新型Ninja250(2018)と 2013Ninja250との比較 | WR'S ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

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日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様おはようございます。

 

昨日はあまりの蒸し暑さにTシャツで出勤しましたが、今日はポロシャツだと少し肌寒くて、何だか良く分らない大阪の朝です。

 

来週からフルエキゾーストの開発に入りますが、ベンチテストのその前に、構成部品を準備する必要がありますので、まずはノーマルマフラーを外して寸法チェックから始めます。

 

新型Ninja250のエンジンは、それまでの2013年Ninja250のエンジンから一新された事もあり、予想通りというかフランジや排気ポートにささる口金と呼ばれる形状が別物となっています。

 

エンジンがコンパクトになった新型Ninja250は、当然ながらオイルパンの形状も変更されており、2013Ninja250の場合は、マフラーが左側から取り回しされていたのが、新型Ninja250ではマフラーがオイルパン右側を通るレイアウトに変更されています。

 

因みにこれが新型Ninja250です。

そしてこちらが2013Ninja250です。

こうやって見るとかなりエンジンやオイルパンの形状が違うのが分りますね。

 

そして新型Ninja250はマフラーがこの様に右側を通っているのに対して2013Ninja250はというと。。。

 

オイルパン左側から回り込み。。。

 

少し分りにくいかも知れませんが、オイルパンの左側を通って右側にパイプレイアウトする事になります。

 

因みに上の写真は2013Ninja250のフルエキ開発時の物ですが、装着写真はこんな感じとなりますね。

 

マフラー全長という事で言えば、新型Ninja250と比べて2013Ninja250は長さ的にはかなり長かった事になりますね。

当然ながらこの寸法は、「31ps/11,000rpm」という、2013Ninja250のエンジン特性に合わせての事ですがこの時のエキパイ径は新型Ninja250より細く、そして長かったです。

 

2013Ninja250用フルエキ開発時にはノーマルの特性を見た上で、エキパイ長は短くした方が良いと判断し、結果その判断は間違っていませんでしたが、高回転型となった今回の新型Ninja250のエキパイ長は、パイプ径も含めて当時私が採用した寸法とほぼ一緒の寸法となっています。

 

当時採用したエキパイ寸法と新型Ninja250のエキパイがほぼ同じという事に特別な意味はないのですが、当時の開発ノートを見ると全く意味が無いとも言えないリンクを個人的に感じたりしています。

 

2013Ninja250は、街乗りにおいてもレースにおいてもエキパイ長を短くする方が特性が良く、当時のアジアチャンピオンシップAP250を戦うNinja250のレースマフラーは更に短く、レイアウトを右側に出すとオイルパンが邪魔&エキパイが不等長となるリスクを背負ってもマフラー全長短くする事で戦闘力のあるマフラーにするという手法を採用してるアジアチームが多かったですね。

 

こうする事でストレートはバカっ速でしたね(笑)

※ 因みにバイクの理解度は年々深まるので、去年までのNinja250のAP仕様のマフラーがどうなっているのかは分りませんけど、2016年に見た時は依然短いタイプを採用してるチームが多かったです。

 

話を新型Ninja250に戻しますが、全く違う型式となり高回転型になった新型Ninja250のマフラーレイアウトがオイルパンの形状変更によりマフラーが右側を通るレイアウトになったことに関しては、マフラー開発をする上でレイアウト的にも自由度が大きくなったので何をするにしてもやり易くなったのではないでしょうかね。

 

まぁ、妄想しながらフルエキに必要な関連パーツの製作をしていきたいと思います。

 

 

それでは皆様は良き週末を。