今は古い時計が本当に高い。。。 

三針式の、ちょっと前までなんでもなかった時計が、この数年で価格が数倍~に跳ね上がっている。

 

舶来( ゚Д゚)時計は、もう買えないや。

と、

 

円安もどんどんすすみ、いよいよ3等国になっていく極東の一市民は嘆息するのだった。。。。

 

そのうち

昔の「イギリス病」ならぬ 「日本病」とこの時期の日本が言われる日が来るのかも、、、、、

 

という訳で、

買う事はもう少ないのだが、それでも時計は車同様 整備していないといけない訳で、、

 

馴染みの時計士さんが失踪状態 笑 の為、

ここしばらく 別の時計士さんにお願いしている。

 

 

ここも創業者は引退し、

経営者が変わり、名前も変わってしまったのだが、

幸いに、

腕の良い職人さん を事前に引っ張ってきて経営者に据え、他の職人さんもそのまま残っている事から

安心してお願いできるのだった。

 

取ってきたのは、セイコーの60年代 黄金時代の セイコーマチック ウィークデータ

この頃の日本製品は モデルチェンジと細かい仕様変更が本当に多くて、

 

なんか同じ商品名なのに一体何種類あんの?

という感じが付きまとう。

 

発展途上国にありがちなというか、日本人の偏執狂的細部へのこだわりというか、、

 

「よりよくしたい」という ほぼ"行きすぎな思い"が、ロットごとに形違うんでないの?という

激しいモデルチェンジを呼び、それが逆に 商品価値を下げているような気もする。

(今となっては、コレクターによる 細部違いの全種類こ制覇 みたいな感じになってるのかもしれないけど、、、、、)

 

この時計は、ウィークデータとしては中期型で、

文字盤がコストダウンで植字部分が減り、社名ロゴとかプリントになっている。

まだ「SEIKO」マーク前で筆記体のプリントロゴがカッコいい。

石も 多少減らした26石 (元 33石)

↑ この方のブログがもんのすごく詳しいのでコピペ
 

6206キャリバーの 8990という時計だ(6206-8990)。1964年式?

 

正直 自分はこの後に 確立したって言われてる セイコーデザイン

針がごつくて、ラグがガッチリして一目でセイコーと判るデザインが好きじゃない。

 

なので 

キングセイコーも グランドセイコーにも興味はなかったが、この時計は別。

 

過渡期のデザインで、ごつさを感じさせない柔らかな感じのケース

 

高級感をこれでもかと見せつけるための ギンギラの植字類が省かれ、

もとの瀟洒な筆記体のロゴがきちんと目立つシンプルな文字盤。

 

多石競争でこれ見よがしに 何十石 だのと言わない 26石(それでもまあ多いわ)

 

全体にすごーくバランスがいいなーと思っている。

 

3時に日付6時に曜日と、別々に表示されているのも好き。

 

 

もう60年近く前の時計で、

結構 ケースに磨きが入っているのかも知れないが、

 

当時のサテンや ヘアライン仕上げより、この全体にまあるい柔らかい感じが

 

モダンで 元々の基本デザインよく見せている気がして好きだ。

 

当時の大量生産品で、皆が買い求め、普段使いでハードに使われ、防水も不十分な頃のなので、

程度が良いというのは少なくなっていると思う。。

 

まだ今の 相場は数万の初めの方だが、、またすぐに値段あがってくるんだろうなーーー

とぼんやり思うのだった。。。