FF12 制作チームインタビュー
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――では、ちょっと突然ですが、ゲームの中でも、現実と同じように10年経ったとすると、10年後のヴァンたちは、どうなっていると思いますか？
武田 ちょうどいまの僕の世代ですね。
秋山 ヴァンはバルフレアやバッシュといった違うタイプのかっこいい大人がいて、ヴァンはどちらかをお手法にした男になるか、もしくはまったく違うタイプの大人になるんだと思います。
渡辺 そうですね……でも僕の中では、カッコよくなることはもう決定事項ですよ！ ただ、そこに至るまでにはちょっと失敗や挫折も経験して、陰りが見えるようなヴァンになっているかもしれませんね。
小澤 陰のある男の人に女性は弱いので、すごくステキな大人になっているということですね!?
一同 （笑）
秋山 パンネロはヴァンの横にずっと付いていくのもひとつの未来として考えられますが、フランのように、自立した女性としてヴァンとは違う道を歩んでいくような、そういった大人のパンネロも見てみたいです。
渡辺 じつは……10年後の話ではなく、これは僕の勝手な妄想と思って聞いてほしいのですが、パンネロが主役の“乙女ゲー”を作ってみたいんです（笑）。
一同 ええっ!?（笑）
渡辺 パンネロが皇帝ラーサーの宮廷でイケメンのジャッジたちと出会っていくという（笑）。
小澤 それ、見たい!!（笑）。
渡辺 ちゃんとザルガバースなども攻略対象になっていて、仲よくなっていくと兜を外して素顔になってくれるみたいな（笑）。
武田 渡辺さんは、妄想レベルの続きの展開など、ときどき教えてくださるんですよ。あの人はこうなったんじゃないか、ああなったのではないかとか。
渡辺 あくまで勝手な妄想なんですけれどもね。『FFXII』の登場人物たちの関係性などは、明確には決まっていないですから。
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