先日 テレビで日本の半導体産業の再生みたいな番組をやっていた。

 

90年代前半まで栄誉を欲しいままにしていた日本の半導体産業は、凋落著しく

このままなら、あと数年で世界シェアがゼロになってしまうという話で、

 

それに対してどうしていくのかという番組

 

そっかーー、日本の半導体が強い なんて、

もう昔々の話だったんだなーー、と納得。

 

特に 半導体回路の線幅が、今や2ナノメートルを実現しつつある中で 

日本はそれを作れず、技術は20ナノメートルで止まっているのが、、ちょっとショックだった。。

そこまで遅れてんだーー という感じ。。

 

 

ただ、

日本が強いと言われた半導体の黄金時代でも

当時の技術は、

 

 既にあった技術の、より高容量、小型化という

ブラッシュアップを日本は行うのみで

決して 独創的な半導体が作れていた訳では無かった。

 

現に、

そのころのCPU等、頭脳と呼ばれるような部品は全て海外製。

 

携帯などモバイル製品が台頭し始めると 

半導体1個内に コアCPUと周辺機能を入れ込む

システム半導体が主流になり、

 

有力なCPUコアを持っていない日本は苦戦、しかもそれを制御する基本ソフト(OS)においても、

ITRONの後釜が上手く育たずに 結果敗退、ずるずるシェアを落とし続けていった。

 

日本製OSの誉、ITRONも、基本性能は良かったものの、肝心の日本では大切にされなかったため

基本的に無料である事もあり普及はしたが、

CPUの性能が上がるのにつれて、制御する事が多くなったOSとしての機能は満たすことが出来ず、

 

結果リナックスに敗退。

 

円高も重なり、

 

もうすっかり 日本製半導体のシェアや 地位は

地に落ちてしまった、、ということだったと記憶している。

 

 

半導体製造装置や材料で 日本がいまだに優位というのも、

 

半導体の材料は 昔からずっーとシリコンは変わらず。

それの製造 歩留まり上げたり、ウェハーを大型化したりという構造も基本的に全く変わらない。

 

つまりブラッシュアップしていったら、生き残れたという構図だとおもうので、

 

いつもいう

「独創的なアイホンは生み出せないけど、中身のレガシーな部品には 使われてるっ」ていう図式がそのまま当てはまる。

 

日中の二大 半導体王国に挟まれ、

安全保障上どちらと組むのが得かという話も出ていたが、

 

CPU等の先端技術がアメリカにある以上、アメリカと組むのが得なのは自明と思っている。

 

 

本当は、日中がバチバチ 前方でぶつかってる 両方の背後で 半導体の素材 製造装置提供の、

後方支援をしたいところなんだろうが、

 

そんな狡猾な事、日本は出来ないだろうなーー。

 

ひとが良いからなーーー(悪い意味で、、、、)

 

 

番組中 ゲストが

「技術は 日本 でしょーー」と言っていたが、

 

ああなるほど

これが「日本病」かと思ったのだった。(もちろん自分もその一人)