本日リリースです。& 取り付けに関してのご質問。 | ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様こんにちは。

O2センサーケーブルの不具合から、遅れていた排ガス試験を合格したのが6月10日、そこからリリースまで1ヶ月足らずの期間でしたが、長らく皆様にお待たせしていた2021-CB125R用(8BK-JC91)用フルエキゾーストが本日からリリースとなります。

 

昨年10月下旬にJMCA認証試験は合格していた事もあり、ある程度準備は進んでいた事もありますが、JMCA事務局に登録申請を受理されてから約3週間での新製品リリースは、間違いなく弊社では最速リリースとなりますね~(笑)。

そして本日午前中のうちにご予約を頂いていた商品は各販売店様に向け全て出荷を完了しました。

改めましてご予約頂きました皆様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

お手元に商品が届くまで今しばらくお待ち下さいませ。

 

さて現在ご検討中の方からご質問を頂きましたが、最近似た内容のご質問が多いのでこちらでも少し紹介させて頂きます。

ご質問内容は「整備未経験、バイクの知識も無いのですが、マフラーを交換してみたく、マフラーの取り付けに関して自分で出来ますか?」といった内容でしたが、基本的に車載工具ではなくバイク専用工具をお持ちでなかったり、バイク整備のご経験が無い場合は、ご自身でマフラーを交換するのではなく、バイクをご購入されたショップ様や各量販店様でのマフラー交換をお願いしています。

 

CB125Rの場合はむしろ純正マフラーを取り外す方が時間が掛かるかも?ですが、外装の脱着はアンダーカウルのみとあって比較的簡単なマフラー交換の部類にはなります。

 

それでも整備経験が無いと、取り説を読んだつもりが取り付けに焦って余裕が無い事から、例えば車体との干渉確認等を怠ってしまったり、O2センサーのカプラーを挿し忘れてしまい警告灯が点いてしまったりと、不慣れから来るちょっとしたミスを引き起こす事例をよく耳にします。

 

車体との干渉確認に関しては、そのまま放置すると例えばスイングアームとサイレンサーが干渉してキズが入ってしまったり、あるいはアンダーカウルが干渉するとマフラー熱で溶けてしまったり等の不具合が発生します。

O2センサーの挿し忘れの場合は、点いた警告灯ランプを解除する必要がありますが、それには専用の診断機が必要になり、エラー解除に費用が発生したりします。

昔はバッテリーケーブルを一度外して繋ぎ直すみたいな事で簡単に解除出来ましたが(笑)、今のバイクはOBDがしっかり仕事をしていますので、ランプを点灯させてしまうとなかなか厄介です。

 

私達は当然ながら、マフラー交換に慣れている、手順を理解している人なら簡単な部類の作業ではありますが、専用工具も無くて整備経験の無い方でしたら純正マフラーを外すだけでも時間を要すと思われますし、またマフラー装着に万が一不具合が発生したまま走行すると、大変危険な事故の要因にも繋がりますので、その点は十分ご理解頂いた上でご判断頂けたらと思います。

 

Youtubeの動画でマフラー交換作業の手順を紹介した動画を見かけますが、その6~7割程度は個人的にはおススメ出来ない内容の動画だったりしますので、あまり自信の無い方は無理に挑戦せず、バイク屋さん等、プロの整備士にお願いして安全安心にバイクライフを楽しんで頂けたらと思います。

 

以上長々と書いてしまいましたが、整備経験のある方に教えて頂きながらのマフラー交換は、それだけで良い経験にもなり、ちょっとした事がバイクの知識にも繋がるので挑戦して頂きたい気持ちもあります。

私自身もそうした経験を経て今がある様に思いますが、上記を踏まえて慎重にご判断をお願いしたいと思います。

 

それでは皆様におかれましては良い週末を。