の流れに少しずつ慣れてきている自分がいます。

 

と同時に、ただでさえメール等を滞らせてしまう傾向があるので、本当に気を付けなくては、と思います。



VISAのこともまとめてみようと思います。

試験パス、という連絡を貰ってからのお話。


すぐに「VISAの準備に取り掛かった方が良いのかもしれんなぁ」と思い(試験後も数日ハンガリーに滞在していたので)


学校に何をすればいいのか聞きに行くことにしました。

 

が、そこでの返事は「まだ早い」でした。

 

①試験はパスしたものの、入学が決定したわけではない

②入学決定は77日の会議で決定する

③その入学決定者を奨学金に伝えて、奨学金内定者へ「合格連絡」が行く

④その後、不足している書類がある場合はアップロードして、その後初めてVISAの申請準備(奨学金の合格証明書の発行が可能となる為)へと取り掛かれる

 

だから、VISAの手続き準備に取り掛かるのはまだ早いと。


そこで、頭を過ったのが「TOEFL IBT!!!申し込み、急いでしなきゃ!」「あ、帰ったら健康診断に行かなきゃ!」でした。


どちらも私にとっては高額なのです。


TOEFLは235US$くらい、健康診断は各種肝炎・エイズもチェックできる「トラベルクリニック」なるものに行かなくてはならぬ為、2万円くらいしてしまうのです。


通常BC型肝炎・エイズや梅毒であれば、保健所で即日検査・英文証明書発行出来るようですが、保健所ではA型肝炎は検査をしてくれません。


各医療機関に問い合わせても、A型肝炎は感染の疑いがなければ検査できませんとのこと。


それゆえ、トラベルクリニックしか対応できないようなのです。


健康診断に関しては、事前に名古屋は金山にある「金山ファミリークリニック」さんに問い合わせ・お願いをしていたので、帰国後にすぐ受診のお願いはしてあったので、ここは大丈夫◎

 


問題はTOEFLでした。


毎月2回、全国各地で試験をしていてたので、すぐに予約が出来るだろうと思っていたんです。(キャンセル料もかかるし、そもそも合格しなければ必要ないし…思っていたので)


慌ててTOEFLのサイトをチェックするものの、81日までにスコアレポートが間に合う受験日(78日)は、625日の時点で、日本全国どこも全滅。


何故か全滅。本当に一日もない。


軽くパニックになりながら、大学に掛け合い、保険を設けたうえで、それから毎日、空きが出てないかをチェックし、74日になんとかギリギリ滑り込みで予約をすることが出来ました。

(その時も、アメリカと日本の時差に感謝しました。確か、試験日まで4日を切っているとキャンセル料&申し込み料も上がるのだけど、日本では4日切っているけど、アメリカ時刻だとまだ5日前という時間だった)

 

そして、結果的に無事81日までに奨学金に提出することが出来ました。

 

本当に全て、奨学金エントリーから全てが本当に滑り込みでここまで来ています。

 

思い返せば、高校受験も大学受験でも、節目節目で何かをやらかし、その都度、多くの人の助けや、情け、愛情で救われています。

 



ですが、3月からやり取りをしていて予想はしていましたが、思ってた通り77日になっても大学から合否連絡は来ませんでした。


「やっぱり来なかったかー」「早くて来週かな」と思えるようになりました◎

さて、入試について。

 

入試は6下旬に行われました。

 

私はmain subjectのみの試験なので、歌だけです。

 

ハンガリーには、試験の約一週間前に到着し、練習したり、お散歩したり過ごしました。

 

リスト音楽院のオペラ科修士課程を修了されている今井文音さん(今年の日本音コンで本選に出場されます!)と、吉田真樹子さん(ハンガリー国立オペラ劇場の合唱団にお勤めです!)にたくさん助けて頂きました。

 

今井さんは「先生に会いに行こう!&会場の下見に行こう!」と、学部入試(試験日は違ったけど、会場が一緒)を一緒に見学させて下さいました。


(在学生は見学自由ですが、一人では決して勇気がなくて行けなかったし、そもそも建物の入り方がわからなかった)


吉田さんは、試験日に付き添いで来てくださり、言葉や心のサポートをして下さいました。

 

特にお二人には、未だにたくさん助けて頂いています。

 

今井さんは試験でハンガリーに行く前から、森本美帆ちゃん(リスト音楽院修士課程修了&、大学の1つ上の先輩)から紹介して頂いて、いろんな相談に乗って頂いていました。

 

お二人がいなかったら、何もわからず、心細く、怖くてたまらなかったと思います。

 

入試の日も、吉田さんがいて下さったので、本当に心強かったのです。

 

何故なら、今井さんがご一緒してくれた学部入試で目の当たりにしましたが、こちらの試験はとても「おおらか」なので、歌を歌うだけではなくて、先生方と会話をしていたからです。

 

何が起こるのだろう、という不安と、そもそも無事に歌えるのか?という不安と。

 

実は、日本にいる時から


「伴奏って誰がしてくれんだろう。伴奏者との練習時間(当日)は別途お知らせします、ってメール来てたのに来てないなぁ。楽譜は用意した方が良いのかな…(日本だと学校がピアニストを手配してくれる場合、基本的に楽譜を入学願書と一緒に送る)」


という不安しかなく。

 

「ハンガリーに行けば、流石にわかるだろう」と謎の自信を持ってハンガリーに到着。

 

結論から言うと、当日の朝まで誰が伴奏してくれるのか、練習時間の有無もわかりませんでした。

 

前日、学校に確認しに行っても「分かりません。少し早くホールに行けば、もしかしたら練習時間があるかもしれません。ちなみに歌う順番もわかりません。楽譜は万が一のことを考えて、持っていく方が良いと思います」との事。

 

当日、吉田さんが「彼女の伴奏は誰がしてくれるのか?彼女は誰が伴奏してくれるのか知らない。練習時間もあるのかわからない」とスタッフに聞いても「僕は分からない」…本気で泣きそうになりました。

 

「今日は、誰が学校ピアニストとしてここに来るのか?」と質問し直してくれたら、「あぁ、それなら●○が来るよ!そうか、彼女の伴奏は●○だね!」と。

 

「●○はまだ来てないみたいだから、ここにいたらきっと会える。そして、多分△番の部屋が練習で使えるんじゃないかな?多分」と。

 

本当に吉田さんにも感謝しかありませんし、「凄いところに来てしまったなぁ」「大丈夫かなぁ」という気持ちと、色々な複雑な気持ちでした。

 

ピアニストさんが到着されて、「練習行こう!何歌うの?楽譜貸して!」…試験が無事受けれる!ということだけで安心してしまい、緊張とか不安とか全ての感情がすっ飛びました。

 

実際、歌う順番は1番でした。10時開始の1番。

 

ですが、10時きっちりにはスタートせず、ゆる~く始まりました。

 

まず舞台上で、名前、国籍、年齢を言い、「好きな曲歌って~」と英語で指示をされ

 

続いて、先生から提出していた曲目の中から2曲(うち1曲は日本歌曲でした)を指定されて、歌って終わり。

 

あっさりと終わってしまいましたが、「伴奏もあって、楽譜も見てもらえながら、無事に歌えている…!」というこれまで味わったことのない「歌っていることの喜び」に包まれて、あっという間に終わりました。

 

歌った後は、他の受験生の歌を最後まで客席で聞いてから帰りました。(その辺り、日本では考えられません。)

 

在学生ももちろん聞きに来ていましたが、受験生も聞けるし、中には受験生の先生も。

 

ハンガリー語同士の会話では(吉田さんが通訳してくれました)、「どこで勉強したの?」とか、「出来はどう?上手く歌えた?(←これには「バッチリです」と答えて、会場は笑いに包まれてた)」とか。


中には「緊張しないで。リラックス!次の曲はリラックスして歌ってみて」とアドバイス(?)を受けていたり、先生たち自身も時折楽しそうに談笑しながら、試験を聴いていらっしゃいました。

 

あくまでも声楽の話であって、他の専攻がどのような雰囲気化は分かりませんが…。

 

試験となると、どうしても「良く見せよう」という心理だけでなく、小学校で音楽専科の先生ををしていた時も減点方式というか、「出来ていない所」を見るという心理が働いていましたが

 

「良いところを見つけたい」と思ってくださっているのか、とても朗らかな気持ちになる光景でした。

 

そんなこんなで、夕方、学校から「試験はパスしたよ」というメールが届きました。

 

「試験はパスしたよ」という表現に「よくわからんなー」とは思いましたが、日本では決して味わったことのない、楽しい試験会場でした。

長くなってきてしまったので色々と端折って書きますが・・・


暫く経ってから奨学金から、「大学に送る“奨学入学希望者リスト”にあなたの名前を記載したよ」という書類選考パスのメール(最初、表現が独特で何を言っているのかわからなかった)が届き・・・確か4月中旬

 

これまた暫く経ってから「全専攻の入試期間は●月●日~●月●日です。それぞれの詳細はまた連絡します。ちなみに来年度のアカデミーカレンダー(年間スケジュール)のURLも添付しときます。あと、入学後の希望の先生がある場合教えてね」という感じのメールが大学から送られてきた気がします。

 

これまた暫く経ってから、メールが届き、添付されていた受験票を見ると、受験日が記載されていて、慌てて飛行機&宿を予約・・・5月中旬。

 

「受験票はメールで添付された奴なのか~ふむふむ。やっぱりデジタル社会だなぁ」なんて思っていたら、自宅にハンガリーから受験票が郵送で届いたり

 

なんだか色々日本と違っていて「楽しいな!(よくわからんから注意しよ!)」と思うやり取りが続きました。

 

「試験の時にピアノ伴奏を希望する場合連絡を下さい」というメールが何度か送られてくる&送られて来る度に締め切り期日がちょっとずつ違っていたり

 

「試験までに練習室が使えます。予約は、添付ファイルを開いて、希望日時枠のところに自分の名前を書いてね」という、アクセスフリーなエクセルファイルが添付されたメールが届き

 

「希望者が重なった場合、調整してくれるのかな?」と思いきや、早い者勝ち&誰もが書き込めるから一抹の不安(・・・消されて名前書き換えられる可能性はないのか?)に駆られたり。

 

日本で音楽大学を受験する場合、基本的には事前に、しかも願書提出の時点で曲目&楽譜(学校がピアニストを手配して下さる場合)も一緒に提出します。そして、その後の変更は一切認められません。

 

で、今回、私はリスト音楽院に入学願書を出していません。

 

ちなみに、3月、提出するとばかり思って入学願書に目を通していた際も、曲目提出の欄は見当たらず。

 

「いつ提出するのかな?」とずっと疑問に思っていましたが、これもメールに添付されていたURLの専用フォームでのオンライン提出でした。

 

わたしはピアノ伴奏者を希望していたので試験3週間前くらいに提出しましたが(締め切り期日がメールの度変わってたから、早めに出した)

 

希望しない場合は、試験日の1週間くらい前が提出期限でした。

 

とにもかくにも、全てオンラインでのやり取りだし、慣れないなぁと思いました。

 

入試の手続きひとつとっても、いろんな細かい違いがあって面白いなぁと思います。