Le Beaujolais Nouveau 2009~予習。
私が小売店でワインを売り始めてから、結構なんだかんだと毎年
「昨年より美味しいです!」
というインポーターさんの言葉を聞いて、お客様にも同じことを言って売っていました。
フランス2003年の酷暑は葡萄にとっては良かったけれど、沢山の体力のない人が亡くなった年でもあります。2000年よりも出来がいい!ってボルドー地方も03モノが高騰したけれど、あっさりと2005年がその旨さにおいては上回り、そういやその年のボージョレー・ヌーヴォー(以下BN)も「過去最高の旨さです!」って言って売ってたなぁ・・・(==
で、2009年の天候ですよ。
こちらのサイト に詳しく現地情報が書かれているので(しかも読んでいて楽しい)、読んでいただければ分かるのですが、抜粋すると:
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生産者:仲田晃司さん からの途中経過報告が届きました: 2009/8/24
(以上コメント、WINEBIYORI.COM 様からお借りしました。ありがとうございます)
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とのことなので、やはり今年も美味しい?!
(オマケ)
ちなみに「なんで何年も寝かせるワインが、その年の葡萄で二か月ちょいで出来ちゃうの?」って思ったことはないですか?
私はその一人でした。
まずフランスのブルゴーニュ地方のボージョレー地区の、赤ならガメイ種、白であれば シャルドネ種を使用したものに限られ、これらはフランスの法律によって定められています。
その年に摘んだ葡萄を使ってマセラシオン・カルボニック法(MC法)で仕込まれた、その年のブドウの出来具合を確認するテスト酒がボージョレー・ヌーヴォー。MC法(日本語で炭酸ガス浸潤法)とは急速発酵技術を用いて数週間で醸造される赤ワインのこと。
じゃあMC法って何よ!って事でさらに調べると・・・(ちゅうか日本ソムリエ協会の出してる教本見てるだけなんですけどねw)ああっ!解りづらい!そこで知り合いの名古屋のワインショップ、あん・べろ さんの分かりやすい説明をお借りして・・・と。
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1. ぶどうを手摘みで収穫
収穫はぶどうの房を潰さないよう、手で収穫されます。
2.ぶどうは潰さず、密閉の発酵タンクに入れる
手摘みをしたぶどうは潰さずにタンクに入れ、ぶどうの房を丸ごと醸造します。通常のワインではぶどうを潰して搾りますが、ボジョレーヌーボーの場合 はぶどうを潰さず、発酵用の大きなステンレスタンクに上からぶどうをどんどん入れていき、いっぱいになったらフタで密閉します。
3. ぶどうの重みでつぶれ、自然に発酵
密閉タンクの中のいっぱいになったぶどうがぶどうの重みでつぶれ、自然に果汁を出して、ぶどうの果皮についている酵母で発酵していきます。酵母菌が 少ない場合は発酵が遅くなるので、ぶどうの枝を入れたり、畑で採取した菌の培養酵母を加えたりします。こういった手法は造り手により異なってきます。
4. 炭酸ガス発生
自然に発酵が始まり、炭酸ガスが発生。タンクに充満した炭酸ガスがぶどうの皮の細胞膜を破壊し、赤い色素アントシアニンが出やすくなります。
5. ボジョレーヌーボーの伝統的な2種類の発酵
[ マセラシオン・カルボニック、マセラシオン・ボジョレー ]
ボジョレーヌーボーの最大の特徴は、ぶどうの実を炭酸ガスにつけこみ、それにより赤い色素が出て、フレッシュで色鮮やかな赤ワインができることです。
大手のワイナリーでは、人工的に炭酸ガスを発生させるマセラシオン・カルボニック法という醸造方法を用います。ぶどうの細胞膜が破壊されるまで2~3日とかなり早く、大量生産に向いています。それに対し小さなワイナリーでは、自ら炭酸ガスを作り出す伝統的なマセラシオン・ボジョレー法という方法を用います。この場合は、ぶどうの細胞膜破壊まで4~5日、遅いと10日ほどかかります。
6. 液抜き、ぶどうの皮や種をプレス(圧搾)し、液抜きしたワインを混ぜ合わせる
工程の【3】~【5】でワインを一時的に取り除いて(液抜き)、通常の赤ワインを造るときと同じように、ぶどうの皮や種を搾ります。搾った後、取り除いていたワインを戻して混ぜ合わせます。
7. 補糖
アルコールやエキス分を分析して、アルコール度数が足らないようであれば、アルコール度数をあげるために糖分を足します。ワインのアルコール度数は、ぶどう果汁に含まれる糖分で決まるので、糖度が足らない場合は糖分を足して、アルコール度数を上げます。
8. もう一度、ワイン酵母を入れて発酵させる
【7】までに出来たワインに、もう一度酵母を入れて発酵させます。
9. 澱引き(おりびき)
【8】の発酵の際に出た澱を取り除くために澱引きをします。(※しかし最近は、自然のままの状態にして、澱引きをしないワイナリーも多いです。)
10. マロラクティック発酵
ボジョレーヌーボーの酸味を調整するために行います。酸味が強すぎてバランスが悪いものは、この発酵をし酸味を抑えてバランス良く整えます。
11. 清澄
綺麗な状態にして商品化するために、ボジョレーヌーボーの液中の沈殿物や浮遊物を取り除きます。沈殿物や浮遊物は飲んでも体に害はないため、最近ではこの作業を行わず自然のままの状態で商品化するワイナリーも増えてきています。
12. ボジョレーヌーボーの完成
以上の工程を経て、ボジョレーヌーボーが完成します。
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素晴らしい!なんて分かりやすいんだ。
だからフツーのワインと作り方も違うので、「水っぽい!」と販売員を睨んだり、「ワインなんて不味い」って思わないでください。
「その年の葡萄の出来を占う」ためのワインなんですから。
(まあ日本ではバブル以降お祭りみたいになっていますが・・・新ものをありがたく頂く日本人の性格がよく出ていると思う祭りです。)
しかし最近の手作り派の有機栽培ワインはセラーできちんと保存すると3年ぐらい経っても美味しいのがあるのでびっくり。大手のBNよりはちょっと高めだけど、手作りにこだわる作り手さんのも一度お試しくださいね。
(み)
口福、口福。
えー。
昨日はちょいと藤田シェフに用事があり、Solament'uno でお昼を頂いてきました。
混んでいる時なら申し訳ないなって思っていたんですが、
ピークタイム過ぎだったのでシェフに「食べにおいでー」と言われまして・・・
社用車2台、チャリチャリ漕いで。
漕いでる最中に滅茶苦茶お腹が空いて、通りかかったCoCo壱番のカレーの香りや店の姿は見せねど匂いだけ垂れ流すぜ!っていうトンコツベースのラーメンスープに散々心を動かされた後だったので、お店に到着していきなり腹の虫が大クレームを発していたのはちょっと内緒です(;´▽`A``
呼ばれて飛び出てご飯の準備がされてるというのは嬉しいですね。
丁度店が空いていたのもあって、社長と同じメインを頼んだにも関わらずちょっとずつ、皿の内容が変わって出てきたところなんて心憎い演出です!
まず生ハム盛り合わせ!クラテッロ、スペック、サラミに大好物のアーティチョークのピクルス♪
そして前菜・・・社長のはお魚。(なんの魚だったか忘れた・・・)
カルパッチョスタイルで出て参りました。
さっぱりとして美味しそうー。
私のは下にサクッサクのクラストが敷いてあり、その上に生ホタテとドライトマトが綺麗に置いてありました。上の白いのは山芋じゃなくてよwwww
パルメザンチーズのエスプーモ!
最初各食材の味が知りたくてバラバラで食べていたんですが、なんか口の中でしっくりこない。塩辛かったり、酸っぱすぎたり。
ところがこれをおもむろにフォークでビビンパッのように混ぜ込んでクラストに乗せて食べたら・・・
うわあああああああああっ

あぁぁん

お口の中がマイケルジャクソンの衣装だ~。
いや、キラキラしてるって意味なんですけど^^;
飛び子とかあったら尚、触感の違いが出て面白かったかも。
さてお次は・・・
これね、余りにもいい匂いで即効手をつけたので完全形の画像を取り忘れたんです。
上杉シェフが私たちの目の前で丁寧に丁寧に作っていらしたラビオリ生地。
直径18センチぐらいの大きな円盤型ラビオリ。
中には猪をワインで煮込んだものと、卵が入っていました。
それをまるでお饅頭のようにラビオリ生地で上下閉じて、茹でて、西洋牛蒡をワインソースで煮込んだラグーがかかっています。
ラビオリ食べるとチョコやバニラの香りがふわんっとするの!
シラーのみてええええええええ!
そう、スパイシーで猪のコクが舌の上にずっと残っていて・・・
自転車だったのであえてワインは飲まなかったのですが、これほどワイン下さい!って言いたくなったお料理は久しぶりです。ラビオリ崩した途端、半熟の黄身がとろっと流れ出て来て、それを混ぜながら食べる!うめえええ。
社長も私も無言で食べていたら、藤田シェフ気になったのか珍しくシェフから話しかけてくれましたw
いやいや、口もきけないほど旨いんですよ・・・お気になさらず。
さてメインです。
私は「もちぶたにお芋と子羊の胸腺を合わせたもの」だったのですが、まず私のは・・・⇒
マスタードソース。
粗く潰したジャガイモ、子羊の胸腺をもちぶたで巻いたものをカットすると、グルグルロールケーキのような断面となります。
それを焼いたものに、マスタードソース。
カベルネ・フランが飲みたくなるねー。
で、社長のは藤田シェフ曰く「お前を驚かしてやるよ」と作成中に仰っていたので、どんな風に出てくるのかなーって思っていたら・・・
渋皮付きの栗をGrappaで仕上げたソース!
うんまそー!
実際栗を一粒頂戴しました。
ん?
これって和食の渋皮煮ですよね・・・
それの仕上げにGrappa使ったんだよって藤田さんがニヤニヤして返事してるw
バルバレスコ飲みたくなるじゃーん!
これはゴージャスな味わいです。
私のとは180度違う風味。
ベースのお肉ウサギちゃん

これらもウマイウマイ呟きながら二人して一心不乱に食べておりました。
はたから見たらどれだけ怪しい人たちなんでしょ、私達。
最後はいつもと同じシャリオでのデザートサービス。
今回のヒットは紅茶のプリン!そして大人の"Take me to the Heaven"、つまりティラミス

エスプレッソをダブルでお願いちゃいました^^v
さてさて、本来ならばワインを飲みながら食べたかった料理ですが、営業中だったし自転車だったし・・・ってこともあり、恨めしそうにワインセラーを食後に眺めていたワタクシ。
あれ?
ちょっと、このワイン・・・
おいくらで置いてるの?
1989 レ・プリューズ
生産者:ルネ エ ヴァンサン ドゥッヴィサン
綺麗な白なんだけど、20年経ってるよ。
「まだ全然旨い!」って両シェフのお墨付きだったけど。
こちらでボトルで頼むと2万円。
安くない?!
レストランでこの価格??
これのハーフボトルも二本程まだあったよ・・・
1991年もの。
「これに合わせるなら子羊のミントソースとか、黒鮑の焦がしバターソースとか旨いぞー!」
マリアージュを考えてる時の藤田シェフの目は悪いけど、逝っちゃってるんですよね・・・。
「焦がしバターソースって、これの場合どんな感じで?」って聞いたら
「ジュー・ド・ヴィアン(肉汁)にドライトマト、ケッパー、香草で風味づけしてさあ・・・」
その後、シェフのマリアージュ話が止まらなくなってきたのでお暇しました^^;
両シェフ、御馳走様でした!
(み)はあれから3時間ぐらい、3皿目に出てきた上杉シェフの猪ラビオリの香りがずっと鼻腔に残ってたよー。
あれだけダブルの量で食べたい~。
このあと錦の折衷さん でチーズ話に花が咲き、(ここのマスターはほんとにチーズにお詳しいです。チーズとワインを楽しみたい方、朝の6時までやってますよー。)導入して下さっている弊社のワインにはどのチーズか!って熱く語って来ました。ポン・レヴェックの名前がなかなか出てこなくてお互い歳だね・・・って慰めあっておりました^^;
「アレー、アレだよ、ほらなんだっけ、ほれ、アレだよ!」
(み)
大盤振る舞い。
火曜日はVaVin とBistro Daurade (ドラード)で弊社ワインではないものを飲んで食べて、
ついでに名古屋のワイン王子・北村氏をはみこさんにご紹介。
この画像は今からン年前にCA州ソノマにご一緒した時の北村氏と島姉さんとのラフなプライベート・ショット。名古屋の有名ソムリエ二人に左右から注いでもらえるなんてすばらしい経験?!
そして昨日は「名古屋のワイン女王二人に会いに行こうかー」と、まずは朗らかでチャッキ チャキのマダム・高野に面通し!ってことで・・・
行ったのは伏見のビストロ・グルートン 。
そして持ち込んだワインは、はみこさんお気に入りの生産者で弊社の一押しシラー、Walter Dacon Appanageと社長の大好きなシャトー・ジュンのセミヨン。
このグルートンさんは、なんとディナーでも1500円コースがあり、あまり量が食べられない人には願ってもないお値段と質。
特に最初に出てきた海老と蛸のカルパッチョのドレッシングはオリーブが刻んであって、酢ラーの私とはみこさんはパンで拭って食べるはドレッシングだけのお代りがほしいと言い出すは(勿論、実行しませんでしたがw)というシロモノ。甘夏の香りがするこのセミヨンとよく合った~。
その次がスズキのピリ辛サルサ。これもセミヨンで十分イケル。そして最後に塩豚とソーセージのポトフ風。黒胡椒とハーブの香りがAppanageといけてます!!
最後の最後にマダムが「これだけは食べていってー!うちの自信作!」って出して下さったのがチーズリゾット。思いっきり香りのよい黒胡椒がうえに振ってあってこれも美味しい!
マダムの楽しいお話を聞きながら、ワインも食事も進みます。
なんと今年の12/20(日)には、マダムのお店4件共通パスポートを発行して、それを首からぶらさげて伏見のバー、ビアバー、ワインバー(ここ)、あともう一軒新店の名前忘れた・・・orz を行き来して思う存分飲んでもらおうという企画があるそうです!ちょっと楽しそうじゃないですか?詳しくはグルートン・グループのお店に聞いて下さいね。
ワインは壁一面にとってもコストパフォーマンスがいいものがずらっと並んでいます。ボトルネックに札が付いていて、ボトル辺りの値段が書いてあるので、良心的。
何を隠そう弊社のワインも並んでいます^^;
でもグラスはRiedelなんですよ。昨晩も薫り高いシラーなのでこのグラスでどうぞーって、ボルドーグラスで楽しみました。持ち込みの場合、最初の一杯をマダムに差し上げて下さいね♪
さてさてここでお腹一杯になったことだし、じゃあもう一人の女王様に会いに行こうか・・・ってことでトコトコ歩いていったのはサミュゼ・アン・トラヴァイヨン 。島お姉さまのお店です。
ここではまだアメリカでもリリースされていないDEN HOED Wine Estatesのカベルネ・ソーヴィニョン100%、Andreasをはみこさんに召し上がって頂きました。
ドーン!
造り手はLong ShadowsのChester-Kidder Red Blendなどを担当しているジル ニコール。まだ若いのでピチピチだけど綺麗。澄んだ紫色のワインでした。時間がたつとどえりゃ~骨格のしっかりとしたいい香りが。
そして私がアロケーションで手に入れた、Willimas & Selyemの2007 Zinfandel PAPERA vinyard。この畑は1934年に植えられたジンファンデルの古木を沢山持っていることで有名。サンタ・ロサ湾の東に位置しています。前日、多治見のワイン祭りで社長が島姉さんと遭遇、「(み)がまたWilliams & Selyemを手に入れたみたいです」と情報を流したため、W&Sが大好物の島姉さん、「持ってくるようにお願いしてね~!」と、ええ、勿論島姉さんと一緒に飲むつもりでいましたよ!というわけで上納して参りました。
ドドーン!
これがまた、苺ジャムのいい香りなんだけれど、ソノマのRussin River AVAの葡萄だけあって大変酸があって綺麗なジンファンデル。こんなに美味しいとは予想していなかった! アルコール度数14.8%とは思えない軽やかさ。Zin好きな私はこっちのが美味しかったー。
みんなと飲むと美味しいよね、ワインって。
お店にいらした他のお客様にも遠慮なく振る舞っちゃったりしました。
偶然お世話になっている問屋さんの社長&副社長&その他役員の方々からとっても為になるお話を伺うこともでき、非常に有意義な時間でした。
はみこさん、付き合ってくださってありがとう!
下ネタまで参加していただいてすみません^^;
(み)
そうそう、待ち合わせが那古野交差点にあるワインショップ・スタンド4 だったんですが、私たちがちょっと遅れて行ったらすでにはみこさんはワインを何点かご購入。もちろん弊社のワインも!そして何故か二日の日に私が絶賛した七星ソースさんが作っている丹波立杭の郷ぽんず を二本もご購入・・・いや、確かに香りの広がりがまるで高級ワインのように素晴らしくて、塩っぽくもなくて美味しいポン酢なんですが。酢ラー同志としては頼もしい限りです^^;












