アメリカ製で、月の石を持って帰ってきたケースとして著名なゼロハリバートン

 

 

2006年に日本のカバンメーカ(エース社)に買収されて、しばらくの間は金具とかがどんどん安っぽくなっていったのが、

ゴルフ用品向け強化の方針変更と再び高級路線で押してきている。

 

自分は アタッシュケースはゼロハリに比べてはるかに軽いリモワを愛用してきていたのだが、

 

10年ぐらい前、ゼロハリの神通力も潰えたのか?、

ほとんど未使用品の、米国製時代のゼロハリの中古が投げ売りされていて、買い込んでいた。

 

たまに使うのだが

今は利用が革のバックが多くなっている、(か ナイロンバック)せいか、

やはり重い ということで、出番は少なめ。

 

また

ぶつけたり へこんだりと傷がつくとそれが味になる感じの 「リモワ」に対して、

それはどうかな?と思わせる「ゼロハリ」、、という感じで

 

使う場所や使い方を気にするアタッシュケースとなっている。

相変わらず シールをべたべたと貼って、恥ずかしいことおびただしいのだが、、、

 

このゼロハリ('93年製) P4という製品に使われている ラッチ金具は 

非常に手が込んでいて、精密に作ってある。

(風神 雷神シール  ホウエツタイプ 笑)

 

 

最近のエースゼロハリでも品質が高くなったと言いながら

こんな凝った作りにはしていず、それらしくはなっているものの、

相当簡略化されていてる

 

所詮

どんなに錠を強くしても、電ノコで切るなりなんなりすれば どうしようもないので、

それで良いと言えばいいのだが、

 

この精密なラッチ錠とその動きを見るだけでも、

買ってよかったなーーと思わせるものがあるのだった。。

 

ゼロハリの買収前の中古は総じて 程度が良いのが、ACE社製の中古とそう変わらない値段で出ているが、

 

買うなら、この時代のほうが絶対いい。 

 

傷が付くと ちょっと、という前述の理由から、

程度の良い中古の値段もいまだに安い。

もったいない話だと思うのだった。