そういう日 | 山派の手帖

山派の手帖

ZC33S+CRF450L

先日から続いた遅い仕事が終わり、一息。

しかし深夜作業後の体調回復が遅いなぁ。

老いを確実に感じてしまうよね・・・



バイクに乗ると気分だけは若返る。

気持ちいい朝。すっ飛ばす。調子に乗って。ほしたら





いやー・・・死んだと思った。いや死んだは言いすぎだが、あ、骨折れたか!?とコンマ何秒か考えた。

なんちゅうことない道。陰影の付いた地面の大きめな岩に気付かなかったですね。思いっきりフロントで跳ね飛ばしてノーコン。そのまま落車でした。

後頭部も強く打ち付けたが、特には何もなかった。冗談抜きで目が覚めた。





広場に出て身体及び車体の確認。大きな問題はなし。





岩に打ち付けた後頭部に傷が。しかしヘルメット様々だと思う。あり得ないがノーヘルなら死んでるわ。

そして思いの外ハンドガードが大きく歪んでしまった。

これ家家って修正したのですが、まぁ曲がらない。いかに一瞬の衝撃が強かったかがよくわかりました。

走行不能とかは無かったので続行。反省してペースは落とす笑





以前草ボーボーで走行困難でしたが、車かバイクかわからんが、走ってくれてたおかげで通りやすくなりました。






ここが抜けれるとバリーションも増える。そのまま登る。





この辺りは誰も来た感じの気配がない。荒れまくっている。





こう深い森の中に置いて、しばし散策も良いものです。なんせいい運動になる。気持ちも良いしね。マダニなんかの怖さもあるから、ヤブの長居は禁物ですが。

そういやここの道すがら落とし物が。





なんのカウルだろうかなこれは?青いからヤマハ?

カウルイントロドンだよ。全く分からんが、落とした人は取りに行ってください笑





ほんと草がぐんぐん育って高さが出てきました。お陰で景色が見にくくなった。





何度走っても思うが良いコース。





何の変哲も無いが、良いものです。そしてこの辺ですでに朝一の大転倒は忘れた笑





久しぶりに船戸の方も。縦横無尽に広がっているから、あんまり正確にルート取りしなくても、ダートのみで80kmぐらいは余裕です。





小田スキー場近くに面白そうなところがあったので入ってみます。作業道だねこれ。





一気に標高を上げる結構な斜度を登る。涼しい。





かなり頑張って登ったが、これ以上は無理。





緊張感が凄かった。帰りその緊張の糸が切れて・・・





転倒。

これは曲がりきれんな~と足を付いた所がまるで極上のスフレケーキの如くホロホロと崩れてしまった笑

そしてワシ自身は下の段に転がり落ちるという実に笑える状況である。

良いトシしたおっさんがギャー言いながらゴロゴロ転がるのだ。笑える。

そして逆バンクな上にハンドルがスフレ地面に突き刺さるというこれまた最悪な状況。

当然よくあるバイク引き起こしの方法では起きません。

ワシがよくやるのは先ずブレーキロックをして





これね。前輪が転がらないようにします。坂だと岩も配置しながら。

そしてこの動画のような起こし方です。ワシもずっとこの方法ですね。





それでも今回のような急勾配のヌメった逆バンクなんて最悪の状況ですが、これが起こせなくなったらCRF450Lオフロードバイク人生は終わりです。

今のところはまだなんとか。


そして撤収・・・と思ったら異変に気がついた。

サイドスタンドが上がらないというか下がる。あぁまたかと見ると





スプリングの引掛け部分が破損して脱落していた。

先程の転倒の当たりどころが悪かったか。勘弁してくれーと思わず叫んでしまったがしょうがない。





エマージェンシースタンドを立てて応急補修。前回トラブルの教訓から






ワイヤーツイスターを携行してます。ワイヤーだけ持ってても案外ビシッと締め上げられないんですよね。

これはニッパーも兼ねれるので、ソロ車載工具におすすめです。嵩張らないし。

これにて帰宅できました。

もうちょい走りたかったが、この日非常に暑く、いくら涼しい小田の山中とは言え、完全に心も折れた笑

サイドスタンドは補修するか純正に戻すか考え中。

帰宅後オイル交換。






今日も色々あったが笑、良い一日。