アスリートではなく、普通の50歳代男性の脚を例に観てもらいます。



左膝はかなりひどいO脚(内反膝)です。
両足に同じくらい(均等に)体重をかけて立ってもらうと、左足は水色の線のような状態になります。踵の骨は右と変わらずほぼ真っすぐに立っていますが、踵より前の骨が内側に崩れてきます。その上にある脛の骨は、逆に外側へ傾き、その結果膝が外へと張り出したO脚となります。

歩くと、左足を床についてからの過回内の動きと、脛が外へと倒れ膝だけでなく体全体が左側へ揺れるのが観察できる。
膝だけが問題なのではないことかわかるだろう。