黒子のバスケ 黄瀬涼太

 

 

 

黄瀬セリフ

 

3Q 本気です


「いやー次の相手 誠凛って聞いて 黒子っちが入ったの思い出したんで
挨拶に来たんスよ 中学の時 一番仲良かったしね!」
「ヒドッ!!!」
黄瀬 黒子っち
「いやあの……大ゲサなんスよ その記事 ホント
キセキの世代なんて呼ばれるのは嬉しいけど 
つまり その中でオレは一番下っぱってだけスわ~
だから黒子っちとオレはよくイビられたよ な~」
「あれ!?オレだけ!?」

「ん~これは…ちょっとな~」
「こんな拍子抜けじゃやっぱ…挨拶だけでは帰れないスわ
やっぱ黒子っちください」
「ウチおいでよ また一緒にバスケやろう」
「マジな話 黒子っちのことは尊敬してるんスよ
こんなとこじゃ宝の持ち腐れだって
ね どうスか」
「文脈おかしくねえ!?」


「そもそもらしくねっスよ!勝つことが全てだったじゃん
なんてもっと強いトコ行かないの?」
「…やっぱらしくねースよ そんな冗談言うなんて」

 


 

4Q まともじゃないかもしんないスね


 「どもっス 今日は皆さんよろしくっス」
「広いんでお迎えにあがりました
黒子っち~ あんなアッサリ フるから…毎晩枕を濡らしてんスよ も~…
女の子にもフラれたことないんスよ~?」
「だから黒子っちにあそこまで言わせるキミには…ちょっと興味あるんス
『キセキの世代』なんて呼び名に別にこだわりとかはないスけど…
あんだけハッキリ ケンカ売られちゃあね…
オレもそこまで人間できてないんで…悪いけど本気でツブすっスよ」
「あ ここっス」

「え?」
「ちょ カントク やめて そーゆー言い方マジやめて」
「すいません マジすいません
大丈夫 ベンチにはオレ入ってるから!
あの人 ギャフンと言わせてくれれば たぶんオレ出してもらえるし!
オレがワガママ言ってもいいスけど…オレを引きずり出すこともできないようじゃ…
『キセキの世代』倒すとか言う資格もないしね」

「……どうですかね
まあ確かに…まともじゃないかもしんないスね」

 


 

5Q 伊達じゃないですよ


「確かにありゃギャフンっスわ 監督のあんな顔始めて見たし」

「いてっ スイマッセーンっっ」
「もうシバいてます…」

「こっちもアイサツさせてもらうっスよ」

「女の子にはあんまっスけど…
バスケでお返し忘れたことはないんスわ」
 


 

8Q 行ってきます


「……まさか夢にも思わなかったっスわ 黒子っちとこんな風に向き合うなんて」
「どーゆーつもりか知んないスけど…黒子っちにオレを止めるのはムリっスよ!!」
(なっ!!?バックチップ――!?火神のヘルプでひるんだ一瞬を…!?)
「そんなの抜かなきゃいいだけじゃないスか 誰も言ってないスよ
スリーポイントがないなんて」
「……!!」
(やられた……!!つまり平面は黒子っちが
高さは火神がカバーするってことスか…!!)
「っちっ…」


(黒子っち…)


 

10Q 「人事を尽くして 天命を待つ」


「負け…たんスか?」
(生まれて…初めて…負…)
「あれ?あれ?」
「いでっ」

「…見にきてたんスか」
「帝光以来っスね ひさしぶりス
指のテーピングも相変わらずっスね
つか別にダンクでもなんでもいーじゃないスか 入れば」
(毎回思うんスけど…最後のイミが分らん!!
これが『キセキの世代』のNo.1シューター…)
「…つーかオレより黒子っちと話さなくていいんスか?」
「……」

「…黒子っち
…ちょうどよかった
ちょっと…話さねぇスか」


 

35Q 信じてました


緑間 黄瀬
(あの二人には ちょっと因縁めいた対決になりそうっスね)

(火神を黒子っちの今の光と呼ぶなら 青峰は『キセキの世代』のかつての相棒『光』)

 


 

36Q また…やりましょう


「ん」

黄瀬 セリフ


「もしあれだったら相席でもいっすよ」
「なんなんスかこのメンツは…
そして火神っちなんでドロドロだったんスか」

「オレもうけっこう一杯だから
今食べてるもんじゃだけでいっスわ」
「なんでそーゆーことを言うっスか!?」
「なんの呪文っスかそれ!?」
「緑間っち ホラ コゲるっすよ?」
「負けて悔しいのはわかるっスけど…
ホラ!昨日の敵はなんとやらっス」
「そりゃあ…当然リベンジするっスよ インターハイの舞台でね
次は負けねぇっスよ」

「そースか?」
「変!?」
「まぁ…黒子っち達とやってから 前より練習するようになったっスかね
あと最近思うのが…海常のみんなとバスケするのがちょっと楽しいっス」

「………」

 

 

43Q とれました


「緑間っち!?ってか誰だアンタ!?」
「アホスかグラサンて!そして恥ずかしいからソッコー外してほしいっス!しかも何スかそれ」
「あれスか?見たくないとか周りに言ったけど結局来ちゃったんスか?」
「家真逆じゃないスか
で どースか試合は?」
「青峰っちいないんスか!?」
「まあ今あの二人が決めたじゃないスか 
これからっスよ」

 


 

44Q そんなタマではないだろう


「桃っちスか‥…そーいや青峰っちと幼馴染だったっスね
…って ん?
あの子たしか黒子っちのこと好きじゃなかったスか?
むしろ本気なんて出せねーんじゃ…」

黄瀬 緑間 桃井
「はあ!?気づいてなかったんスか!?バレバレっつーかむしろ毎日アタックしまくりだったじゃないスか!!あれ見て気づかないとか…サルスか!!!」

 


 

64Q 大人じゃねーよ


《容姿オッケー 運動オッケー 勉強もまあオッケー
けど…つまんねーなー
スポーツは好き…だけどやったらすぐできちゃうし
しばらくやったら相手がいなくなるんだよなー…
誰でもいいからオレを燃えさせてください
手も足も出ないくらいすごい奴とかいないかなー
いんだろどっかー
でか出てこいや!》
『なーんて…』
『いってぇ』
『っだよー』
《バスケ…か
まだやったこと…そーいやウチ(帝光)ってバスケかなり強いって聞いたことあるな》

《すっげっ…
あの速さであの動き…再現できるか!?ムリ…いや…頑張れば…やっべいたよ
すごい奴…!!》
《この先オレがどんなに頑張っても追いつけないかもしれない…けど だからいい!
この人とバスケがしてみたい…!そんでいつか…》
『バスケ部入れて…入れてくれないっスか!?』

「ハァ?一言もそんなこと言ってないっスよ?」
「まあ…確かに黒子っちの考え方も認めるようになったっス
海常を勝たせたい気持ちなんてのも出てきた
けど何が正論かなんて今はどーでもいいんスよ
オレはアンタを倒したいんだよ
理屈で本能抑えてバスケやれるほど 大人じゃねーよ!」

 


 

71Q 恐ろしいもんやで

 

「まあ…なんとか」 

「ヨユーっス 信じてもらえねーかもしんないけど 休日(オフ)でも欠かさず毎日走ってきたんスよ?」

 


 

81Q 始動!!!


「センパイッ 『がんばれ』の返信が『死ね』ってどう思うっスか人として」

セリフ 黒バス


 

88Q 走るぞ!!


「あれ?桃っちじゃん!黒子っちと緑間っちの試合見に来たんスか?」
「その呼び名やめてくんないスかね…?」
「そっス センパイ達誘ってもみんな断られて…心細いったらないっス!」
「ま ホントなら負けた相手と並んでみるのもヘンな話っスけど
お互いもうウィンターカップ出場は決まってるしね 一時休戦ってことで」
「いやぁ なかなか面白いことになってるっスよ」

「え?うーん…さっぱりっス!!」
「…まあまず間違いなく後半は点取り合戦っスね
…ただ不利なのは誠凛っしょ
今のところ誠凛に秀徳を止める手立てはない
けど秀徳は誠凛をまったく止められないというわけじゃない
先にボロが出るとしたら誠凛しかない
ま …けどそれは黒子っちがいなかったらの話っス」
「このまま黙ってるはずがない 『キセキの世代』幻のシックスマンは伊達じゃないっスよ」

 


 

93Q 望むところです


「はしゃぎすぎっス 桃っち…」
「ん?」
「黒子っち!?」
「桃ーっち!!」

「あれ!?行っちゃうんスか!?

 


 

113Q 待たせたね


「つーか緑間っち なんでハサミとか持ってんスか?」
「いやとりあえず危ないからむき出しで持ち歩くのやめてほしいっス!」 
「ファンの子から応援メールっス」 
「つーか 呼び出した本人がラストって どうなんスか!?」 

 


 

163Q 誠凛のエース


「そっスか~?別に…思ったこと言っただけっスよ?
実際ここで負けるようならそれまでだっただけっスよ
紫原っちとだって戦ってみたいとは思ってるし
…けどまあ どちらかと言えばやっぱ…負けっぱなしはいやっスからね」
黄瀬涼太


 

165Q もういいや


「オレもゾーンを完全に理解してるわけじゃないっスけど 一つ断言できることがあるっス
ゾーンに入るための最低条件は その競技に全てを懸けていること
平たく言えば バスケを何より好きであることっス
けどそれは 紫原っちに唯一欠落しているものでもある
彼のエネルギー量はオレら5人の中でもズ抜けてる
資質で言えばもしかしたら最強かもしれない
それでも…紫原はゾーンに入れない」
「彼はまあ…それ以前の問題じゃないっスか
…悪いけど」

 


 

169Q そーゆーことだろ


(黒子っちはきづいていた 
紫っちが跳べないことを
けど決して確証はなかったし
あっても信じるにはあまりに低い可能性のできごとだった
それでもなお 一歩も迷いなくブロックへ向かった
諦めるってことを知らなすぎっスよ
…ホント)

「いやぁ…ちょっと昔の知り合いがいたんで…ね」

「オレが帝光のバスケ部に入ってスタメンになったのは中二の頭…
つまりその前には違う5人目がいたんス
そして…最も危険と言われた男
名前は…灰崎祥吾」

 


 

170Q ただのヒマつぶしだ


(いない…か
まあ 
アイツが真面目にアップしてるなんて思ってなかったっスけど)
「っツ…」(……)

「笠松センパイ……
オレちょっとアップきりあげていっスか?」

「どーもっス」
「まぁ…そっスね
名前は灰崎祥吾
帝光でオレが入部する前までスタメンだった奴っスよ
そして……
赤司にバスケ部を強制退部させられた選手っスよ
実力はあったけど 見ての通り暴力ざたがたえず
オレとほぼ入れかわりで姿を消した
…のはずなんスけど
どーゆー風のふきまわしっスか?」
「…火神っち
一つ確認しときたいんスけど…
そのキンパツ美女は誰スか?」
「え!?マジ!?」
「本当に悪いんスけど…この場はここで収めてくれないっスか
状況はなんとなくわかるっスけど
次の試合…どうしてもやらしてほしいんス
灰崎はオレは責任もって倒すんで
キセキの世代なんて名にこだわりはない…
昔火神っちにそう言ったっスけど
それでも あんたみてーのにホイホイやるほど
安く売ってねーよ 
ショウゴ君」

「トーゼンっス!!」

 


 

171Q オレのもんだ


「もっと本気でこいよ
それともさっき言ってたことは口だけっスか?」

 


 

172Q ジャマすんじゃねーよ…!

 

黄瀬 灰崎
『だからー スタメンの座を賭けて勝負してくれ っつったんスよ』
『だから今勝つつもりってことスよ
他の4人ならまだしも…
ショウゴ君ぐらいならそろそろいけるっしょ』

(技のストックも底をついてきたってのに
くそっ…足も…)

「黒子っち…」


「…勝つ前に言っとくけど ショウゴ君さぁ…
カン違いしてるよ あの子のこととか
勝手につきまとって彼女名乗られてうんざりしてたんスよね正直
プライド高くて話は自慢ばっか
モデルとつきあってるってステータスがほしかっただけなんスよ あれは

見た目だけでうじゃうじゃ群がってきたバカ女のうち一人とったくらいで
調子のってんじゃねーよ」

「女だの肩書きだのほしけりゃくれてやるよいくらでも
んなことより大事な約束があるんスよ オレには」

 


 

173Q やめとけよ


「言ったはずっスよ ジャマすんじゃねぇって
勝つのはお前じゃない オレだ!!」

 


 

180Q 似てんなお前らと


「…え!?」(ボールを持っていないのに…)

「……こんなの 今までの緑間っちだったら考えられないっスね…」
「緑間っちは本来 絶対の自信を持ったシュートしか撃とうとはしないっス
けど今のシュートはパスがどんなに正確でも
通常のシュートよりやはり精度は落ちる
いくら赤司っちに勝つためでも…
外れる事を覚悟したシュートを撃つなんて
よっぽどチームメイト(仲間)を信頼してねぇとしないはずっスよ」

「緑間っち…」

 


 

183Q さあ行こう


「ヘイ!」
「宣戦布告ってヤツっス」

 


 

184Q 先手必勝!


『大ー丈夫っスよ!!
これも黒子っちの熱心な教育のおかげっスね!』

「火神っち
あの日 生まれて初めてゲームに負けた悔しさ
今日まで一日でも忘れたことねぇっスよ
けど…おかげで一つ気づいたんス
オレやっぱ バスケが好きっスわ
それこそ オレのすべてを懸けられるぐらいに
だから もう絶対負けねー」
「んん?」
「………」
「黒子っちも…同意見ってカンジっスか?」
「…え″!?そこまでハッキリ言われるとさすがに…」
「…まいったな
良いイミ…どころか 最高に燃えるんスけど そーゆーの!!」

「試合前に火神っちが言ってたことで 一つだけ心外があったんスわ」
「誰がいつ丸くなったって?」

 


 

186Q 出番よ!


「あーしんど…!
とりあえずちょっと休憩っス」
「やっぱ あの人らのコピーはマジしんどいんスわ
始まってすぐブッ倒れるわけにもいかねーし
試合はまだまだこれから 
後にもお楽しみはとっとかねーとね
…けどま」
「目的は十分はたせたっスよ」
「主導権 もらった…!」

「フルドライヴ→フェイダウェイ またなつかしい技っスね…!
まあ あん時より数段速いけど…
でも――」

「まさかここまで隠してきた秘密兵器
…は ねーか」

 


 

187Q 仲間がいるでしょーが


「ハッ 望むところっスよ!」

「なんだ こないんスか?」

「ふぅん…」(なるほど…)

 


 

188Q 言うだけヤボだ


「期待してるっス センパ
いてっ」

 


 

189Q 真の光


(コイツ…
エンジンかかってきたみたいっスね
つか…改めて向き合うと前とは別人じゃん)
「おもしれえ……」

「アイツはまかせてほしいっス」

「今度も止める」

「こんにゃろ…!」

 


 

190Q だから全力でやる


(初めて会った時から うすうす感じていた)
『よし やろっか!いいもん見せてくれたお礼』
(その後 戦ってみて それは疑念に変わり 今 完全に確信した
コイツは 「オレ達(キセキの世代)」と同種だ
言わばオレ達とは全く違う道をたどった「キセキの世代」
だからこそ強く想う これは本能だ
コイツだけには絶対……負けたくない…!)

「っ……わかってるっスよ…」
(そうだ とり返す…!ぜってー負けねー!!

「なっ!?」

(くそっ…!!)

(くそっ…まだだ!まだ戦える…!こんな形で終わるなんてダサすぎっスよ
コイツ(火神)にだけは絶対…
負けたくな)


「はぁ!?ちょっ…なんでオレなんスか!?今抜けたら」
「ちょっ センパイまで…大丈夫っスよ!ホラ全然元気っスから!」

「…いやあ バレてたっスか…
けど…!やらせてください!こんなもん気合でなんとか…こんな形で負けるなんて絶対…」
「…え?」
「くそっ!!」

 


 

192Q なんか文句あんのか


「お願いします監督オレを出してください!!
火神(アイツ)を止められるのはオレだけっス!!違うんスか!?」
「そんなっ…今のままじゃその時がきても
手遅れになってるかもしれないじゃないっスか!?
森山センパイもなんか言ってくれないんスか!?」
「笠松センパイ……?」
「…ったく!」
「は!?ちょっ…なんでな」

(ホント体育会系っつーか
……そういえば海常入った時もこんなカンジだったっスね…)
『オレっスね じゃーせっかくのトリだし… 
一年黄瀬涼太っス!!趣味はバスケ 特技はカラオケ あ 逆だった 
帝光中出身!!ポジションはどこでもオッケー!!
モデルの仕事もやってるから練習あんま出れないかもだけど ヨロシクっ』
『いってぇ』
『ちょっ…スカウトされてきた期待のルーキーにこのしうちはなくないっスか!?
 せっかくテンションあげめでいったのに…』
『……』
『苦手なんスよねーそーゆーカタ苦しいの 
一・二年早く生まれてきただけでそんな偉いんスか?
それにバスケもたぶん オレの方がうまいんスけど?』
(イバってるだけじゃないのはわかったけど 納得したわけでもなかった
ただなんとなく 海常の黄瀬ってのは気に入った)

 


 

193Q ナメんじゃねぇ!!


「くそっ…」(頼む…オレが戻るまでなんとか…)

「センパイ!!」

 


 

194Q 勝つために


「監督!やっぱりオレを…」

 


 

195Q 最高潮(クライマックス)だ


(…頼む!がんばれ…がんばれみんな…!!)

『I・Hの桐皇戦…負けたのはオレのせいっス…』
『…すんません…でした』

(オレは…)

「いやっス オレは出る…!!」

「監督 エースはチームを勝たせるのが仕事っスよね
今行かなきゃエースじゃない
もし行かなかったら絶対後悔する 
だって オレこのチーム…好きなんスもん」

「了解っス」

 


 

196Q 一瞬も気は抜けなそーだ


(そう…エースはオレだ…
そして チームを勝たせるのがエース
もう二度と負けたくない)
(負けさせたくない)
(オレが海常を勝たせる 誠凛に……)
(勝つんだ!!!)

 


 

197Q 飲み込まれるぞ


「黒子っち…」

(…どーゆーつもりっスか?バレバレっスよ今さら
後ろに火神っちがひかえてる
狙いはおそらく前やった時と同じ
わざと抜かせて火神っちで止めてからのバックチップ)   

(けどそもそもそれも一度破った)
「…まさか 前と全く同じなんてことないっスよね!?」

「……何をしてこようがムダッスよ
今のオレは誰にも止められない」

 


 

198Q 今度こそ


「いっ…」

(ちがう…ワザとなんかじゃない…コイツは……ただ必死なだけ)

 


 

199Q 至難の業だ

 

黄瀬 火神
(この表情…やっぱり何か企んでるっスね…!)

 


 

203Q 最高の選手です


「完敗…っス!」

「まじで二回も負けるとか…もう文句もでてこないッス
…でも けっこう気持ちいいかも
全力でやったから敗けても後悔はないってやつかな」

「あーあ… でもなんつうかなー 
やっぱ自分一人で勝っても意味ないんス
昔だったらその言葉だけで有頂天になったろうけど…
今はどう聞いても皮肉にしか聞こえないッス」

「次は絶対海常が勝つ 来年またやろう」

「うっ…」
(今になって脚が…でも もうどうでもいいや
全部もう 終わったんだ)
「…センパイ」
「うう…ほんとに勝ちたかったッス~…」
「オレほんとに みんなと一緒に勝ちたかった…」

 

 

 

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